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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

民佐さんのレビュー一覧

投稿者:民佐

3 件中 1 件~ 3 件を表示

半世紀の蒙昧を啓く一冊

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ある意味、自民党はツイていたのかもしれない。
というのは、もし参院選でこの本のタイトル通りの結果になっていれば、
この本にもっと関心が集まり、よそ様には知られたなくない
「自民党の本当の台所事情」が、白日の下に晒されかねなかったからである。
もちろん、今後、この本に注目が集まれば、
そうなる可能性は、まだ十分に残っており、
評者としても、是非そうなってほしいと思っている。
この本を読めば、実は今回の参院選でも、
自民党は負けていないことがわかる。
そして、それなのにメディアが、
負けた負けたとはやし立てる理由もわかる。
自民党に反感を持つ人々は、負けたと思いたいかもしれない。
しかし、その誘惑に人々が安易に乗ることで、
結局はまた、自民党政治が繰り返されていくということを、
この本は実にわかりやすく教えてくれている。
筆致は柔らかく、思わず吹き出してしまうような下りもあるが、
その切れ味の鋭さに絶句させられることもしばしある。
もしかすると、この本がまさに、
自民党支配の歴史に終止符を打つきっかけとなるかもしれない。
そんな読後感すら与える21世紀の啓蒙書である。

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日本政治の今を知るのに、これ以上のガイドブックはない。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

同著者の『50回選挙をやっても自民党が負けない50の理由』が、
非常に面白く、かつ日本政治の心臓部に鋭く斬り込む秀作だったので、
取り寄せて読んでみましたが、第一作のこの本も期待に違わず、
日本政治のうわべを飾る仮面をバッサリと切り捨て、
その裏側を気持ちいいくらいに、白日の下に晒してくれています。
ある種、妖刀の切れ味を思わせる、
独特の軽妙な筆致と斬り込みの鋭さもそのままで、
「剣に勝るペン」の実物を見せられている気もしてきます。
体裁は、一項目ごとに見開きでまとめられており、
その半分を占める、一般的な解説書のような「まじめな」図解に、
鋭くツッコミを入れるかと思えば、逆に図解そっちのけでボケてみたりと、
変幻自在の筆者の文章が組み合わされ、独特の雰囲気を作っています。
しかし、そんな読みやすい仕立てにまとめられながらも、
その内容は、日本政治の闇を鋭く突いており、
その刃の切っ先は急所を確実に捉えています。
「笑える政治学」、「笑ってられない日本政治」という、
オビの裏側にあるコピーも、むべなるかなという感じです。
日本政治の真実を知るには、必読の一冊でしょう。
表紙の絵の通り、ニッポンの頭の中が丸見えになります。

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紙の本ダ・ヴィンチ・コード 下

2004/08/10 14:38

ホメられすぎの謎に挑む

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 読んでみて、様々な点で違和感が残った。
元々が蘊蓄勝負なのだから、語り口がペダンチックになるのは、
まあ、仕方ないことだと思う。
しかし、ストーリー展開を見てみると、
わざとらしい伏線の張り方や重要な情報の隠し方は、
ミステリー小説として見れば、あまりに卑怯であるし、
不必要でありきたりなハラハラドキドキシーンが、
これでもかと繰り返されるところは、
サスペンス小説としてみれば、陳腐して冗長である。
そして、ストーリー展開の基本として、
作り話だからしょうがないとしても、
あまりに御都合主義的であり、説得力に欠けている。
そして、様々な映画で何度も見せられたようなラスト。
そう、結局のところ、それが違和感の答えだと思う。
この小説は、元々、映画の台本として書かれたと考えてみると、
全ての謎が解けるのではないかと思う。
小説としての完成度を追求するなら、
量は半分に圧縮してちょうどいいところだろう。
まるで、ルーブルの館内を連れ回されているような、
無駄な疲労感が読後に残る。
それを、どうしてここまで手放しにホメちぎれるのか。
結局は、映画を売り込むための、
もっと大きなプロジェクトの一貫なのではないだろうか。
とりあえず、私はもう荒俣宏は信用しない。

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