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先月(2017年8月)

HKさんのレビュー一覧

投稿者:HK

1 件中 1 件~ 1 件を表示

私たちの年代が生きていくには。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は、励まし言葉の本が嫌いです。
きっと明日は晴れるよ。とか、弱い自分も愛してあげて。なんて言われたら
「青い! 寒い! バカにしやがって!」と反発してしまう性質の人間なのです。

でもどうしたことでしょうか。吉井さんの本は違うのです。
確かにそういうニュアンスの言葉もあるのですが、単に甘いだけじゃない、
救いようのないリアルな言葉が、時々、色濃く心に刺さるのです。

たとえば、62ページなど。
 ほんの少しの勇気が あなた達を変える。
と、ここで終わってたら、ほんとにどうしようもなく嫌なのですが、
 さあ、いけ。
と、結ばれるのです。
このひとことの力です。見事です。

このひとことが、排他的詩人ではなく、ひとりの人間の「ことば」として
響くのです。
それはきっと、吉井さんが、きちんと他者と関わって生きているからだと
思うのです。
人や物事に対して真摯に向き合うことができる人なのだと。
憶測ですが。

特に、「すくすく。」「たいせつ。」「なたなら。」を読むと、
本当に泣けてきます。
月並みですが、共感できるのです。心底。

もういい加減、90年代的なものの見方を止めませんか。
私たちは、ふりだしに戻ったのです。それをもっと自覚するべきです。
世界平和より、目の前にいる人のしあわせを願いましょう。
政治ニュースに文句言うより、日々のごはんをもっとおいしく、大事に
いただきましょう。
吉井さんの本は、そんなことを気づかせてくれます。

私たちの年代が生きていくには、リアルな言葉が必要なのです。

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