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先月(2017年5月)

taigiさんのレビュー一覧

投稿者:taigi

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鴎外、もう一つのペンネーム

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はじめて森鴎外の本名を見たとき、笑ってしまった。
決して私だけではないと思う。だって「森林太郎」だよ?
あれを見た人なら誰でも「いくら木があるんだよ!」と思わず
ミムラ突っ込みをしてしまおうというものだ。
さて、本書はその「森林太郎」時代、鴎外が鴎外になる前の
話である。その頃の鴎外はまだ陸軍に仕官する前で、自身の将来を
思いあぐねている只の一青年だった。当然のことだが、
この時期の鴎外については分かっていないことが多い。
しかし著者は読売新聞の投書欄を調査していくうちに、林太郎青年が
ペンネーム(もちろん鴎外ではない)を使って投書していることを
突き止めてしまうのだ! 
そしてそこで鴎外はどんなことを書いているのか?
それは本書を読んで確かめてほしい。
念のために言っておくが、これは論文集だ。著者は日本文学を
研究している大学教授であるらしい。
だけど読み終わったときには、まるで良質のエッセイを読んだ
後のような気持ちになれる。これは稀有なことだ。
著者には次はぜひエッセイ集を期待したい。

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