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先月(2017年8月)

りょうけん屋さんのレビュー一覧

投稿者:りょうけん屋

1 件中 1 件~ 1 件を表示

歌舞伎は江戸の新劇、新劇は明治大正昭和の現代演劇、さて現代演劇は…?

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この本を読むまで歌舞伎や狂言は単に懐が暖かいだけでなく、それにプラスアルファするものがないと行くべきでない、イヤとても行けないと思っていた。新劇も何となく辛気くさくて二三度通ったが止めてしまった。時代がこんなにも変わりつつあるのに何を考えているのだろうか、その思いやよしとしてもほかにも表現の仕方があるだろうにと気が滅入ってしまうからだ。そして現代演劇となると、これはもう学芸会に毛の生えたようなものから仲間内のどんちゃん騒ぎまで、コーヒー付きでも行く気にはならないと。そんな昨日までのモヤモヤが、本書によって吹っ飛んだ。少なくともここに登場する10人は、そんな狭い了見の持ち主でもなければ、ブラウン管の人気をよいことに未熟な技量で荒稼ぎする人々でもなかった。勘九郎さんは勘三郎襲名の遥か前から勘三郎後までを考え、身体を張って行動している。萬斎さんは能楽堂の舞台を頻繁に飛び出し、世田谷パブリックシアターやシアターコクーンで現代演劇に何かを遺そうと企んでいる。いのうえひでのりさんだってそうだ。恐ろしいほどの人気に押しつぶされないよう細心の注意を払いながら「欲望のままに」とか何とか言って、辛気くさい台本を見事に現代劇化して見せる。ほかにも挙げればきりがないが、交友関係が分かるのもうれしい。類は友を呼んでいる。10人には入っていないが、渡辺えり子さんの存在の大きさを知るだろう。写真も楽しめる。

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