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日和さんのレビュー一覧

投稿者:日和

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本終業式

2004/07/18 23:03

大人になるってこういうこと。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文庫本にしては厚い方なのですが読み始めるとあっという間に読めてしまいました。
全てが誰かが誰かに宛てた手紙やFAXで構成されているため会話などはありません。
しかしそれがとてもいい味を出していて、読んでいく内に人間関係が明らかになりとても楽しく読めました。
先生の悪口、好きな男の子やみんなに人気のある女の子、文化祭など高校生だからこその話題に始まり、大学、就職、そして結婚。
どこにでもいるような平凡な男女の大人になっていく姿がわくわくさせる形で描かれていてとても魅力的な一冊でした。
誰もが通ってき道を描いています。
こういう時が自分にもあったと懐かしくなる人、今まさにそのまっただなかにいる人、そしてこれから高校生活を送る人。
読む人によってそれぞれいろんな感じ方、受け取り方ができると思います。
しかしこの本を読み終わった後大切な誰かに手紙を書きたくなることは間違いなしです!!

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紙の本チルドレン

2004/07/18 10:27

奇跡を起こす男。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前から表紙にひかれ読みたいと思っていた一冊。
どのような話なのかも全く知らずほとんど予備知識のない状態で学校の図書館から借りたました。
まさかこんなに爽快な話だとは思っていなかった。
主人公ではないのだが、どの話にも出てくる陣内という常に根拠のない自信にあふれた男。
かれのやることはいつだってめちゃくちゃだし、何を考えているかなんて分からない。
屁理屈ばっかりだけど、時々心にぐっとくる真面目な一言がある。
どんな状況にも動じずにやりたいようにやる。いつもそればっかりでは困ってしまうがたまには私も彼のような振舞いが出来たらなぁと思う。
この本に収められている短編はどれも読み終わった後なるほどな〜っと納得させられ妙に心の中がすっきりする。
一冊全部そういう話を書ける作家ってなかなかいないのでは??と思う。
伊坂さんの話をもっと読みたくさせる一冊だった。

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綺麗な涙を流す事ができました。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「死ぬ」ということはどういう事なのか。
死んでしまったら人はどうなるのか。
死に対して人は様々な考えをもち、そして時には恐怖すら抱くと思います。
この物語の3人の主人公達も、「死」に対し興味をもち、その結果近所の今にも死にそうなおじいさんを観察し始めます。
子供と触れ合う事によって、口には出さないけれど毎日が楽しくなった老人。
また老人と触れ合う事で学校や塾では学べない生きていく上で大切な事をたくさん学んだ子供達。
そんな老人と子供達の一夏の物語です。
「死ぬ」という事で、一人の人生は終わってしまいます。
しかしその人が生きた証というものは生き残った人の心の中に残ります。
そうやって多くの命が残りの人の中で生きる。この大きな流れがこの世界を創っている。
この物語によって死というものをただの悲しむべきもの、怖いもの以上に、自然の流れとし、前向きなものとして受け止める事ができるようになりました。
一つ一つのかけがえのない命の終わりの時にその意味を見出せるようなきがする。
ラストは純粋に涙がこぼれ、読んだ後には、哀しいだけではない温かい何かが心の中に残りました。
とても素敵な物語です。

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紙の本すべての雲は銀の… 下

2004/07/20 16:50

完成度の高い作品!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

村山さんの本は感情移入しやすく、また抵抗なく読めて以前から好きでした。
そんな中でも私の一番好きな本です。
たくさんの登場人物が出てきて、それぞれ全く違う性格で全く違う悩みをかかえているのですが、どの人物も憎めなくて、時々ハッとするような台詞をいい考えさせられます。
人は全く違う境遇にいる。そんな中で私からすれば何が幸せなんだろうか。という人もいる。
しかし『幸せ』なんていうものは他人のものさしではかれるわけなんてなくて、
たとえどんなに不幸に見えても本人にとってみればそれはとても幸せな生活なのかもしれない。
私にとっての幸せが必ずしも他人にとっての幸せだとは限らない。
当たり前だと分かっているようで実は忘れやすい「幸せの基準がそれぞれ違うという事」を改めて感じさせられました。
どの人物もいきいきとしていて実在しているかのように感じてしまう。
素晴らしい物語でした。

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