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あいさんのレビュー一覧

投稿者:あい

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本涙 下巻

2004/09/25 19:26

その「世界」へ入り込むことができる小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

簡単に言うと、サスペンス&ラブストーリーである。
愛し合っていた結婚間近の二人が、突然男の「忘れてくれ」の電話の一言で離れ離れになる。女は納得がいかず、男の行方を捜す。

これだけなら、どこにでもありそうな話なのだが。(おそらく)
この男が消えた事情が、簡単そうであまりに複雑だった。

男が消えた理由は、おそらく彼が関わってしまったであろう知り合いの女性が殺された「殺人事件」。
だれが彼女を殺したのか。どうして殺人が起こったのか。彼はなぜそこにいたのか。
周りのみんなが「犯人はあいつだ。」と男を捜す中。女は一人「彼は殺していない!」と信じ、捜し続ける。

もし、自分がこんな立場におかれたら、周りに誰も味方がいなくなってしまったら…どうするだろう。
本の中の女みたいに、それでも彼を愛し、信じ続けることができるだろうか。

この小説は、今の私の暮らしている世界とはまるで別世界のような話だった。ありそうで、なさそうな話。
だからこそ、淡々と読むことができた。その別世界に入り込むことができた。

結局、再び男と女が結ばれることはなかったが、それでもお互い幸せになることができたというのは、美しい話だと思った。

私は頭を使う難しい小説より、その「世界」に入り込むことのできる小説が好きだ。

今回読んだ「涙」はまさに、入り込むことができる物語の一つであったと私は思う。

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