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先月(2017年8月)

北山和野さんのレビュー一覧

投稿者:北山和野

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紙の本太梁公日記 第1

2004/10/07 21:36

加賀藩11代藩主前田治脩の日記について

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 殿様の日記というとどのようなことが書かれているのであろうか。
 前田家の殿様で、一般の人名辞典に載っている人物には初代の利家、2代利長、3代利常、5代綱紀、徳川家斉の娘容姫の婿斉泰、分家の富山藩祖利次、大聖寺藩祖利治、七日市藩祖利孝などがいる。この日記を記した治脩という人物はあまり知られていないようである。
 第1の内容は、兄で養父である10代藩主重教が、幕府に隠居願いを出すところから始まる。以降、大名の襲封の手続き等が、折りに指図を交えて詳しく記述されている。
 次いで最初の金沢への帰国の道中記が面白い。おそらく見るものがすべて新鮮であったものと見え、宿の批評、例えば、部屋の広さ、キタナイ、風呂の善し悪しなどが記される。もちろん途中の景色、山や河の様子などの感想も随所に見られる。
 金沢に着くと、初めて家臣とまみえる儀式、人事、書類の書き方など細かな記載がある。その中で気になる点は、養父重教への配慮であろうか。きめ細かな対応は親に対する孝養そのものであろう。
 以上の内容は、きめ細かに記された頭注(内容を短く記載したもの)によって、こうしたものに読み慣れない一般の読者にもよく分かるよう工夫されている。人名注も工夫があり、幕臣と加賀藩の武士と見分けがつき、その役職も分かるようになっている。また、本文は人物が通称で記載されており、素人には人物の対応関係がよく分からないことが多いが、巻末に通称と姓名、役職等を対照する表が付録として掲載されている。いちいち調べなくともどのような人物か知ることができ、便利である。
                                      以上

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