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大柴ひさみさんのレビュー一覧

投稿者:大柴ひさみ

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著者コメント

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本書に収めた内容は、米国在住の「コミュニケーター」である大柴ひさみが、異邦人(エイリアン)として米国社会で実際に生活して感じた「驚き・感動」を、リアルな出来事として、メディアの手を介さず、直接日本の人たちに伝えたいと思い、ウェブサイト上に書き綴ったコラム集です。好奇心旺盛な性格で、どんな分野にもアタマを突っ込んでしまうので、サブジェクトは政治・経済・社会・ビジネス・宗教・生活など様々なカテゴリーに広がっています。2001年の9月11日のテロ攻撃を真ん中にはさんで、過去2年間のアメリカで起きた出来事を、シリコンバレー発の視点で書いています。特にテロ攻撃直後の強烈な思い、日本ではほとんど報道されないカソリック教会の性的虐待問題や宗教の自由に関する問題、またエンロンに代表される企業倫理の崩壊など、私自身のアメリカへの思いを込めて書き込んだコラムも多く収めています。

異邦人である私は、毎日「アメリカとは何だ?」ということを、ある時は客観的にある時は非常に主観的に捉えながら生活しています。ある公共放送の講演の中でレズビアンのフェミニストの博士(Ph. D)が、いみじくもアメリカについて言及した「アメリカとは、人種、性別、年齢、職業などあらゆる差別がもたらすコンフリクトや緊張感をあえて受け入れて生活をする、そんな人間が集まったソサイエティだ」という言葉に、私は思わず納得してしまいました。もちろん大多数のアメリカ人は、何も考えず何も疑問を持たずに、アメリカ人として生まれ、生活しています。ただそういった人以外に多くの移民を抱えるこの国では「アメリカに住むことを選択した人が、その選択の代価として緊張感を持ちながら暮らす」、そんな国でもあります。日本にいた時には、ほとんど気が付かなかったこの「緊張感」は、私がアメリカに惹かれる大きな理由のひとつで、これがあるからこの国にあと50年以上住むぞと決意したような気がします。

日本とアメリカは、8000kmの太平洋を間にはさんだ隣り同士で、相互に強く依存影響しあっている国同士です、インターカルチャーな視点による現実のアメリカの姿を知ることは、日本で生活する上での新たなモメンタムの発見に繋がると私は信じています。「剛速球のような文体」と言われる私のストレートトークをぜひ読んでみて下さい。

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