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先月(2017年6月)

まさみさんのレビュー一覧

投稿者:まさみ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本黒い兄弟 上

2004/09/26 13:22

男の子の友情

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本の魅力はやっぱり、題名とストーリー設定だと思う。
 1830年頃のスイスでは、貧しい農民たちが、8歳から15歳になる子供たちをミラノの煙突掃除夫に売っていた。子供たちを運ぶ船が途中で難破し、生き残った少年は、20人中4人だけ。その少年たちがミラノで再会し、他の煙突掃除見習いの子供たちと「黒い兄弟」という秘密結社を作り、仲間たちは秘密と友情を誓い合い、お互いを助け合って生きていくことを約束する。

 かっこよすぎる! 主人公のジョルジョが黒い兄弟の仲間に入る儀式を行う場面が、この長い物語の中での一番の名場面だと思う。女の子の友情も捨てたもんじゃないけれど、男の子の友情もほんとにかっこよくてステキだ。素直に、そのことをうらやましく思った。
 アニメ「ロミオの青い空」を見てたときから思っていたけれど、アルフレッドはやっぱり魅力的だ。意外と登場シーンは少ない。それなのにこんなにも読者の気持ちをひきつけて、好きにさせてしまうなんて、彼はなかなかの少年だと思う。

 覚えておこうと思ったことは、実際に当時のスイスでは、貧しい農夫たちが子供たちをミラノの煙突掃除夫に売っていたことがあるということ、子供たちはボロボロで寒さに震え、食べ物もろくに与えられず、「煙突掃除!」と叫びながら一日中歩き回らなければならなかったこと、そして子供たちを運ぶ船の一隻が転覆し、16人の子供たちが溺死した事実があるということ。絶対に忘れないでおこう。ジョルジョやアルフレッドは、本当にいたのかもしれない。

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