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Hiro-sanさんのレビュー一覧

投稿者:Hiro-san

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「シアトル酋長のメッセージ」は1970年の創作

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本にも紹介されている「シアトル酋長の言葉」は、マルチン・ルサー・キング牧師の名演説にも匹敵する、感動的なメッセージである。アメリカ西海岸のシュタイナー学校でも、「文明史」の教材としても使われているという。アメリカでは1990年頃から『Brother Eagle、 Sister Sky』(Susan Jeffers)という絵本が登場し、小学校の推薦図書になっている。
シアトル酋長のメッセージは、消費社会や自然破壊を戒める「警世の書」となり、環境保護グループの間では、レイチェル・カールソンの『沈黙の春』に並ぶ「基本書」となり、アメリカ先住民の教えを信奉する人たちの間では「聖典」となった。
しかしながら、シアトル酋長がピアス大統領に宛てたという「書簡」は存在しない。「どうしたら空が買えるというのだろう?」という感動的なフレーズも存在しない。「バッファロー」の死を悼んだはずのシアトル酋長は、そもそもバッファローを見たことがない。「命の織り物」(Web of Life)という表現は、欧米の詩文からの転用である。現在流布しているバージョンは、1970年に映画『Home』が制作された際に、オリジナルの原型をとどめないほどに書き換えられた「創作のシナリオ」である。
詳しくはhttp://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1416929にもまとめられているので、参照していただきたい。ネイティブ・アメリカンの「スピリチュアリズムの文学」として読む限りは、とてもすばらしい文章と翻訳なので、お奨めする。

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