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  3. 早川書房編集部さんのレビュー一覧

早川書房編集部さんのレビュー一覧

投稿者:早川書房編集部

24 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本戦闘妖精・雪風〈改〉

2003/03/05 21:20

編集部コメント

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 電子偵察機・雪風とパイロット・深井零の孤独な戦いを描くシリーズ第1作。緻密な加筆訂正を施した改訂新版。

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紙の本末弥純グイン・サーガ画集

2003/08/28 22:07

編集部コメント

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 栗本薫氏によって書きつがれている世界最長の大河ロマン〈グイン・サーガ〉は、スタートから20年を越え、90巻代に突入した現在も多くの読者の心を魅了しています。
 さまざまなキャラクタが縦横無尽に活躍するこの物語を、華麗なアートで飾り
、読む者のイマジネーションをふくらませてくれるイラストレータは、いわば物語の水先案内人といえます。加藤直之氏、天野喜孝氏、末弥純氏、丹野忍氏と、現在4人目を数えています。
 3人目の末弥純氏は、1997年から2002年にわたり、正篇外伝ふくめて38冊に、カバー、口絵、挿絵を提供していただきました。「ウィザードリイ」のキャラクターイラストなど、現在の日本を代表するファンタジー・アートの第一人者である氏のイラストは、ある時は強靱に、ある時は繊細に、そしてまたある時は妖艶に、戦士や王女や異形を描き出し、末弥純によるヴィジュアルなグイン・ワールドは、読者からも高い評価を得ています。
 本書は、末弥氏が6年にわたって描きつづけてきた、〈グイン・サーガ〉関係のイラストをすべて収めた、決定版豪華幻想画集です。カラー77点、モノクロ280点のイラスト群によって展開される、魔界の神秘、異形の躍動、美麗の饗宴を、お楽しみください。序文は栗本薫氏です。

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紙の本ダイホンヤ 新装版

2002/07/03 19:29

内容紹介

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 20XX年、コンピュータ・ネットワークの発達と地球的に森林資源の不足から起こった、紙の本の激減によって、弱体化した書店や出版社を保護するため「書店法」が制定された。
 書店法は、表向きは本を守るための法律であるが、その実体は、法による表現の規制や出版の管理をねらったものであった。
 実際に、大資本による巨大書店の登場によって、書店法は、その独占を許し、中小書店を倒産に追いこむ法律として機能してしまった。また、いっぽう非合法となった同人誌は地下へもぐり、過激な表現へと先鋭化していき、一部は都市ゲリラ化して大書店などへのテロ行為を行なうようになっていた。
 こういった現象が、「読むこと」以外の本の付加価値をいたずらに高め、本の特殊化をおしすすめた結果、好事家や企業による本の独占、稀覯本の価格高騰はもとより、ヤミ本のブローカー、本を信仰する拝本教、書店のイベント・ゴロ、また逆に環境破壊の元凶として本の根絶を呼びかける団体などの出現をうながしたため、本に絡む犯罪が激増していた。
 そしてついに、書店を舞台とする凶悪犯罪に対抗すべく、武器の携行を許可された「書店管理官」を生むにいたったのである。
 主人公は、書店法にもとづいて本にまつわる犯罪を防ぐ書店管理官、紙魚図青春(しみず・せいしゅん)。本を愛する彼は、書店法の持つジレンマに苦しみながらも書店の平和を守るために法を執行する青年である。

 書店の客歴40年のとり・みき氏と、書店員歴20年の田北鑑生氏という、強力タッグによって実現した、SFハードボイルドギャグコミックの大傑作。
 本を愛するすべての人に捧げる——

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編集部コメント

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 現実の皮が剥がれたときに見え隠れする幻覚妄想恐怖戦慄神秘奇蹟を、ヒステリーの治療過程に見立てて並べてみせることによって、牧野修氏が自分の脳髄をさらけだした凄絶作品集がこれだ!
 語られるのは、夢を見ない理由、死体に似た街、腐敗してゆく自分、地下室で蠢く父、時の王国におわす神、娼婦工場の太った女、演歌と神秘主義の密接な関係、妄想を媒体にする言語人形などなどなどにまつわる十三のエピソード。
 それぞれのエピソードは、奇怪な暗喩と残虐な象徴にあふれており、苦渋に満ちた生が運命づけられているわれわれに、楽園に住むための知恵を、そっと教えてくれるはずだ。
『傀儡后』で宇宙的悪夢を描いて日本SF大賞を受賞した牧野修氏が虚空の果てに見いだした、厳格なる十三の知恵を見よ!
 カバーイラストは、ひさうちみちお氏。治療過程4段階を描いた、章扉のイラストも必見だ。

収録作品
「いかにして夢を見るか」
「夜明け、彼は妄想より来る」
「召されし街」
「インキュバス言語」
「ドギィダディ」
「バロックあるいはシアワセの国」
「中華風の死体」
「踊るバビロン」
「演歌の黙示録」
「或る芸人の記録」
「憑依奇譚」
「逃げゆく物語の話」
「付記・ロマンス法について」(書き下ろし)

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紙の本ケリー・ギャングの真実の歴史

2003/10/28 17:47

編集からのオススメ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もしもいま、心が渇いてしまっているなら、本書を読んでみてください。思いっり心を揺さぶられるはずです。本書には、冒険小説の高揚感と文芸ならではの感動があふれています。『ジャック・マッグズ』などの壮大なほら話で、巧みなストーリーテラーとして知られる著者は、本書で2度目のブッカー賞(イギリス最高の文学賞)に輝きました。
主人公のネッド・ケリーは実在のアウトローで、オーストラリア人なら知らぬ者のない伝説の人物です。19世紀後半、オーストラリアの開拓時代に、馬泥棒、強盗、殺人者として名を馳せたのは事実ですが、ほんとうに極悪人だったのでしょうか? ネッド自筆の手紙を目にした著者は、ねじまげられた真実を必死で伝えようとするネッドの叫びを感じ取り、声なき者に声を与えたいと考えて、本書を執筆したそうです。
物語のなかで生き生きと駆け回るネッドが、とにかく魅力的。おたずね者となっても、彼のまわりに人が集まってくるのもうなずけます。脇役も光っています。ネッドにアウトローとして生きる知恵を授ける山賊ハリー・パワーの憎めないいい加減さには、ときにニヤリとさせられます(彼の語る話には、ピーター・ケアリーならではの“ほら話風味”が味付けされています)。生涯の友ジョー・バーンとの美しい友情は、涙なくして読めません。勝ち気でちょっとエキセントリックな母親、美しくて賢いメアリの魅力。読んでいるあいだは、ネッドともにオーストラリアの荒々しくて広大な大地を全速疾走しているかのような気分になります。
ネッドの骨太な人生を、ぜひ本書を通して一緒に生きてみてください。

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紙の本恥辱

2003/10/03 21:51

編集部コメント

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 2003年10月2日、『恥辱』のJ・M・クッツェーに本年のノーベル文学賞が贈られるとの発表がありました。
 J・M・クッツェーは『マイケル・K』につづき、1999年に『恥辱』で史上初の「二度目のブッカー賞受賞」を果たすなど、かねてよりその文学性が高く評価されており、満を持してのノーベル賞受賞と言えるでしょう。
 まずは1頁目を開いてみてください。この鮮やかな出だしに「おぉっ」と唸る方も多いと思います。これまでクッツェーは、寓意的な作風や南アの複雑な社会構造のなかで生きる人々の哀しみ、暴力性などを浮き彫りにする表現などで知られてきましたが、本書は「セクハラして転落していく男」という、ひじょうにわかりやすい作品になっています。つい引き込まれて読みはじめると、身勝手な主人公デヴィッドに「なんと情けない人間なのだろう」と憤慨することでしょう。でも、いやなやつだと思いながらもページを繰らせてしまう不思議な魔力が、この作品にはあります。
 日本では刊行以来、読者からの反響も大きく、特に男性からは「身につまされて一気に読んでしまった」とたくさんのハガキが寄せられています。ほかにも「最低の男だと思っていたのに、読み進むうちに気がついたらほだされていた」と、よろめいてしまった女性読者も続出しています。主人公デヴィッドの危険な魅力をご堪能ください。

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紙の本サラマンダー 無限の書

2003/09/02 18:24

編集部コメント

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 あなたが本好きで、迷路が好きだったら、本書をぜひ読んでください!
「始まりも終わりもない無限の書を作製せよ」本書はこんな途方もない命令を、ある伯爵から受けた印刷職人フラッドの冒険の物語です。この伯爵は、珍書・奇書の収集家で、筋金入りの変人。なんといっても、フラッドが招かれた伯爵のお城にまず驚かされます。部屋が常に形を変え動きつづけているからくり屋敷になっていて、わくわくさせるのです。寝室に案内されて眠れば、朝起きたときにはベッドの周りの風景が変わっているなんて当たり前。食事の最中に天井がパカッと開いて、するするとなにやら降りてくるので、次はどんな食べ物が出てくるのかと思いきや、“見てはいけないもの”が通過する。お城全体が巨大な図書館と化していて、調べ物をするのも一苦労。書架が常に複雑な動きをしているので、そう簡単に元の場所には戻れないし、移動もタイミングを見計らって飛び移らなくてはならない。一歩間違えば、首がはさまれて命を落としてしまいます。そんなお城を出て、究極の材料探しの旅に出てからも、幻想の世界はとどまることなくさらに広がっていきます。いったいどこへ向かっているのだろうと思ったときにはもう、読んでいるあなたも「無限の世界」に迷い込んでいるのです。めくるめく冒険の旅を、ぜひともご堪能あれ。

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編集部コメント

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 この夏、日本公開のアカデミー賞受賞映画〈アダプテーション〉の原作。映画は〈マルコヴィッチの穴〉の脚本・監督のコンビが手がけており、俳優陣も個性的な人物ばかり。癖のある面白さが公開前から話題になっている。
 前歯はないが、とてつもなくハンサムで野心家の男ジョン・ラロシュ。蘭の虜となった彼は、フロリダ州保護区から愛好家垂涎の幻の「幽霊蘭」を盗み出すことに成功。増殖して富と名声を手にしようとするが……ニューヨーカー誌の売れっ子ノンフィクションライターの著者は、この事件に目をとめて現地へ飛び、ラロシュとそれを取り巻くコレクターの面妖な世界を取材。そして、人が何かに夢中になるとはどういうことか、それが人生をどう形づくっていくのかを彼らの世界を通して描きだした。また、蘭という妖艶な花をテーマにしたからか、著者は今になって「本の中には、性的なイメージが氾濫している」ことに気づいたという。
 もともと雑誌の一記事だったが、掲載後すぐに複数の映画関係者が接触してきたそうだ。文庫化に際し、映画について語った著者インタビューも新たに収録された、内容の濃い一冊である。

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紙の本ベル・カント

2003/04/15 10:26

編集者コメント

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 安全で恵まれた日常が突然崩れたとき、人は何を思い、どう行動するのでしょうか。抑えきれぬ憎しみが人を戦争へと駆り立てるのが、現実かもしれません。しかし本書には、憎しみのまえにできることがあるのではないかという、著者の悲痛な祈りがこめられています。本書は、イラク戦争はもちろん、9.11よりも前に書かれた作品ですが、もし、世界のリーダーが本書を読んでいたら(そして理解していたら)、戦争なんて起こらなかっただろうに……と思ってしまいます。
 あらすじだけ読んで、「なんだメロドラマか」と通り過ぎないでください。脇役にいたるまでキャラクターの描き方がとにかく巧く、読み進むうちに一人一人がいとおしくなるはずです(個人的にオススメしたいのは、副大統領! ほんとうに愛すべき人物です)。
 なお本書は、2002年のオレンジ賞、PEN/フォークナー賞を受賞、全米書評家協会賞の最終候補にも挙がり、全米ベストセラーリストにも40週以上ランクインしつづけています(2003年4月現在)。

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紙の本ルナティカン

2003/03/10 18:42

編集部コメント

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 月面都市の大企業により、アンドロイドに育てられた少年ポール。その非人道的行為を告発するため、月面を訪れた地球のノンフィクション作家リビーは、ポールの哀しい出自と、地上の人間から蔑視されながら地下で暮らす一族“ルナティカン”の物語を知るが……。

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紙の本七胴落とし

2003/03/05 21:18

編集部コメント

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 思春期独特の孤独と焦燥を、失われゆく感応力に仮託して描く初期代表作。羽住都による新カバー特別重版。

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紙の本プリズム

2003/03/05 21:14

編集部コメント

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 磨きぬかれた言葉とイメージが織りなす星雲賞受賞の連作短篇集。藤原ヨウコウによる新カバー特別重版。

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紙の本今宵、銀河を杯にして

2003/03/05 21:13

編集部コメント

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 意識ある戦車と乗組員たちの奇妙な友情と連帯を描いた戦争SFの傑作。岩郷重力による新カバー特別重版。

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紙の本完璧な涙

2003/03/05 21:08

編集部コメント

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 一切の感情を持たない少年と殺戮機械との時空を超えた戦いの果てに……緒方剛志による新カバー特別重版。

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 対海賊課刑事の黒猫型宇宙人アプロと相棒ラテルのハチャメチャな活躍を描くスペース・オペラ・シリーズ第1作。

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