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未来社さんのレビュー一覧

投稿者:未来社

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証言のポリティクス

2004/04/23 15:36

内容紹介

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

歴史の他者にとって正義とは

哲学と政治の交叉するところで、何が真に問題となっているのか──。激変する世界の中で、時に論争に応じ、状況に積極的に介入した哲学者・高橋哲哉の犀利かつ粘り強い思考と運動の奇跡。(本書帯より転載)

【目次】



エウリュディケーの声──『ショアー』と性的差異の痕跡
 1 ジェノサイド(genocide)か、ジノサイド(gynocide)か?
 2 絶滅の蜃気楼──ファタ・モルガナ
 3 オルフェウスの政治
 4 死者たちの未来、幽霊の未来

トラウマと歴史──アブラハム・ボンバの沈黙について
 1 はじめに
 2 行動化か、徹底操作か
 3 抵抗、転移、反復強迫
 4 プロセスとしての徹底操作
 5 「全面的支配」の幻想

記憶の回帰と証言の時代──フランスの〈戦争の記憶〉についてのノート
 1 序
 2 ヴィシー・シンドローム
 3 ダブル・スタンダード
 4 アルジェリア・シンドロームへ?

II

「人道に対する罪」をめぐる「法−外」な二つの試み
  ──南アフリカ「真実和解委員会」と「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」をめぐって
 1 はじめに
 2 「法」と「赦し」の狭間で──真実和解委員会
 3 「不処罰」の文化への挑戦──女性国際戦犯法廷
 4 証言の可能性と不可能性

何が直前に消されたか──NHK「問われる戦時性暴力」改変を考える
 1 問題化の経緯
 2 「修正台本版」の何が消されたか
 3 メディアが問われている

「歴史の他者」が「正義」を求めるとき──「歴史のヘテロロジー」
 1 はじめに
 2 歴史の他者をめぐる歴史的思考
 3 物語と判断
 4 「正義」について

III 爆心地に立つ天皇──ナショナルな「記憶」の(再)編成をめぐって
 1 はじめに
 2 ヒバクシャの老婦人と天皇
 3 爆心地に立つ天皇
 4 同一化の幻想を解く
 5 憲法、万歳、君が代

戦争主体としての国家・国民──靖国問題覚書
 1 はじめに
 2 A級戦犯合祀問題
 3 政教分離問題
 4 国家という宗教、犠牲の論理

錯認の構造──日朝問題によせて
 1 国家犯罪のアナロジー
 2 運命を狂わされたのは誰か

あとがき
初出一覧

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