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    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

katolerさんのレビュー一覧

投稿者:katoler

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紙の本パリで出会ったエスニック料理

2006/06/08 18:57

シャンゼリゼ、フレンチレストランばかりがパリじゃない!多民族シティ・パリの今を伝える

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「パリで出会ったエスニック料理」は、一見するところ、パリ好きの女の子たちが、この本を片手にパリのレストランを巡るためのガイド本という顔をしている。しかし、その内容に目を通すと、そこで紹介されている料理を通じて、パリの移民たちの文化、くらし、息遣いまでがリアルに感じ取ることができることに、驚かされることだろう。
 著者の「にむらじゅんこ」さんは、雑誌ソトコトの海外特派員、1年間の半分以上、海外を飛び回るコスモポリタン・ライターだ。彼女がソトコト誌上で3年間にわたって連載されたコラムをまとめ、再編集したのが本書である。その間、パリ市内に1万店近くあるといわれるエスニック料理店のうち、1000店余りを選び出し、一軒づつ実際にしらみつぶしに食べ歩いて、この連載記事を書いたという。私はソトコトに連載中から彼女の文章のファンだったのだが、食べ歩いたレストランで彼女が出会ったのは、エスニック(移民たち)の料理だけではない、彼らの歴史、喜び、悲しみ、恋や絶望までが、この本で紹介されている料理の背後に浮かび上がってくる。パリのエスニック料理を通して、現在のパリやフランスがおかれている多文化的状況が見えてくるのだ。
 最近のパリに行ったことがある人ならわかるだろうが、カラードの人々が非常に多い。前回のサッカーワールドカップのフランスチームが、ジタンを筆頭に全員移民の出身だったことは記憶に新しいが、パリ市の人口の実に7人に1人(14%)が移民や外国人で占められ、パリは今や多民族シティになっていることがわかる。
 ところが、日本のメディアで紹介されている「パリ」は、ほとんどが、シャンゼリゼのファッションやセレブなフレンチレストランのステレオタイプな話ばかりで、エスニック文化がこれほど元気なことは、ほとんどといっていいほど伝えられていない。そうした、人種のモザイクとしてのパリ、もっとリアルなパリを再発見できる1冊でもある。

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