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幻の美少女さんのレビュー一覧

投稿者:幻の美少女

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日米大逆転の活字にされなかった真実を描いたノンフィクションは「真アメリカン・プロレス聖典」としても、これまで発売されてきた数々の類似本を寄せ付けない決定打となるだろう。究極のバイブルを意図して、アメプロ成功の方程式と軌跡を経済学の観点からも考察し、「失われた十年」の日米プロレス変遷過程に迫っている。キーワードは「情報公開と市民権」であり、北米エンタテインメント産業の盛衰を分析することで、日本のプロレス団体が株式公開できない理由まで明かして魅せた。

第一章「プロレスには種も仕掛けもあった」では、具体的な格闘芸術の作り方を一挙公開。わかりやすく舞台裏が説明されると同時に、エンタテインメント宣言した上でのプロレスの新しい楽しみ方が提案されている。ディスクロージャーによって巨大化した北米市場を歴史順に検証していくのが二章「アメプロのオキテ破りへの道」、三章「これが日米大逆転の真相だ」、四章「アメプロ混沌期の苦悩から成功法則を学べ」だ。ルー・テーズの虚実を暴き、ビンス・マクマホンの生い立ちを紐解くところから、WCWとWWFが正面から激突した「月曜生TV戦争」絶頂期の全容とその後日談までが現地生活者の視点から詳細されており、これまでの専門誌紙で書かれてきたものとの違いが顕著になる。

五章「日本マット界はなぜ凋落してしまったのか」は、未だカミングアウトできないままの現状を徹底解剖。戦後のビジネスモデルとしてのプロレス伝説とその崩壊は金融界にもそっくり当てはまり、八百長隠蔽史を振り返るなど多面的な知的探求を試みた。プロレスLOVEの真髄を紹介している内容だと自負している。95年の処女作『プロレス、格闘技・縦横無尽』(集英社)や97年の『開戦! プロレス・シュート宣言』(読売新聞社)、そして『誰も知らなかったプロレス&格闘技の真実』(幻冬舎)は初期2作の集大成となったが、本作品は日米比較に焦点を絞ったこれまでとは違うアプローチ。初めて「シュート活字」に触れる入門者にも親切で、後半はマニアの皆様も納得の新情報も入れてある贅沢な構成を目指した。

冷静な現状分析やプロレス村への警告と同時に、数々の提言にも満ちていて、むしろプロレス感動の秘密にも言及してある。自信作なので存分に楽しんでいただきたい。

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