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先月(2017年8月)

米内光政さんのレビュー一覧

投稿者:米内光政

3 件中 1 件~ 3 件を表示

井上成美

2005/11/27 02:29

信念

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「信念を貫く」と人は簡単に言うが、人生を通してそれを実践した人間は、滅多にいない。口では奇麗事を言うが、腹と行動は全く正反対のことを平気でやってみせる政治家や、感情のこもらない修辞を尽くした駄文を吐くだけの官僚。
 そういうものに飽き飽きしているのなら、この本を読んでみるといいかもしれない。学校では教わらない人物だが、歴史上に確たる足跡を残している人物の伝記である。著者が、多くの関係者からの聞き取りや史料を駆使して綴ったこの作品は、ただの伝記という枠を超えて、時代の側面を伝え、人間としてのあり方を考えさせられる力がある。
 とはいうものの、実際にこの井上成美が自分の身近にいたとしたら、あまり親しくはなれそうにもなく、寧ろ煙たく感じてしまうというのは、著者自身も認めるところである。

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紙の本春風落月

2005/11/27 02:18

文章というもの

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 最近巷には、間違った使われ方をしている日本語が沢山氾濫している。そういうものを見たり聞いたりするたびに、著者はやるせない気持ちに陥る。そういった気持ちを、読み手を決して同じように陰鬱な気持ちにさせずに伝えるという離れ業をやってのける。そのためには、何度も文章を推敲しなければならない。
 著者の日本語に対する愛着と、文士としての意地、そして何よりユーモアを忘れない絶妙な文章を堪能できる作品である。

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食味風々録

2005/11/27 02:09

美味と作家

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本は、題名の通り、著者が食べ物に対して「ぶうぶう」言ったエッセイをまとめたものである。それは、著者の長年の交友の間で起こった出来事と、食べ物とを絡めて綴られている。少し並べるだけでも、師である志賀直哉、向田邦子、斎藤茂吉、瀧井孝作、福沢諭吉・・・。様々な人物が登場しては、それぞれの思い出と共に、多様な食べ物、それと酒の話がある。
 また、自身の海軍時代のエピソードなど、著者の経験が存分に盛り込まれ、読む側が思わず「ほほう」と新たな発見を見ることができる。
 読んだあとの食卓には、必ず感謝か文句かという反応を示すことになるであろう、自分の食に対する思い入れ、思い出を呼び起こす作品である。

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