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先月(2017年4月)

三和書籍さんのレビュー一覧

投稿者:三和書籍

1 件中 1 件~ 1 件を表示

内容紹介

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あの『免疫革命』(講談社、2003年)や『体温免疫学』(長岡書店、2004年)など多数の著書をだした、新潟大学院教授・安保徹先生の専門書です!
 免疫学に興味のある方、もしくはガンの治療やアトピーの治療法について関心のある方は、一度は先生の本を手にされたことでしょう。今回の本がこれまでの著書と大きく違っている点は、安保先生の初の専門書であるということです。専門書とはいっても、中身は難しい言葉使いや専門用語の羅列・・・ではありません。安保先生独特の易しい言い回しや、一つ一つのトピックが実験のやり方やその結果を簡潔に説明しており、一般の人にも十分理解していただける本です。むしろ、ほかの一般書では分かりきれなかった安保理論を徹底的に理解するためには無くてはならない内容なのです。
 冒頭にある「気圧と疾患(虫垂炎)」。これは安保先生がほかの医者の先生が「晴れた日にゴルフに行こうとするとなぜか盲腸の急患の連絡が来る。なぜなんだろう」といっていたのを聞いて、それを手がかりとして気圧と虫垂炎の関係を研究してみたというものです。そのほかに、ストレスやアトピー、ガンなど私たちの身の回りにある疾患に対する見識の盲点をついてきます。たくさんの驚きと発見を見つけると思います。
 専門家の方だけでなく、ぜひ免疫学に関心のある方、身近な病気を科学的に理解したい方にお勧めする一冊です。

1.気圧と疾患(虫垂炎)
2.白血球
3.感染による白血球の変化,そして体調
4.神経,内分泌,免疫系の連携の本体
5.新生児に生理的に出現する顆粒球増多と黄疸の真の意味
6.胃潰瘍発症のメカニズム
7.妊娠免疫の本体
8.ストレス反応の男女差そして寿命
9.アレルギー疾患になぜかかる
10.癌誘発の体調と免疫状態
11.東洋医学との関連
12.骨形成と免疫の深い関係
13.免疫システムと女性ホルモン
14.自己免疫疾患の発症メカニズム
15.担癌患者とNK細胞
16.ストレス,胸腺萎縮,回復時の自己反応性T細胞の産生
17.副腎の働き
18.ステロイドホルモン剤の副作用の新しい事実
19.リンパ球はなぜ副交感神経支配を受けたか
20.傷負け体質のメカニズム
21.臓器再生,免疫,自律神経の同調
22.尿中カテコールアミン値と顆粒球そして血小板
23.老人の免疫力
24.内分泌攪乱物質の免疫系への影響
25.妊娠前の免疫状態と不妊
26.免疫系の年内リズム
27.アトピー性皮膚炎患者のためのステロイド離脱
28.腰痛,関節痛,そして慢性関節リウマチの治療
29.再び,胃潰瘍,アトピー性皮膚炎,慢性関節リウマチについて
30.膠原病,自己免疫病に対するステロイド治療の検証

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