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ニガナさんのレビュー一覧

投稿者:ニガナ

4 件中 1 件~ 4 件を表示

スッキリしたっ。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルの通り源氏物語の男達がどれだけサイテーで(マザコン、ジコチュー、プライドが高く小心、粘着質 などなど…)、また、そうなってしまったのは親子関係にも原因があることの検証を物語りのストーリー順に語られている。登場人物の分かりにくい不幸も含めて、現代人である私達と共通するとことが多いのでは?という古典エッセイ。

「源氏物語」というと、私はマンガの「あさきゆめみし」しか読んだことがない。しかも、ずいぶん昔の十代の頃。昔の話だし、まだ男女についてリアルに知らないし。ということを抜きにしても、登場人物にまったく共感しなかった。本書の作者も前書きで同じようなことを書いているけど、疑問だらけ。この物語りのどこが魅力的なの?と(マンガの絵は魅力的でした。そして、ひとつのマンガしか読んでないのにコンナこと言うのは悪いんですけども)。

とくに女達。男にくどかれては、男が浮気をしては我が身の不幸を嘆き。なにかつーと、出家したい。とにかく男が嫌いで、静かに暮したいと願っている。そんな印象だった。

その理由が本書を読んで納得。そして、はじめての共感。やってなれませんよねー。そりゃ、出家しか逃げ道がないなら駆け込みたくもなるさ。それでもダメなら、ふとんかぶって寝るしかナイわな。と。

けれど、男達のサイテーさは、おバカでおもしろくサクサク読め、嫌いになるどころか逆に興味がわいた。人に話しても贅沢としか言われないような不幸を抱え、悩む彼等は今の私達とそんなに変わらない(と、思わせるように、うまいぐあいに書いたんだろうけどマンマと釣られてしまう)。多少は無理なこじつけのように感じた部分もあったけれど、その辺は「源氏物語」をちゃんと自分で読まないことには分からないので、改めて「源氏物語」に興味がわいてしまうワケで。そのへんも含めてうまい本だな。と思った。

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現実を直視する→ショック→どうする?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

見ないように、気付かないようにしていたけれど、
勇気を出して見てみたら、くたびれた妊婦に見える自分。ショックだ。
痩せていた昔はイイ感じだったドレスもピチピチだし流行遅れ。
うすうす気付いてはいた、あらゆることが見えてきてしまう。
夫に愛されていないかもしれない。ということも。

そんな主人公が古本屋で出会った『エレガンス』という魅力的な本。
ダイエット本を買っただけでは痩せないように、
その哲学がすぐ身に着くはずもなく。時には投げ出して流行に走ったり、
依存しすぎてまわりが見えなくなったり。

「エレガンス」は難しい。
エレガントな女性になりたいと願っても(とくに大人の女性
といわれるような年齢になれば)まず、本とは時代が違う。
現実的に金銭感覚だって違うし、しょせんは庶民とは遠い世界。
けれど変わりたい。強く願う彼女ができる範囲で実践していくと、
本当に大切なものを見つけ、身のまわりの世界は変わっていった。

少しはマシになったかな?と思うと失敗したり。
舞い上がってムチャな行動をしたり。色々な経験を何度か繰り返し。
彼女が身の丈に合った現代的な「エレガンス」を修得できれば、
読んでいる自分もなんとかなるかもしれない。という気分になった。

最近なにもかもが惰性だな。という感じの女性にお薦めです。

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極短小説

2004/07/30 19:01

厳選されたジェリー・ビーンズみたいな。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

五十五語で描かれた極短小説集。

この本の特徴その1は、表題の通り「極短い」というコトです。
見開きでイラストと物語りが1作ずつという構成になっているので、少しだけ何か読みたい気分の時に最適。訳者の浅倉久志さんが自ら条件を課し、原文を損なわないように短く訳したという努力や苦労が感じとれます。1作ごとに描かれているシンプルな和田誠さんのイラストも、内容と合っていてポストカードブックになっていても良かったかもしれません(予算があればの話ですかね)。

特徴その2は、一般に募集されたコンテストの入選作を集めた本だというコトです。
原書は2册出版されていて、本書はその2册の中から英語で読まないと分かりにくい作品などを切り捨てた全291作中の157作が収録されています。

プロが書いた(作品もある)小説の選集ではなく、一般人が書いた作品集で現在も募集されているらしい。となると、英語が得意であれば「自分も挑戦したい。」という野望も抱けるかもしれません。
けれど実際は「自分でも書けそうだなー。」なんてヌルイ作品はほとんどないので、そんな妄想を浮かべることもできないくらい完成度が高いと思いました。何度もふるいにかけられ生き残った強い個性のある作品ばかりなので、数が多くても飽きません。

恋愛、ミステリー、神話、パロディ…等の、あらゆる物語りが短いだけに「おみごとだなー。」と、読後に呆然としてしまいます。また、短いだけにサクサク読んでしまえるのですが、そんなふうに読んでしまうと、ある程度はカテゴリー分けされてるので混ざり合い、印象に残らないでしょう。

カラフルで、ぜんぶ違う味がする。けれど食べ続けると同じような味に感じてしまう、ジェリー・ビーンズみたいな感じ。食べようと思えばイッキ食いできるけど、楽しみは小分けにした方が味がよくわかるのです。

かなり難易度が高そうですが、今後コンテストに出品する猛者が現れてくれると楽しいと思います。まだ日本人の書いた入選作はないのですから。

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紙の本死刑囚最後の晩餐

2004/07/06 22:14

判定、ビミョー。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

装丁がすごく良いと思いました。タイトルからして、
おもしろそうな匂いがしたのでプラス装丁で選びました。

食べ物の簡単なイラストに、どのくらいの量を食べたり飲んだり
したのかを書いてあるので、言葉の羅列だけよりも想像もしやすく。
期待通り? うわぁー、さすがアメリカ人。
食べ過ぎでしょ、いくらなんでも。という感じの食事もあれば、
なんでこれを選んだの?という意外な選択もあり。
特殊な「最後の晩餐」から個人的に色々なことを考えたり、
読み取ったりできるので、データ本としておもしろいと思います。

残念なのは「食」以外について。
簡単に死刑囚のプロフィールと事件の概要が書いてある部分。
下世話だったり、なにか被害者に恨みでもあるんですか?
それとも、ブラックショークなんですか?という感じで、
なんだか死刑囚よりも作者の人格を疑いたくなるコメントが多数。
そこが引っかかりました。

装丁と食のデータのみで3点という感じです。

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