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一ノ瀬俊也さんのレビュー一覧

投稿者:一ノ瀬俊也

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紙の本近代日本の徴兵制と社会

2004/06/04 03:15

著者コメント

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 近代日本において、普通の人々が殺し殺される徴兵制とは、いかに社会に根付いていったのでしょうか。本書では、この問いを1「軍隊教育」と2「軍事援護」というふたつの素材をもとに考えてみました。
 1「軍隊教育」では、日本の軍隊が兵士に「日記」や軍隊の「感想」を書かせて何が正しい規範であるのかを示す教育を行っていた、という興味深い事実に注目し、日記などを書くことを通じて、兵士がよき兵士へと型にはめこまれていく過程を描きました。
 2の「軍事援護」とは、兵士とその家族たちに対する物質的・精神的な援助をさします。それは兵士たちが後のことを心配せず、戦いに専念させるという、ひとつの国家的政策として行われました。本書では、兵士たちに対する人々の激励が、その本来の思いとは別に、彼らに「国のための死」を強いてしまった、という皮肉な結果に終わったことを指摘しました。近代日本の徴兵制とは、決して国の強制や一片の法律だけではなく、そうした多様な制度・支援によってはじめて存続し得たわけです。
“国のための死”が問題となっている現在、読んでいただければ幸いです。

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