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笹本祐一さんのレビュー一覧

投稿者:笹本祐一

著者コメント

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 内之浦の鹿児島宇宙観測所は一九七〇年以来衛星を打ち上げていますが、施設類もまた創設以来連綿と使いつづけられて老朽化しています。もちろん必要な設備は増設されたり更新されたりしますが、それは宇宙探査という本来の目的が優先され、人が入るところは後回しにされます。
 そうすると、なにが起きるか。
 技術家庭科室のようなプレハブの建物に中古のコンピューターを寄せ集めて、「ここが飛行管制室です」と言われましても、あー。
 たった5年前の軌道管制室は、テスト中の職員室かしめきり前の編集部のように乱雑でしかも狭い。スチール机の上にパソコン、マイコンが積んであり、ここで地球周回軌道のみならず惑星間空間に飛ぶ衛星を管制すると言われても。
 軌道管制室は三年前に新しい34メートルのパラボラアンテナが出来てその下に引っ越しましたが、そのとなりの宿舎は予算がないとかで内装がまだ出来ておらず、取材当時はコンクリート打ちっぱなし。
 予算も人員もNASDAの10分の1しかない日本の宇宙探査は、足りない部分を知恵と勇気と努力と根性で補う、裏山の宇宙開発です。
 知っていてもニュースにならない、知られていない日本の宇宙探査の現場を、すっかりやられてしまったSF作家がレポートします。
 今も火星や小惑星に飛んでいる宇宙探査機、世界に誇る日本の宇宙観測や探査の現場のみならず歴史までこの本一冊で俯瞰出来ます。
 本文の笹本、解説の松浦あわせて原稿量は通常の文庫本の三倍以上。前作「宇宙へのパスポート」をさらに上回るボリュームと密度でお送りする日本の宇宙開発の最新報告をお楽しみください。

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