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ひささんのレビュー一覧

投稿者:ひさ

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紙の本ニシノユキヒコの恋と冒険

2004/05/03 22:38

ニシノユキヒコと恋してみたかった…

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ニシノユキヒコと恋してみたかった…読み終わった後、そう思った。

 彼に恋した11人目の女性となってみたい。そのとき、どの時代のニシノユキヒコに恋するのだろうか? 「ニシノくん」にだろうか、「幸彦」にだろうか、「西野さん」にだろうか。
 
 彼との思い出を語る10人の女性。彼女たちは疑問符を抱きながら、ニシノユキヒコに恋をし、恋を終わらせる。そして、彼を思い出す。とても自然に、とてもやさしく、その思いを抱きしめている。そこはかとなく切なくて、時には激しくて、時には穏やかな彼との時間を…その思いは著者の紡ぎ出す甘く優しい文体からあふれ出している。

 人を愛するとは、実はこんなにも穏やかなものなのかもしれない。
 時に激しい愛とは、往々にして自分自身を愛していたり、愛に愛していたりということがある。
 愛しているのか、愛されているのか、疑問に思いながら、愛しているということに気づいていく、いや愛していたという答えがでないかもしれない、それが人を愛するということなのかもしれない。

 では、ニシノユキヒコは、彼女たちを愛していたのだろうか?
 きっと彼女たちと同じように、愛しているのか、愛されているのか疑問を抱きながら、恋をしていたのだろう。でも、彼女たちと違うのは、彼は「愛している」と気づくのでなく、愛という答えを追い求めていたのではないか。そんな気がしてならなかった。

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