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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

華雅美 由沙さんのレビュー一覧

投稿者:華雅美 由沙

5 件中 1 件~ 5 件を表示

感動

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まず、『世界は美しくなんかない』で衝撃を受けました。でも、『それゆえに美しい』のだそうで。これでもまた衝撃を受けました。
キノの旅に出てくる国や人々は全てが魅力的でした。だから、どんどん虜になっていくんですよね。
キノの旅は巻数は結構ありますが、話は一話で完結しているので、普段あまり本を読まない人でも無理せず読むことができるのではないでしょうか。
時間軸がバラバラで、複雑と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、それだから、キノの師匠の話やキノの昔話が読めるので、得といえば得かもしれません。
キノと相棒エルメスの他愛ない会話や、理不尽なキノの師匠のお話、それを受け継いだキノの多少無理のある行動など、笑うところがいっぱいで、それでいてほろりと涙も忘れていないという、とても魅力的なお話です。

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紙の本トリプルプレイ助悪郎

2008/09/29 00:43

してやられた……

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私がこの本を読み終わって、一番最初に持った感想はソレでした。

なんというか、久々に西尾維新さんのマジメな推理小説を読んだ、というか。
いや、まぁ、確かに戯言シリーズの最初の方は、結構マジメに推理小説書いてあったんですけど、私はあれは、ってか、後半はモロに人外バトルの小説だと思ってるので。

まず、この『トリプルプレイ助悪郎』ですが、この著作の前には『ダブルダウン勘繰郎』と言う、いわばシリーズの1作目が存在します。
もっとも、シリーズといっても、共通しているのは、どちらも『JDC』が存在する、清涼院流水さんとのトリビュート作品だ、ということくらいで、登場人物などに一切のかぶりはありませんが。

で、正直、『ダブルダウン勘繰郎』については、そこまで深い感想を持ってはいませんでした。
読んだ感じ、なんかすごいなぁ、くらいの感想は抱いたのですが、それだけで、それきり読み返すこともなく……といった感じでしたが。

やー、今回はすごかった。
なんというかね、なんというか。
すっごい、『してやられた感』があるんですよねぇ。

推理小説はとくに興味もなく、コナン・ドイルも江戸川乱歩も読んでません。シャーロックホームズも、金田一耕介も、話に聞くだけです。だから、もしかしたら簡単なミステリーなのかもしれませんが。

何がいいたいか、って。
要するに、推理しながら推理小説を読むのが好きではない私ですが。
あまりしないし、だから、得意でもない私ですが。

……50点くらいはとれたと思います。
ただ、何が悔しいかって。
そのテストの答えが問題文に書いてあったからです。

すっごく優しい推理小説なんです。
すっごく易しいんではなく、優しい。
答えが全部書いてあるんです。推理の必要ないんです。

でも、答えを明かされないと、それが答えだって気づかない。
『答え、ここに書いてあったのに』なんていわれて、初めて気づいて、すっごい悔しい思いをする、テスト終了後の気分を味わいました。

なんか、もう、その度合いがいっそ、小気味よくって。
完全に完敗。日本語おかしいけど。
白旗ー。って感じ。
さすが、西尾維新!ってな感じでした。あ、これ、微妙にヒントだけどね。

読み終わったあとは、すっごく感動したんです。
マジでよかった。お勧めだから、ぜひぜひ読んでみてください。
一作目とか、飛ばして読んでもぜんぜん平気だから(こら

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紙の本福音の少年

2008/09/29 00:40

明日のことは分からない。本当に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は2人。柏木陽と、永見明帆です。
普通の生徒と優等生。少しイメージは違うものの、普通に過ごそうとしている2人の少年。でも、それは、過ごそうと『している』にすぎない。

2人はおなじく、心に言い表せないものを抱えていて、周りとの違和感を隠そうと奮闘している。そんな2人が出会ったのは、1瞬にして訪れた、束縛からの解放。一夜にして、アパートと共に燃えた、家族と恋人。
なくしたものは違うけれど、2人が一様に、違和感を感じる対象が死んでしまった。

自分たちを迎えに来る。
夢や電話の声に、漠然とした不安を感じながら、2人はアパート消失の謎を探り出す。


一見、ありえなさそうな話かもしれない。
そんな、大人が何かを感じられるほど、深い闇を持ってる少年たちって、いるわけ?とか。
ネタバレになってしまうから言えないが、事件のもう1つの中心、藍子だって、身近すぎて、でもありえないんじゃないの?って感じの事件に巻き込まれるわけだし。

でも、実際、結構リアリティあるんじゃない?って私は思う。
私だって、同じ年代の子が、どのくらい心の中で闇を持ってるか知らないけど。
正直、全員が全員、闇を持ってて、違和感感じながらも、いつの間にか、誰かによって定められた普通を演じてるんだって、それが真実でも、実際にありえるんじゃないかって思う。

多かれ少なかれ、誰にでも、表で演じてる顔を持ってるわけだ。
誰でも、それについて考えたり迷ったりしたことがあるはず。

人によっては、理解できない。とか、何この終わり方とか、雰囲気しかつたわらない、とか。そんな感想を抱くかもしれない。
正直言うと、確かに好き嫌いの分かれる作品だと思う。

読感はいい方じゃないし、少なくてもバッテリーであさのあつこを好きになって、あの感じを求めるというなら、違和感を感じるのはしょうがないはず。

それに、その雰囲気を読む力がいるかもしれないし、特に、大人には受け入れられないことが多いかもしれない。

同じくらいの年代で、今くらいの年代の、不安定さとか、漠然とした不安とか。
そういうのを感じている私だからこそ、分かることもあるし。
その点、すっごくリアリティがあると思う。だって、同年代の私が同感できるんだから。

大人みたいな強さと、大人みたいな弱さを持っていない私たちだからこそ、理解できる、そういう部分もあるはずなわけ。
ちょっと背伸びして、大人になりたがったりしてるけど。
それでも、大人と違う部分を持ってるんだ。

世の中の疑問に割り切れる頭を持ってなくて。
心配されることを受け入れる余裕を持ってなくて。

そういうきわどい年代。

でもね、大人にも子供にも読んで欲しい。

多分、絶対楽しめると思う。まぁ、楽しむといっても、愉快、な方の楽しむじゃなくて、興味深い、の方ですが。

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戯言シリーズについて

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戯言シリーズとは、先ほど、『戯言遣い』と評される語り手、『いーちゃん(本名不詳)』が戯言を交えながら、身の回りの事件を解き明かしていくという、ミステリー……なのでしょう。多分。
なぜ、名言できないか、というと、巻を重ねるにつれ、内容が『ミステリー』よりも、『人外バトル』を中心にしているような気がするからです。

濃いキャラばかりなシリーズで、新しく登場したキャラを立たせたい故に、そのキャラが人外になってしまったのか、それとも、もとよりそのつもりだったのかは、甚だ疑問ではありますが。

ともかく。
ミステリーを読みたい読者は、『ネコソギラジカル』を読むと正直がっかりするかもしれません。
それまでに、読むのをやめてしまうミステリー好きさんもいらっしゃることでしょう。

何より。
このシリーズは結構好き嫌いが分かれると思われます。
なぜなら、この語り手は『戯言遣い』だからです。
結局は、このシリーズ全てが戯言なんじゃないか、と言ってしまえばファンに怒られそうですが、正直そう言ってしまっても、納得できるかもしれません。

すべてが言葉から成っていて、すべての言葉が成っている。
そういう言葉遊びが好きな人にはオススメですが、ダラダラ喋ってる暇があったら、話まとめろよ、とか思う人にはオススメできませんね。
このシリーズはそういう言葉遊びを楽しむのも、目的の一つなんではないか、と思いますので。

で、このシリーズで、戯言のほかに魅力的、といえば、やはりキャラクターでしょう。
なにがどうしたって、もう『とにかく、濃い』の一言です。
ひとりひとり、キャラがたっていて、1巻だけで出番がなくなるキャラはもちろん、始め数ページで死んでしまうキャラクターですら、印象的。
これほどキャラが濃く、また、人数の多い話は1つ2つしか、思いあたりません。

ですから、萌えを探している方は、この本を読めば、ほぼ必ず、1人はタイプがみつかります(男でも女でも)。
……というのは、まぁ、おいておいて。
でも、それくらいってことです。

ちなみに、1番のオススメは『クビシメロマンチスト』。
戯言が好きで、それ故に嵌っている人は、これがNO1だと思います。
はい。

私はこのお話、大好きなんですが、正直、全巻の前半と後半では、大分話のジャンルが変わっていくので、前半嫌い、後半嫌い、という方も多いでしょう。
正直言いますと、私も後半はあまり好きではありません。

し、戯言遣いの人間でいて、人間でないところ、に惹かれた方は、最終巻はあまり面白くない結果かもしれません。
……正直私は、、、ってもういいですね。

戯言、読みたいけど、少し躊躇っている、という方は、1巻と2巻を先に読んでくださればいいと思います。2巻よんで、あまり好きじゃないな、と感じた方は、おそらく全巻読んでも、その感想のままだと思いますので。

でも、だからといって、西尾維新さんの作品全てを読まないのではなく、違う作品もぜひ、読んでいただきたい。
西尾維新さんの作品は、読者の好き嫌いが分かれると思いますし、同じ維新さんの作品でも、アレは好き、アレは嫌い、ということがザラにあると思います。
正直、私も西尾維新さんの作品はだいたい好きですが、『アレはダメかなー』という作品もありますんで。

ですから、戯言がダメな人はほかの作品を。。。そうですね、、、『化物語』あたりがオススメでしょうか。

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神栖麗奈は此処にいる

2008/10/06 21:57

アナタにとって、必要な(けれど、どうしても会えない)人は誰ですか?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

神栖麗奈とは、どうしても大切で、必要で、会いたいと願う、そんな人物が彼/彼女を望む人物の目の前に現れる、そんな『現象』の名前です。
出現条件は、存在を信じること、神栖麗奈について、誰かに聞いたことがあること、そしてもちろん、会いたい人がいること、そんなところです。
しかし、神栖麗奈とは現象で、現象に過ぎず、それ以上でもそれ以下でもありません。故に、神栖麗奈という存在はいずれ、疑われ、破綻する。会いたい、けれど会えない、そんな人物を望み、しかし、結局は神栖麗奈を望んでいたにすぎない、そんな願望者はその事実に絶望する。そう、決まっているものなのではないでしょうか。

けれども、神栖麗奈は連鎖します。情報から、情報へ。
そこで、考えさせられるのは、自分にとっての大切な人は誰か。自分にとっての彼女は誰なのか。
とてつもなく大切で、必要で。はたまた、とてつもなく大嫌いで恨んでいて。そんな存在は一体誰なのか。
この質問はそう、易々と答えを見つけることができません。

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