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先月(2017年6月)

木村浩則さんのレビュー一覧

投稿者:木村浩則

1 件中 1 件~ 1 件を表示

「つながり」の教育

2003/06/14 03:15

著者コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書の「つながりの教育」というタイトルにみなさんはどのようなイメージをいだくでしょうか。「つながり」という言葉自体はありふれたものですが、私は現代社会が直面する「社会病理」、「教育病理」の背景を考える上で、根本的に重要なキーワードではないかと考えています。
 本書は、この「つながり」をキーワードにした全部で6つのエッセイから構成されています。第一章では、文部科学省の「ゆとり教育」に対する原理的な批判を試みました。最近「ゆとり教育」批判は一種のブームとさえなっていますが、そのほとんどは学力問題の視点からの批判です。ここでは教育現場にゆとりを実現するという課題をより原理的に考察してみました。第二章ならびに第三章は、現代の「家族」「教師」の抱える困難を、親や教師の中に潜在する教育的な「とらわれ」あるいは「強迫」という観点から問題化しようとしたものです。第四章では、子どもに対する社会のまなざしというものをテーマにしました。強権的な社会のまなざしが強まる昨今、それに代わる社会的なまなざしと保護の原理を探求しようとしたものです。第五章では、現代の若者における自立の困難の背景とその克服の道すじを、いくつかの現代若者論を素材としながら明らかにしようとしました。第六章は、危機にある教育を回復させる試みを〈つながり〉というキーワードの下に理論化しようとしたものです。
 「教育の危機」が叫ばれる昨今、困難な状況の中で日々悪戦苦闘している父母、教師、そして大人たちに、ささやかでも希望の灯火を提供したい、そのような思いで執筆しました。
 ぜひご一読いただければ幸いです。

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