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ぽむさんのレビュー一覧

投稿者:ぽむ

29 件中 1 件~ 15 件を表示

看板を見たら暖簾をくぐれ!!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 最近の新書はドキッとするようなタイトルが多いなぁ。
 乱発気味だから工夫してるんだな。
 
 これもちょっと,おおって思うよね。
 だけど,やや看板に偽りありといえなくもない。
 だって,デジタル復元されたその色彩が必ずしも実物どおりとは限らないのだもの。
 だからってそれはこの本の価値を損なうようなものではなくて,むしろおもしろい部分はタイトルからは見えない部分にあるから,じっくり読んでみないとわからないってこと。
 デジタル復元の意味や,そのプロセスで見えてくるもの,作品の本来的な楽しみ方や絵師や仏師の意図,そういったことを丁寧に説明してくれてるのが嬉しいな。
 なので,看板に目をとめたら暖簾をくぐってみなきゃ。
 

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ほんのりあえかに。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 表紙を見ると何だか今までと雰囲気が違うけど、読み出したら安心。
 やっぱりラヴ・ストーリーはこうでなくっちゃ。
 このとぼけててあえかな感じがいいのよねぇ。
 もう秋も終わってしまったけど。
 私も憎からず思う男の子と公園にドングリを拾いに行きたいわ。
 初恋はかくあれかし。

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紙の本阿修羅のジュエリー

2009/05/21 10:05

光を身にまとうということ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 阿修羅立像といえば,とかく表情に注目されがちだけども,ここでは身につけているジュエリーの形状とその意味に注目しようというご本。
 そういえばそうだなぁ…資料集の写真でも顔だけクローズアップされたものもあるもんね。
 菩薩像だとお顔に安心しながらも,華麗なジュエリーに目を奪われるけども,阿修羅のジュエリーはちょっと見過ごしていた。
 あらためて見直してみると服装もジュエリーもいろいろな意味を含有しているのね。
 そして,ジュエリーそのものの意味なんかもやさしく説明してくれていて,ああなるほどとうなずける。
 エッセンスだけ抜き出していえば,「ジュエリーは地上の花,天上の光を象徴している」ということだ。
 なのであのきらびやかさは天の輝きを身につけていることで,高貴さを表しているのだわ。
 
 そしてシルクロードのルーツをたどりつつ,東西皇后比較。
 ビザンツ帝国のテオドラと,天平の光明子ね。
 時代も近いし,けっこうキャラがかぶるところもあるのでなかなかおもしろい。
 シルクロードを西からずっとたどってきて,最後に行き着いたのが天平の都。
 阿修羅像はただ観ていてもすごいけども,この世界性を想像しながらだといっそうすばらしいんだろうなぁ。

 中高生向けのシリーズで,カラフルな装丁と手書きのイラストがステキ。
 大人が読んでも十分に勉強になるし,楽しめる本だと思うな。
 
 …早く観に行かなきゃ。
 

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日本にその日が来ないために

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 出始めたときから気になっていて,ようやっとこの頃読み始めた。
  
 ヴァイマル共和国時代のドイツというのは,高校世界史においては何やら死角めいていて,ヴァイマル憲法やドイツの賠償問題についてはとりあげるものの,なかなかその実情に迫る機会がない。
 だけど,どうして20年を経てまた世界大戦が起こったのかって疑問は生徒からだって出てこなくはないほどプリミティヴでしょ。
 そしたらやっぱり戦間期のドイツにあった政治状況や国民の気分にも目を向けていかなくちゃだよね。
 そのあたりがとても丹念で,すごくおもしろい。
 “ミュンヘン一揆”のプロセスなんかも,恥ずかしながら,ああこういうことだったのねぇとようやく納得する。
 “一揆”っていう用語が悪いのよ。妙なイメージ植えつけて。
 
 いろんな人名が出てきてわけがわかんなくなりつつも,ヒトラーがナチスの中で力を持ち,さらにはドイツ国家の権力を握っていく過程がドキドキするほど面白い。
 歴史にifは無用という話もあるけれど,どこでだったらナチスの台頭を阻止することができたのかをついつい考えてしまう。
 だっていまの日本だって妙な方向に向かってやしないかって思わない?
 だからいざというときのためのシミュレーションでもあるのさ。

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紙の本ニッポンの刑務所

2010/05/22 11:59

塀の向こうにも人間の社会が

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 発売されたときから気になってて,やっと図書館で借りてきたの。
 できれば自分はずっと外側にいたいなぁって思うけど,中の様子は気になっていたのよね。
 ここ数年過剰収容の問題とか刑務官の不祥事とかよくニュースになるものね。
 刑務所ってどんなところなのか,基礎知識や中の生活を知るにはとってもコンパクトで内容の深い本だと思う。
 
 一日の流れとか刑務作業のことはおおむね想像の範疇だったけど,運動会や盆踊り,観桜会といった行事や職業訓練と技能大会のことは初めて知った。
 そうよねぇ…運動会とか,ちょっと何が起こるか怖いよねぇ。
 だけどもそういうハレの日があるっていうのは,人間の生活にとって意義のあることなんだと思った。
 
 あとはこの頃の世相の変化が刑務所内にも及んでいるということが印象的。
 外国籍の受刑者が非常に増えているんだって。
 その背景には日本の不況で出稼ぎ外国人の仕事が激減していることがあるのだそう。
 国際受刑者移送条約の存在だとか,府中刑務所が伝統的に一番外国人対応が充実しているなんてことを知る。
 それに日本人のありようも変わってきていて,昔だったら話してわかってもらえたことが通じなくて自己中心的だったり,必要以上に甘えてきたりする受刑者が増えているのですって。
 そして,一定の制限内だったら私物の持ち込みが緩和されたから,お金を持ってる持ってないで受刑者間に格差が生まれてきているとのこと。
 何だかね,読めば読むほどどこぞの学校と似ているような気がしてならない。
 お上の政策の変化が末端の現場の過剰負担のもとに実行されているところもね。
  
 とりわけ興味深かったのは,少年刑務所や少年院の中での教育。
 自分と向き合い,自分で気づきながら更生に向かわせること,そして再犯防止のための教育の重要性,これは学校での仕事と通じるものがあるなぁ。
 やっぱりね,こういった状況の中でこそ,狭義の学力をつけることって大事になってくるんだと思うの。
 奈良少年刑務所の過剰収容のなかでの“あきらめない教育”は,私たちにも気づきを与えてくれる。
 仕事に向かう気持ちにもう一回気合いを入れ直す。
 昔知り合いが刑務官になりたいなんて言っていて,なんでだろうかと首をかしげたことがあったけど。
 ここに出てくる刑務官の話や仕事の内容を見れば,たしかにやりがいってあるよ。
 
 前に府中高校にお勤めしていたことのある先生から聞いた話。
 卒業アルバムのお約束の航空写真で撮る校舎ね,府中高校はいつも学校が画面の隅っこなんだって。
 何でかっていうと,刑務所が映っちゃうから。
 だったらいっそ載せなきゃいいのにとも思うけど。

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ティーカップを持つ手がふと止まる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 テーマ史が好き。そして,身近なモノの歴史が好き。
 特にお茶は入試問題にもよく取り上げられる,世界史的にもおもしろいテーマだから,こういったタイトルの本はわりとよく出ているのだけど,霊薬とされていた頃から現在のフェアトレードにつながる問題までをひとつながりで扱っているのがこの本のおもしろさじゃないかな。

 各章の最初に出ている茶に関する史料文献の引用もいいね。
 それぞれの時代や地域の人の茶に対する意識がよくわかる。
 
 第一部「東から」では,中国における茶の起源や中国文化圏での茶の広がりについて,第二部「西へ」がヨーロッパ人の茶との出会いが彼らの生活にもたらした変化,そして茶の普及が背景になって起こったアヘン戦争など茶をめぐる東西交流を詳細に描いている。
 ヨーロッパで怪しげな混ぜものをしたバッタもん茶がけっこう売られていたこととか,インドでの茶栽培の試みなんかはおもしろかったな。
 第三部「珍しいもの,不明な事,まちがった呼称と事実」は,一章ワンテーマで茶に関わるさまざまな小ネタを取り上げている。
 わりと有名なのが茶の呼称“ティー”と“チャ”の違いが生まれた理由。
 授業の中でうまく使えそうなネタがたくさん。
 そして,第四部では現代における茶栽培や貿易の実情と問題点について。
 日頃何気なくもガバガバと飲んでいるお茶について,ふと立ち止まって考えてしまう。

 通しでじっくり読んでもいいし,気の向いたところを拾い読みしてもいい本だな。
 

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日々の生活があるから文化も生まれる

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ようやっと長大なシリーズが完結したと思ったら,別巻。
 思えばちゃんと巻数順に出たところがあっぱれだわ。
 
 で,これは別巻なのだけども江戸時代の内容が中心になってるよ。
 通史的な事柄よりも現代にまでいたる文化のバックグラウンドを生活にそくした要素から解説しているご本。
 人々の食べていたもの,住んでいたところ,学びのあり方とか,あくまでも庶民に焦点を当てているところが新しくもおもしろい。
 古文書の解読はだいじ。
 だけどその内容が書かれている紙がどこから来たか,そういった文書がかくも頻繁にやりとりされている裏にある人々のリテラシーを考えることも重要だよね。

 庶民が日々の生活に追われて,取り上げるに値するような文化を残さなかったというのは虚説なんだ。
 そういうところに目を向ける研究の成果が早く教科書に反映されるといいなぁ。

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人の欲はかくもエキサイティング

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 学校の図書室に入ったときから目をつけていたのだけど,実際に手に取ったのは何ヶ月もあと。
 いいよね,装丁の段階からドキドキするもの。

 衣類の色なんていまでこそどんな色でもあって当たり前だけども,昔はそうではなかったのよね。
 染料だって当然自然にあるものからとるしかなかったし。
 ある色の衣装を身につけていることがすなわちステータス。
 古代の紫色なんか,小さな貝から取るんでしょ。
 コチニールもそうだけど,最初にそれから色が取れると気づいて実行した人は偉いなぁ。
 
 "大航海時代"っていう表現にはさまざまな議論があることはもちろん承知しているけども,このワクワクする語感はやっぱり魅力的。
 トウガラシとかジャガイモとかタバコとか,さまざまなものがアメリカ大陸からヨーロッパに渡ってきたけど,紅の染料コチニールもそうだったのね。
 育てることもたいへんだけど,輸送もまた大変で,ヨーロッパについてからの流通にもいろいろあったコチニールだけど,それでもなおこの紅の深さ鮮やかさに魅了された人たちがいたんだわ。
 こんなエンコミエンダもあったのね。
 そしてヨーロッパ人もその正体を探るために研究したり,産業スパイまがいのことをしたり。
 産業革命期にもそういったことはあったけど,なにやら文明を発展させていく大きな原動力の一つには絶対に人間の欲があるんだなぁと感じさせるエピソード満載。
 モノの歴史は必ず人が介在しているだけにスリリングでエキサイティング。
 

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紙の本シュメル−人類最古の文明

2007/04/14 15:27

人間の変わらなさ

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 冒頭に三笠宮様の言葉があって、びっくり。
 そういえばこの宮様、オリエント氏の専門家だったっけ。
 先日の女系天皇をめぐる私的コメントをみて「おいこら」って思ったたけどもさ.
 で、シュメル。
 そのかみには”シュメール”って教わったし、今も教科書ではそうなっているけど、ホントは”シュメル”の方が言語に近いんですって。
 駄洒落みたいな理由だけど。
 私個人としては”シュメール”っていう方が雰囲気だなぁ。
 どことなく呪術的な語感が謎の民族って感じがしませんか。
 教科書では古代文明の始まりのとこにちょろっと出てきただけで、すぐさまオリエントのさまざまな民族の盛衰に飲み込まれてしまうシュメル人だけど、案外といろいろなことがわかっているんだなぁ。
 古代メソポタミアの豊饒ぶりや、円筒印章が多く用いられた社会だってことは広く知られていること。
 都市国家間の抗争はすでにして現代の国家間の紛争をほうふつとさせる。
 人間って変われないのねぇ…。

 古代オリエントでは、エジプトもそうだけど国家運営に果たす書記の役割がすごく大きかった。
 文字書けるってのがエリートへの第一歩。
 シュメルには学校もあったって言うよ。
 文字通り世界最古の学校ね。
 そこで使われた教材の内容を読むと、生徒と親と教師の関係が何ともおかしい。
 そんなことあるんかい。
 結局教育の基礎は読み書き計算なのか。

 末尾の”シュメル語を読むことはシュメル人に経をあげること”といった趣旨の言葉は感慨深い。
 歴史を勉強することの意義のひとつだと思うよ。

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激しく同意!!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 そうよ、そうなの、そのとおり!!
 タイトルには激しく同意。だけどそれを第三者(特に関心のない)に伝えるのって難しい。

 これは福岡大学の歴史学科の先生方が総出で、高校生に自分の専門分野を通じて歴史の面白さを説くってご本。
 こういうのって大事だ。総出でってのがすごくいい。

 個人の研究テーマと北九州というロケーションをからめた、ここの問題提起がどれも面白い。
 ”九州男児”のイメージゆえに激戦地に駆り出された連隊の話、鎌倉時代末期の九州武士の話、やっぱりこれからの日本史は地方が焦点になってくるのかなぁと思わせる。

 特に北九州は環日本海、東アジアの国際関係を考える上で重要な土地だから、地元の大学がそういった情報を発信していくことはとても価値のあることだ。

 ああ…九州の国立博物館に行きたい。
 オリンピックだって福岡でやる方がよほど価値があるんだよ。

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紙の本イギリスの近代化遺産

2007/04/14 15:11

近代化遺産の老舗

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 産業革命期に建設された「近代化遺産」、橋梁・駅舎・炭坑・工場・発電所などの写真がたくさん。
 こういった施設から産業革命の歴史を辿るってステキ。
 この頃誰の影響か、技術史に興味がある。
 技術そのものについては全然わかんないんだけどね。
 ”近代化遺産”って言葉もこの頃よく耳にするようになってきたけど、そういうものを残していくのって
大事なことよね。
 産業革命の元祖、イギリスの橋や工場や駅舎のなんてステキなこと。
 キュー・ガーデンは鉄とガラスの芸術、スミス・フィールド精肉工場やクロスネス下水処理場、ガスタンクの壮麗な装飾にヴィクトリアンな時代の空気を感じる。

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中国近代史のウェットな部分

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 中国の近代史というのは私にとってはちょっと特別な時代で、ぐいぐい読んだ。
 太平天国や北伐、長征を”南からの風”という見方で説明しているところがおもしろい。
 まるで中国での改革はいつも南からはじまるみたいね。
 経済的な変化はだいたい南部からだもんね。
 ”失敗の英雄”孫文の失敗ぶり、伝統的思考から抜けきれなかった部分も興味深く読んだよ。
 やっぱり中国のような国は専制で治めるしかないんだろうか。
 どこか古代的。

 西安事件の顛末もなるほどこういうことだったのかと。
 張学良の真摯な気持ちはわかったけれど、甘かったんだな。
 青年元帥、その後の人生が長すぎた。
 ああ、宋美齢も波乱万丈なわりにはめちゃめちゃ長生きね。
 恐るべし、チャイニーズ。

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紙の本ビター・メモリー 上

2007/04/14 15:23

生きてくことのしんどさ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この頃また小説を読むようになった。
 忘れたい現実が多すぎるからなのかどうか。
 高校のときから好きだったシリーズ、気がついたら新作がいくつも出ていたのであわてて読み出した。
 作中にちらちら出てくる登場人物の過去が、今回は大きな流れになってきたなぁという感じ。
 だけど、枝葉の部分のエピソードの落ち着き先がわからないところは不満といえば不満。
 ビターすぎたからあえてぼかしたんだってことなら納得はできるから。

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紙の本女教皇ヨハンナ 上

2007/04/14 15:22

カトリック教会の世界は伏魔殿?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 宗教の世界は昔も今も男尊女卑ね。
 カトリック史の暗部をとりあげる…というのは、『ダ・ヴィンチ=コード』が火をつけたこの頃のはやりなのかどうか。
 ”女性の教皇”がいたっていうことは、前に本で読んで気にはなっていた。
 だからこの本も新聞の広告で見て「おおっ」と思ったものの、手に取ったのは今。

 まだ中世になりきっていない時代。教科書なんかではカールの戴冠の後はさっくり“神聖ローマ帝国の成立”って流れだもんねぇ。
 男女問わず貧しい中から立身出世を遂げるにはやっぱり聖職者になるしかないのね。それでも女の子が学問するってこれだけ大変なことなんだ。
 ノルマン人の襲撃や皇帝と教皇の対立を織り込みながら、ストーリーはスムーズに流れていく。なにやらメロドラマ的な部分が濃すぎるような気はするけれど、当時のヨーロッパの雰囲気がわかって勉強になる。

 ああ、ゲロルトカッコよすぎ。でも最後はなんだか肩すかし。

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紙の本14歳の法律相談所

2007/04/14 15:19

節目の年頃?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 13歳とか14歳とかってある種の境界線なんだなぁ…ということをとみに感じるこの頃。
 そんなタイトルのご本を目にすることも増えてきた。

 で、これはロースクールですって。
 「法律を知ることで、どういった行動がどんな結果を招くのかを学び、軽率な行動、犯罪を防ぎます」とのこと。
 なかみは刑事と民事に関して、若い人に起こりうる50に事例を紹介している。
 万引きとか、又貸しとか暴力とか、学校の中でもよくありがちなトラブルについても出ていて参考になる。
 …けっこうそういうトラブル経験してきたなぁ。
 もちろん学校だからね、法律で定めるのとは違う指導のあり方ってあるんだけど。
 なかなか興味深かったのは、「授業中の教員(公立学校の場合)に暴行や脅迫を加えた場合は、公務執行妨害になる」ってことね。
 ちなみに私学の場合は威力業務妨害だそうです。
 3年以下の懲役か禁固だそうだから、生徒の皆さん、そういうことはご遠慮くださいね。
 懲役してる間にお友達はみんな卒業しちゃうかもよ。

 ただ、これをよほど厳密に適用すると崩壊する学校が出てくるぞ。
 学校っていうのは教育機関なんだなぁということを感じ、法律を勉強する意味を感じた一冊だった。
 そういえば私、大学では法学部というところにいたんでした。

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