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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

カカシさんのレビュー一覧

投稿者:カカシ

9 件中 1 件~ 9 件を表示

深い本

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いまや日本一有名といってもおかしくはない旭山動物園の物語。一度は閉園にまで追い込まれながら、奇跡の復活を遂げたその経緯が描かれている。
類書と異なるのは、おそらく綿密な取材に裏付された、内容の詳しさだろう。各飼育舎がどのようにできたのかという足取りが、手に取るように伝わってくる。また、写真も他では見たことのないようなものばかりだった。
ガイドブックでは伝わらない、旭山動物園の深さがわかる一冊です。

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紙の本後世への最大遺物 英訳版

2005/11/26 20:06

おつかれさまでした

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界的に有名な宗教思想家、内村鑑三の著書『後世への最大遺物』の英訳本。原書は今から百年以上前の作品だ。英語は素人なので良し悪しを判断できないが、同じく英語の素人を自負する訳者が、二年近くの歳月をかけて英訳したその努力に頭が下がる。対訳形式なので日本語だけ読んでも面白いが、英語に自信のある方にはさらにお勧めしたい。

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紙の本ラスト・ナチ

2005/09/08 20:09

男気!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

黒地に男のむき出しの腕という男気あふれるカバーが異様に目を引くが、中味は正統派のスリラー小説だ。400ページを越える作品であるにもかかわらず、自然な日本語のおかげでスピード感を損なわず、最後までいっきに読むことができる。次の作品が待ち遠しくなる一作だ。

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紙の本442 442連隊戦闘団

2005/06/06 21:49

大和魂!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第二次大戦時のアメリカ。真珠湾攻撃で風当たりの強まる中、日系人部隊がアメリカ兵救出に繰り出される。
救い出した兵士数より、犠牲になった兵士の方がはるかに多いという筋書きは、戦争物ではそう珍しくはないのかもしれない。しかしアメリカ人というよりも日本人に近い彼らが、自らの名誉をかけてそんな理不尽さを乗り越えてゆく姿は、小説だとわかっていても感動せずにはいられなかった。
戦後60年の節目にふさわしい一作である。

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紙の本サイドショー

2005/07/10 22:48

落ち込んだときに

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

札幌市在住の中村南氏による、老人たちを主人公にした中編集。
元気一杯の若々しい老人が登場したり、老人が大活躍するような事件が起きるわけでもないのに、なぜか彼らのたくましさが伝わってくる。
読み終えたあとで、じわりと元気が出てくる作品だ。

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紙の本オーケ通り

2005/06/21 21:53

シリーズ最高作!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第二次大戦直後のイタリアを舞台にしたミステリー。『白紙委任状』、『混濁の夏』に続く、デルーカ捜査官シリーズの最終作で、イタリアの文学賞を受賞した。
謎解きの点では物足りなかった第2作に比べ、本作はイタリアの政党間の争いを絡めつつ、骨太で満足のいく出来となっている。
執筆しているらしいという噂の第4作が待ち遠しいところだ。

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卒業の意味

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

卒業式の答辞といえば、聞いていて眠くなるもの、あるいは気恥ずかしくなるものと相場が決まっているが、この本の答辞にはそれが当てはまらない。
どれも書いた当人にしか考えつかないような内容で、しかも、高校卒業の重さをあらためて感じさせる。
そんな思いが詰まった一作です。

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紙の本とんでもない旅

2005/11/26 20:05

著者名が……

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「香住泰(かすみたい)」という真面目なのか不真面目なのかわからない名前の著者が贈る短編集。著者名とは裏腹に、ほろりとくる話や手に汗握るミステリーなど、内容はいたってまともなものである。もう少し作品の幅を広げてほしかったが、それは欲張りすぎというものだろうか? 次回の作品に期待したい。

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紙の本最良の復讐

2005/01/11 08:18

落ち込んでる人に

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

は、あまりお勧めできません。大逆転の話ですが、前半は人生をまっさかさまに転がり落ちていくので、ますます気分が沈んでしまうと思います。
読むときはいっきに最後まで読んでください。「復讐」とありますが、読後感はさわやかです。

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