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先月(2017年2月)

本の虫さんのレビュー一覧

投稿者:本の虫

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紙の本おやすみラフマニノフ

2012/03/20 02:27

クラッシック好きにはたまらない1冊

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中山七里だれだろう?
初めて読んでみた本である。
そう、そのタイトルにとびついたのは言うまでもない。
なんといっても、私の大好きな作曲家ラフマニノフだ。

音楽大学構内で起きる、ミステリー。
高価なバイオリンやピアノばかりを狙う犯人を追いながらも、
さまざまな音楽が聞こえてくる。
その音楽表現には脱帽した。
これは、単なるミステリー以上のものである。
音楽とはどういうものなのかというのを、読みながら
体験した。

震災のことを描いたのか、避難所での演奏場面が出てくる。
そして、読みながら音楽を肌で感じ、
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲が終わったところでは、
不覚にも涙が止まらなかった。
音楽とは、理屈ではない。心なのだと思った。

各曲や音楽家にまつわる話や、音楽世界を見事に描いているのである。
この描き方は、なぜか、のだめの佐久間さんを思い出してしまった。
よくもあんなに多彩な言葉が出てくるものだ。
きっと音楽に情熱をもっていると、表現が豊かになるのかもしれない。

読み終わったあとで、中山七里にとても興味をいだき、
猛烈な勢いで調べてみた。
どうやら、音楽の知識はご子息から得たものらしい。
しかし、ご本人もクラッシック好きなのは言うまでもないことであろう。
ぜひ、音楽小説を書き続けてもらいたいものである。
ほかの小説も読んでみたいと思った。
クラッシック好きには、たまらない1冊であるのは間違いない。

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