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先月(2017年8月)

野村 一夫さんのレビュー一覧

投稿者:野村 一夫

1 件中 1 件~ 1 件を表示

子犬に語る社会学

2005/01/12 11:36

著者からのメッセージ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005年1月7日に拙著『子犬に語る社会学』が洋泉社から発売になりました。これは2003年10月に刊行されたムック『子犬に語る社会学・入門』の前半80ページまでを占めていた私の担当部分を単行本化したものです。

 本書では「人間のためのあとがき」以外では、読者に語りかけておりません。「子犬に語る」というのは私の発案なんですが、我が家ではふだんから犬たちに向かって日本語でしゃべっていますので、とりたてて奇異なことではありません。犬たちはそれなりに通じたふりをしています。

 そんな孤独な社会学者のひとり語りを脇でこっそり聴いていただくような感じで気楽に読んでいただければ幸いです。

 内容的には、あくまで私がそう思う社会学像について語っています。難しい問題もさらっとすませるようにしています。専門家には不満が多い本だと思いますし、私としても語り足りないところが多々あるのですが、全体像をなるべくコンパクトに説明するのが今回の目標でしたので、その点はまずまずだと思っています。新書本の三分の二ぐらいの字数ですから、まあ、一気読みしていただける分量でしょう。入門書は、なによりコンパクトでなければなりません。

 社会学入門ではありますが、いわゆる学生向けの教科書ではないつもりです。そういうものはこれまでさんざん書いてきたので、私としてはもういいのです。それよりも、一般の方が社会学という学問に興味を持ったときに軽い気持ちで手に取っていただけるような本にしたいと思って企画したものです。中学生から中高年まで、幅広い層に読んでいただけることを願っています

【目次】
第1章 社会学の遠心力と求心力
第2章 窮屈だけれど自由な近代
第3章 システムからはみだす
第4章 「自分」という物語
第5章 なぜ人はささいなことで傷つくのか
第6章 想像された境界をまたぐ
第7章 メディア空間を生きる
第8章 ことばが現実をつくる
第9章 命の限界に向かって
人間のためのあとがき
索引

*野村一夫ホームページ“ソキウス”より転載。

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