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切通理作さんのレビュー一覧

投稿者:切通理作

5 件中 1 件~ 5 件を表示

著者コメント

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 阪神大震災、オウム事件の年でもある1995年に公開された『ガメラ 大怪獣空中決戦』という映画は特撮の流れを変えた。

<人間を殺し得る存在>としての怪獣の捉え直し。一匹の怪獣が建物を壊すだけではなく、地球の歴史に組み込まれた<破滅>のプログラミングとしてあらわれる。
  
 平成ガメラから平成ウルトラマン、仮面ライダーを一つの流れとし、95年以降に活性化したリ・イマジネーションキャラによる特撮シーンの流れをたどる。

 時代的にも、70年代に『ノストラダムスの大予言』を読んで育ち、オカルトブームの洗礼を受けた世代が大人になった90年代、フィクションの中でそれぞれの世紀末をどう設定し、潜り抜けてきたかの記録でもある。
 これまで個々の作品の資料集はあっても90年代の活況を流れとして捉えたものはなかった。

 「最近の特撮モノはあんまり見てないな」という人や「最近ファンになったけど昔ながらのファンに引け目を感じる」という人にこそ読んで欲しいと思います。
 取材も「ウルトラマンとガメラ」といったように作品をまたがって担当されたキーパーソン的な人物に限ってお願いしました。

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紙の本ある朝、セカイは死んでいた

2004/11/08 03:15

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  テーマはズバリ、90年代とは何だったのか?
 宮崎勤事件、オウム、酒鬼薔薇など社会をゆるがした事件から、エヴァンゲリオン、小林よしのりのゴーマニズム宣言といった、時代に影響を与えた文化まで、分析を加えてゆきます。旧価値観の崩壊の過程から、新しいセカイの姿までを呈示します
 
 もう一度だけ逢いにいく
地平線の鉄塔、夕暮れの本屋、少女の消えた森 きみの声と、かくれんぼう気分でシンクロする一冊


主な内容

ホワイトアルバム 県立所沢高校生との対話  

戸塚ヨットスクールと生きる実感

被爆少年たちの終わりなき戦い

理想の学校を求めて

かくれんぼう気分 わが友宮崎勤

恋愛なんかやめておけ

夏への扉 アニメーションに記された刻、あるいは庵野秀明論 

本当の話をしたいのです 柳美里論

異形の君へ

小林よしのり 与党精神の果てに 戦争論を読む

ガンダムという戦場 富野由悠季と二〇年目のニュータイプ論

戦争しか知らない子どもたち 作家見沢知廉の快楽

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 ギネスブックに乗るロングランシリーズ『男はつらいよ』、そして『たそがれ清兵衛』が米アカデミー賞の候補になるなど内外の圧倒的な評価を得て、その路線を継ぐ新作『隠し剣 鬼の爪』も好評。

  本書は、そんな山田洋次監督の80本近い作品を通して<日本人論>を展開しようという試みです。

 副題として「幻風景を追って」と付けました。
 
 そもそも山田洋次の描く風景——田舎や下町の温もりのある世界—−自体が、最初から実感に根ざすものではなく、遠い風景として抱え込むようなものであるということ。そしてそれは、日本中がコンクリートで覆われているいまだからこそ、見通せるのではないかという意識で本書は書かれています。

  いわば『男はつらいよ』の世界で言うなら、寅さんの甥である満男の世代の感覚で書かれた本です。著者は高度成長期まっただ中の昭和39年に生まれ、山田洋次の監督暦とともに育ってきました。

  日本の「幻風景」と「原風景」、そして読み手の皆さん自身の立ち位置が、この本からどう見えてくるのか、広く問いかける一冊です。

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紙の本宮崎駿の〈世界〉

2004/11/08 03:15

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 アニメ作家・宮崎駿の仕事は「監督」という枠に収まるものではない。大気の流れからメカ、建物、動物、人間、草木、そこに流れていた歴史まで。画面上のすべてを自らの能力で統率する。地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上っていく......世界は横にだけではなく縦にも見渡せるのだ。そして悪夢と解放を示す〈落下〉と〈飛翔〉——宮崎は本当の表現とは一つしかなく、それを探しているのだと言う。

 ちくま新書から上梓した『宮崎駿の〈世界〉』は、そんな彼の膨大なそのつどの発言の中から引用・コラージュしつつ、作品のありようを織り交ぜながら時代に即した視点から批評しようというものだ。

 大塚康生氏は著書『作画汗まみれ』の中で、アニメーションは動きの機械的なトレースではなく、「らしさ」の表現であり、物事を描き写し動かす時に初めてアニメーターの力量が試されるのだと語っている。私はこれを読んで、優れたアニメ作品そのものが、我々の普段の何気ない動き、そして外界に対する観察力への批評的行為であることに目を開かれた。

 今度の本ではその「言葉による実践」を目標にしている。

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紙の本ポップカルチャー若者の世紀

2004/11/08 03:15

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  この本では3年間かけて18歳〜24歳ぐらいまでの人と対話しました。大学生が多いのですが、彼らにとっての近過去である中学、高校時代の話も入ってきます。

 フリッパーズ・ギター、ピチカート・ファイヴといった元祖渋谷系や、先ごろふたたび休刊が決まった「Olive」等の名前とともに、ついこの間の自分といまの自分を行ったり来たりしながら「変わらない自分、変わってしまった自分」をめくり返していく若者たち。

 本に巻いた帯のフレーズとして、くるりの岸田繁さんから言葉をいただました。
「一度でいいから少女になりたいです。」
 僕がオビの裏に「一度も若者だったことがないあなたへ」と記したのは、それに応えたものです。

 知らず知らずのうちに過去のスキルと照らし合わせてでしか価値や判断の基準を見出せなくなっている僕を含めた上の世代にとって、彼らがどう現実に柔軟に対処していくのか、それを知ることは無意味ではないと思います。
 21世紀は「未来がなくなった」時代だと言われます。過去も未来もない「いま」に、それぞれの人生がどう折り重なるのかを探して、この本を媒介に旅へと出てみませんか?

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