やさいせいかつさんのレビュー一覧
投稿者:やさいせいかつ
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2005/02/24 03:15
著者コメント
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主人公のウッラは何でも大人が決めようとするお父さんとお母さんに対し反抗心を覚え始めます。中学生くらいの年頃の女の子は皆特に父親に対しわずらわしさや、うっとうしさを感じ始めるものです。そんな時、親友のグレタの父親と出会い、ウッラの世界はガラリと変わっていきます。グレタの父親は何でも子供の言葉に耳を傾け、対等な人間として扱ってくれます。このお話は第二次世界大戦中のナチスのデンマーク支配に関する話で、ユダヤ人のスウェーデンへの脱出に二人は手を貸します。追いかけてくる密告者に怯えるウッラ、グレタ、グレタの父親。三人は無事にユダヤ人のデーヴィッドを送り届けることが出来るのでしょうか?サスペンスみたいであって、また青春小説みたいでもあって、なかなかないタイプのおもしろい作品です。
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