サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. ふぉあぁさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

ふぉあぁさんのレビュー一覧

投稿者:ふぉあぁ

12 件中 1 件~ 12 件を表示

裏切り涼山

2009/10/29 16:16

ああ、あっぱれ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戦国時代、秀吉は毛利との戦いの初端、播磨の別所家三木城を攻める。
毛利を頼みと籠城をする別所家に対し、秀吉の軍師竹中半兵衛がとったのは、調略による開城策。

動きの少ない籠城戦なのに、人それぞれの想いが大きなうねりをうみ、鮮やかに壮大なドラマを描きはじめます。そして、最後の最後まで読み手の気持ちを離しません。
読後感も、「ああ、あっぱれ武将もの」と、大きな満足感が得られました。
高橋克彦の陸奥シリーズ、隆慶一郎の一夢庵風流記などと同じワクワク感を感じる小説です。

満点つけちゃいます。(^^)v

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本自転車少年記

2004/10/26 08:43

私はロードマンに乗っていた。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は、中学高校生のときにロードマンに乗っていた。
私は、中学高校生のときに自転車旅行をしたことがある。
私は、中学高校生のときの初恋のことをいまでも思い出せる。

どれか一つ当てはまる人は、この本を読むべきです。 いや、読みなさい。 ぜひ、読んでください。

久しぶりに、寝る間を惜しんで本を読み切りました。
そしていま ある種の高揚感というか、興奮が冷め切らないまま、この記事を書いています。

初めて補助輪を外したときのことを
自転車に乗って、はじめて隣町へと冒険に出かけたときの 高揚感を、
漠然とした未来への夢と何ともいえない不安感とを抱いていた あの日を、
女の子と話すことでもドキドキした あのときを
そう あのときを いまこの本は私に思い出させてくれたのです。

この物語は、私とは全く異なるシチュエーションであり、物語の中の出来事には 私の想い出と一致するものは無いのですが、場面場面での主人公の想いが一々あのときの私の想いと一致をするのです。
物語に共感するのでは無く、自身の想い出が物語に触発されてフラッシュバックする そんな感じです。

さて、冒頭の質問に 作者はきっとYesと答えると思います。
そして私も、すべてにYesと答えます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ミッキーマウスの憂鬱

2005/04/10 19:13

バックステージ、クルー、キャスト、Qライン、クラブ33...。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ここが魔法の世界でないってことがわかったから....、すべてが手作りだってことが理解できたから、僕たちが支えてなきゃいけない。」
バックステージ、クルー、キャスト、Qライン、クラブ33...。
ディズニーフリークでなければなじみのない仕掛けや言葉がこの本には 次々と出てきますが、けっしてディズニーランドの舞台裏の種明かしに焦点があたっているわけではありません。
物語はディズニーランドという舞台を借りることにより、若さを含んだ熱気を帯びた人間の姿を描き出していきます。
主人公は、夢と魔法の王国 ディズニーランドに キャストとして準社員に採用され、素晴らしい仕事が出来るんだと舞い上がってしまいます。
ところが、夢は表の顔 裏の世界は なんら普通の会社と変わらず、ただ ひたすら単調な仕事の繰り返し。
ショーのメンバーはクルーと呼ばれプライドが高く彼らにだけ光が当たります、ワーカー(準社員)とスタッフ(正社員)には埋められない溝と対立があり...。
物語を読み進めるにつれ、主人公の若者特有の青臭さと情熱に登場人物が巻き込まれて一体感が生まれていきます。 と同時に、一緒に 盛り上がっている自分に気がつきます。
「ディズニーなんて」ってあなたも 読んでみませんか、 青春まっただ中の追体験 読後にはちょっと元気とやる気が出てくるかもしれませんよ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本のぼうの城

2009/10/29 16:19

軽妙な物語

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公と個性豊かな脇役達が、まるで映画を見ているかのような軽妙な物語廻しが見事です。

と、裏書きをみたら作者はシナリオライターなのですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本しゃばけ

2005/05/16 22:51

道具立てはおどろおどろしいですが・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

漆黒の闇に包まれた夜、わずかな灯火(ともしび)の影にはなにかが潜んでいるように感じてしまう。
昔の人々は 人知の及ばぬ物の怪と当たり前のように 隣り合わせに過ごしていたのかも知れません。
そんな江戸時代でも この物語の主人公 廻船問屋の若旦那 一太郎は特別な存在だったのです。
すぐに寝込んでしまうほど体の弱い一太郎には、しっかりものの手代が二人 彼の面倒を見るためにと言いながら、まるで監視をするかのようにいつも付き従っています。 が なんと、この佐助と仁吉は、実は妖(あやかし)が人の姿をしているものなのです。
ある夜、手代の目をごまかして外へ出て行った一太郎は人殺しの現場に居合わせてしまいます。 そして事件に巻き込まれた一太郎は、妖たちと事件の解決のために知恵を絞っていくのです...。
妖、殺人と道具立ては おどろおどろしいですが、物語はなぜか ほのぼのとした ちょっと温かな雰囲気につつまれています。
この本を読み終わったときには、心地よい優しい風に包まれたような気分になっていました。
さぁ続編を買わなくちゃ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本あやし

2005/03/26 07:45

心に植え付けられる「あやし」の気分

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宮部みゆきによる時代小説「江戸怪奇談」です。
宮部みゆきが描く江戸は、魑魅魍魎と市井の人々が、ちょっとの緊張感を保って当たり前のように隣り合わせに住んでいます。

「本所深川ふしぎ草紙」や「幻色江戸ごよみ」では、謎解きを軸に物語が展開していきましたが、本作では不思議な話そのものが題材です。
本書の九編は、決して恐怖をあおるわけではなく、話は淡々と進んでいきます。
しかし、謎が解けて腑に落ちてという結び方ではないためでしょうか、話の終わりに妙にざらついたなんとも言えない不安定感が残ります。

心の隅に「あやし」を植え付けられるこの感じをぜひ味わって下さい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

青葉台駅チャリンコ2分

2005/03/11 19:02

走り出したら

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

走り出したら 真っ直ぐ走る。
ブレーキなんか かけられない。
行けるとこまでいったら バタリと倒れる。
立ち上がって、方向を変えたら また一直線。
始めて補助なし自転車に乗ったとき、まさにこんな感じではありませんでしたか?

でも、これが人生の話だとしたら…。

酒浸りの大学生が 簡単に単位が貰えるからと 体育の集中講義で乗った自転車にはまります。
はまったからには、フルパワー。女子ロードの トップクラス選手にまでになってしまいます。
ところが練習中の事故で、選手を断念。
今度は自転車雑誌の編集者として 七転八倒。 パワーだけで 前へ前へ。

パワフルさ思いこみの強さならナンバーワン。挫折をしても立ち上がる。
破天荒 痛々しいまでエネルギー満開の 「細腕繁盛記」??

自転車に興味がなくても、ご一読を。
笑って あきれて ハラハラして…、溢れるパワーの お裾分けをもらってください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本天狗風

2005/02/20 18:03

耳袋との絶妙の距離

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本橋通町の岡っ引き 六蔵親分の妹 お初は、不思議な力を持っている。そのおかげで 今までも兄六蔵のお勤めの役に立ってきたのだが、六蔵はいい顔をしない。 なぜなら その力とは この世の物ではない物が 見えてしまう力であるから。

ある日の朝 下駄屋の娘が神隠しにあう。 そしてその後 八百屋の娘も 消えた。
二人が消えたそのときには、一陣の冷たい風が吹き、空は血の色のような赤色に染まっていた。
そしてお初が、消えた娘たちを探すうちに、二つの事件の周りに 同じ黒い影のようなものを見ていた。

前作(震える岩)から引き続きで登場する人物たちは、いよいよもって本作で 生き生き個性を持って動き出します。 飄々とした右京之介は 少し青年らしくなり、でもやはり少し頼りなく、 南町奉行根岸肥前守 は 相変わらずの好々爺で。
そして、今回は「鉄」と「和尚」が登場。 彼らは 事件解決の大きな助けになるのだけど、お初以外とは話すことができない。なぜなら「鉄」も「和尚」も 『人』ではないから…。

このシリーズは、江戸時代に不思議な出来事を書き留めた 「耳袋」がモチーフになっています。
この 「耳袋」にとらわれず、かといって 「耳袋」を壊さず、絶妙の距離を保ったまま宮部ワールドが作られています。
まだまだ「耳袋」にはネタがあります。このシリーズは彼女の中でも異例な仕事らしいのですが、続編が読みたいと望む読者は 私だけではないと思うのですが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電車男

2004/10/26 06:05

2ch文化

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なんでもあり巨大ネット掲示板 2ch の とあるスレッド(話題別の掲示板)で、ある男が皆に助けを求める書き込みをした。
「めしどこか たのむ 」
彼は 電車の中で酔っぱらいに絡まれた 女性を助けたことから その女性と食事に行くことになったのだった。
しかし、彼は 真性の秋葉オタク系。 生まれてこのかた 女性と食事なんかしたことがなかった。
そこで、彼は ネット仲間に助けを求めるメッセージを出したのだ。
ネット仲間は、彼=電車男に アドバイスし、 電車男は その女性と…。

物語が進むにつれ 自分も一緒になって電車男を応援していることに ふと気がつきます。

なんとも不思議な物語です。
ネット上の 時系列な やりとりが そのまま本になっています。
普通なら この話題になっていたネット上のやりとりをモチーフに 小説の体裁に整え 本として世の中に出てくるものでしょう。
ネタそのものが 本になってしまったことに 驚き、 本にしてしまった編集者にびっくりし敬意を持ったのでした。

と、ここで重大な勘違いに気がつきました。
なんと この本は 2ch の住人が企画を持ち込み 新潮社が ネット上の独特な表現を守るなど各条件をクリアし版権を確保したとのこと。
うーぬ、 編集は何もしていなのかぁ…。
あらためて、「恐るべし ネット文化」と思ってしまいました。

さて、ここでネットに詳しくない方に一つアドバイス。 (詳しい方は 以下は読み飛ばしてください。)

私も生のスレッドは見ていませんが、2ch上の 実際のやりとりは こんなに優しく さわやかではないハズ。
発言番号の飛んでいる部分には、2ch文化とでもいうべき ちょっとすごい発言もあったハズ。
2chに 行ってみたいなと 思っても、本の奥付にある↓
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/index.html
にアクセスして、中の注意書きを よく読んでから挑戦してね。

最後に一言:
新潮社さん、奥付にもっときちんと 注意書きをしておこうよ。
この本が売れたら、2chの住人と 本の読者と 両方から 文句いわれても知らないゾ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

NHKで始まった人形劇 新・三銃士

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

デュマの三銃士の物語は創作ですが、主人公のダルタニャンは、史実に残っている実在の人物。

本書は、その史実の人物を追うとともに、三銃士の時代17世紀のフランスの軍や政治の仕組みを解説してます。
時代背景を知るには好書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本f植物園の巣穴

2009/10/27 15:52

ぐるぐる感

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

終末は予想通りに収まってしまうのですが、夢と現と現在と過去がない交ぜになった不思議な進行に、ついつい読み進めてしまう。
深く読めば読めるのでしょうが、ぐるぐると思考をかき混ぜられる感覚のままに読み進めてしまいました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

プリズン・トリック

2009/10/17 08:02

条件付き受賞

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

加筆を条件に受賞単行本化されたと、巻末の選考委員のコメントにあるが、これはどうしたことか。
最後の1ページを許すのであれば、すべての人物関係を洗い直して、構成をすべて見直すべきだあると言わざるを得ない。
最後に「なぜだ」と読者の疑問をかき立てているのではなく、最後にすべてを台無しにしているのではとワタシは思う。

人が人を殺すには、もっともっと動機が必要なのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

12 件中 1 件~ 12 件を表示