サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 世津さんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年1月)

世津さんのレビュー一覧

投稿者:世津

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本Nana 11

2004/10/09 02:22

一冊で何粒もおいしい。立体感。人間関係。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 1巻が発売されてすぐ読んだとき、「普通のぱっとしない読みきりだな」と思ったのですが、その後しばらくして、2巻3巻と読む機会があり、読んでみたら、「あれ? 今までの漫画とは違うな。面白いかも…」と読み出しました。

 今までの漫画(特に少女の恋愛漫画)は、大抵主役となる男女がいて、その2人中心の出来事を描き、その他の人の事は無視又はチョイ書き程度でしたが、「NANA」は、2人の女の子を中心にそれぞれの恋愛について、そして主役の知らぬ所での周囲の人々の恋愛を始めとする行動・感情が描かれています。世界が、主役2人と接しないところでも、しっかり動いているのです。別れた彼氏のその後の様子についても! 物語が、主人公中心に回っている方が、感情移入しやすいと思う人もいるでしょうが、この作品は、1つの作品にいくつもの話が詰まって得のように思えるのです。切り口、視点、がいくつもの角度から作品を照らし、立体的、リアルに感じます。様々な動きや思いが、話を紡いでいきます。

 主役の奈々とナナは偶然同じ列車で上京し、そして偶然の再会で同居をすることとなります。奈々の専門学校時代の友人、ナナのバンド「ブラスト」の仲間を交え、そこに昔ブラストを脱退し、バンド「トラネス」に入ってメジャーデビューしたレンや、その仲間が登場じますが、互いに全く面識の無い者や、いつの間にやら仲良くなっていく者がいて、それぞれの世界を持っています。奈々はミーハで惚れぽく、人なっつこい性格に対し、ナナは硬派で見た目恐めの美人ですが、互いに必要とし合っているのに、すれ違っていく。

 11巻では、ブラストはデビューの話が、奈々とタクミの結婚話が、2人がすれ違ったまま、どんどん進む。また。ブラストのメンバーは、所属会社の寮で個性的な寮の住人と出会い、物語は膨らむ。

 ナナには強さの内に脆さがあり、奈々には弱いようで強さがあり、話が進むにつれ前向きなその強さが成長しているように思う。それに比べて、ナナは、ずいぶん弱弱しい。友情は恋愛より難しいのかも知れない。距離のとり方とか。奈々とナナの友情はどうなるのか?

 人とのつながりを再確認できる作品です。是非、二次元の世界で、人物の心の動きを三次元で味わってください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

毎回、目が離せない!男性にもお薦め

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 毎年7〜8月に発売するのに、今年は少し遅く、「やっと出た」と言う感じです。毎年、夏はコレにはまります。

 この漫画は、一応少女漫画雑誌に掲載されてはいますが、男性でも、違和感無く読める作品です。
 舞台は、核爆弾投下された後、2017年の日本です。生き残った日本人殆どは、米軍の施設である「ZOO」収容されていた。この「ZOO」で核爆発以前(ZERO時代)の夢(前世であったり、昔の自分であったり)が見られる非合法の薬「ZERO」が流行していた。物語は、主人公ゲオは、この「ZERO」の売人であったが、仲間のカイエが殺される事件をきっかけに、仲間と友に「ZOO」から放射能で汚染された外の世界へ逃げ出すことから始まる。しかし、ゲオと共に逃げ出したバツが、「ZOO」地下の巨大コンピューター「ジパング」の鍵となる「クリスタル・チップ」を持っていて、それを狙うバツの祖父にして、「ZOO」の黒幕・伐元帥に追われる。
 一方、夢では幸せだった過去に見え隠れするように(現在だから判るような)、日本への核投下を手始めとする計画に、前世のゲオ達が、当時彼らの間で流行っていたゲーム「プロジェクト・ジパング」を通じて、知らず知らずのうちに関わっていたことが明らかになってくる。知ってしまった事実、そして過去が、しがらみとなって彼らをを追い、良くも悪くも過去と現在の縁が絡み、物語は進む。

 私は、この漫画を初めて読んだとき「意味が判り辛いな。」と思いましたが、何度も読み返すうちに、その世界の深さが感じられ、引き込まれてしまいました。主人公は少年ですし、SFでサバイバルな感じの作品なので、少女漫画を読んだことの無い男性にも楽しめるのではないかと思います。

 今回も、「あっ」と驚くような事実が出てきます。毎回、新事実が出て来るので目が離せません。しかし、6巻でもラストで「まさか…」と思わせ、7巻で少し息つかせるような感じだったので、今回のラストで少し見せられた事実については「まさか?」と末に疑問符をくっつけて、次巻に臨もうと思っています。とにかく、次々と新事実・新疑問が出てくる、急展開になっているので、どんどん目が離せなくなっていきます。でも、その新展開で一杯なためか、ゲオとバツの絡みのシーン(他の仲間との絡みより息が合って面白いし、憎まれ口を交わしながらも仲の深さが感じられる)が、今回少なかったので、ちょっと残念かな〜と思ったりもします。その辺も、これからどうなるのか見ものだったりしますしね。SFだろうが、サバイバルだろうが話の種類・規模関係なく、その友情だったりの人間関係もしっかり魅せてくれます。

 気になる方は是非読んでみてください。何度でも読みたくなります(夏は特に!)
 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

少年進化論 1

2004/10/14 17:26

移籍したばかりだからか、調子悪。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この作品は、雑誌「クリムゾン」で以前掲載されていた「少年進化論puls」が、「マーガレット」に移籍後描かれたものです。

 主人公は超人気アイドルの麻生水城。しかし、彼は13歳もサバをよんだ、中学生の息子を持つ一家の大黒柱である。しかも、彼は、自分にそっくりな息子・砂名に家事だけでなく、自分の仕事も押し付ける暴君であった。ここまでは、ありがちな感じですが、読んでみるとソレは忘れます。
 
 とにかく、キャラクターがすごい。水城は、強くて脆いし、暴君かと思いきや、大切な人の為なら自己犠牲。横暴さの影に隠れる、彼なりの大事に思う気持ちが気付きにくい! 何でもソツなくこなすのに、その辺が誤解を生むほど、つたない。極端なギャップがかなり魅力です。対して、息子・砂名は、「なぜあんな親からこんな子が!」ってほど純粋で、ジメジメで、メンタル面は全然親に似てないんです。マネージャー・杉野は、あんな献身的な人はいないって程イイ人で、暴君な水城合わせてもOK、放っておくと危うい水城と会わせてもOKです。あれほどの人間性は求めませんが、いつまでも一緒に居られる親友っていいなと思います。その他個性的な面々が揃って、いい感じの毒、心温まる何かがあります。

 さて、今回マーガレット掲載一発目ってことで、調子がちょっと違います。残念です。心地よい毒がなくなってます! 雑誌によって、勝手が違うんですかね。色々とNGなことを気にしないといけなかったりとか?後ほど雑誌の方で、チラッとチェックしたら、調子は元に戻っているようなので、以前からのファンの方も安心してよいかと思います。

 とりあえず私は、前巻と同じ雰囲気を求めていたので、次に期待ってことで星三つの評価です。次は大丈夫そうですし。
 マーガレットに移籍したことで、少し知名度が上がった作品ですが、まだまだ知らない人が多くて、お買い得・買い時だと思います。今回でも十分ハマリます、気になる方は安心してどうぞ。マーガレットコミックスの方からでも、クリムゾンコミックスの方からでも、読めますよ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

楽しみにしてたのに…無駄に長い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前作まではスムーズに読み終わっていたのに、今回2週間以上もかかりました。量も多かった(ゴブレットの話はスピード感があって、あっという間に読めたのですが…)せいもありますが、テンポが悪かったせいだと思います。本を閉じてから再び開くのが、面倒な行為に思えましたが、「これからきっと…」という期待に背中押されて、上そして下巻まで読み進めました。テンポの悪さの原因として、「このエピソ−ドは本当に必要なのか?」と感じることが、いくつもありました。そして、表現についても、英語と日本語の壁は超えるには限界があるらしく「あれ?」と思うこともありましたが、これは残念ですが仕方ないですね…

 今回のハリーは反抗期のためか、一貫して機嫌が悪く(この不機嫌さはシンクロしてしまいそうで少し気分が悪かったです)、対してロンは陽気で(反抗期でないのは、ただ幼いのか、兄たちを見ているからなのか…)なかなか好感が持てました。ハーマイオニーは、相変わらず賢く、この二人の先を更に先行く大人で安心しました。三人の成長が感じられる点は、大変よかったと思います。

 しかし、最後では、水○黄門での悪人が今までの悪事を洗いざらい暴露してしまうかの如くの告白は、今まで不思議に思っていたことを一気に清算してしまうかのようで、折角の大作なのに軽薄な感じがして残念でした。結局、話は持越しですしね…期待していただけに、ツライです。

 これから読む人には、不安なことを書いてしましましたが、最終巻まで読むにあたっては、必要なエピソードが多々あることは間違いなく、アズカバン並に重要な巻だと思います。私のように感じようが、感じまいが、是非頑張って読み進めてください。

 残るは2巻ですが、是非挽回してイイ物を読ませて欲しいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本リアル鬼ごっこ

2004/10/12 20:20

題材は面白いが、何か足らない。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 だいぶ前に、書店でタイトル惚れして読みました。前評判は、「面白い」と絶賛する人と、「全くダメ」と受け付けない人、極端に分かれていました。色々なサイトで他人の評価を見たところ、高い評価をだす人よりも低い評価をする人に私の視点が似ているような気がしましたので、「どれほど酷い作品なのか?」と逆に興味を持って、読んでみることにしました。
 
 結果は、上のように思っていた以上に、気になる部分(悪い意味で)が多かったです。ストーリーは、王様が自分の苗字の人が沢山いるのが気に入らず、その苗字の人を減らすべく、その人たち対象の大掛かりな鬼ごっこをするというものです。こう書くと、面白そうな内容なのです。なので、着眼点は面白い作家さんだと思うなですが…「表現力の不足」を感じます。「言い回し、言葉遣いがおかしい」という点は、前もって知っていましたが、それ以上に、「一つの文章が、極端に短い」、「同じ台詞が続く」のが気になりました。前者は、最初「そういう表現の効果を狙ってるのかな」と思いましたが、それが続くので、そうではないようです。後者は、作者に「ボキャブラリーが不足しているのだろうか」と、思ってしまいました。

 「バトル・ロ○イヤル」に、似ていると言う方もいらっしゃいますが、ドラマの深さはそこまで無く、しかし「あの流れが好きだ」と言う方は、面白く読めるのではないでしょうか。じっくり読む方は、色々気になるところがあったり、浅いまま物語が終わるのを「物足りない。もう一捻りほしい。」と思うのではないかと思います。

 また、この作家さんの2作目である『@ベイビーメール』を読む機会がありましたので、参考までに…作家さんの成長がよく見て取れます。題材は変わらず、よいです。ボキャブラリーや文章力に進歩が見られますので、そういう読み方をすれば、楽しいかと思います。新作も続々と出ているようなので、気になる人はどうぞ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

5 件中 1 件~ 5 件を表示