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先月(2017年4月)

坊の内さんのレビュー一覧

投稿者:坊の内

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本クライマーズ・ハイ

2004/03/12 13:16

まだ読んでないことの幸せ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミステリーだと思っていた。何の先入観も持たずに読んだ。予想は見事に裏切られ、物語の世界にはまってしまった。
新聞社に勤める中年記者の物語だった。ある事件を中心に据えて、社内抗争、家庭問題、そして友人との関係。最後までミステリーではなかった。拡大解釈すればミステリーに入るのかもしれないが、しかしこれはそういう話だとは思えなかった。作者の思い入れが詰まった、熱い小説だった。そして物語の続きを追い求める自分を止めることが出来ない作品でもあった。

 直木賞の最終選考で受賞を逃し、その選考過程が話題になった彼の作品「半落ち」は、様々な波紋を呼び、それが原因で以後の直木賞受賞を拒否すると宣言することにもなった。もしあのようなことがなかったら、この作品で直木賞を受賞していただろう。それほどまでの作品だった。

 自分には、中学生の息子がいる。反抗期を迎え、愛想の良くない子供になってしまったが、小学生の低学年までは「お父さん」と言ってじゃれついてきた息子。愛息である。
 男の子を持つ男親が読んでないなら、これから息子を持ちたいと思ってる男性が読んでないなら、自信を持っていえる。
「幸せだなあなたは、これからあの本を読むことが出来るのだから」

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