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先月(2017年4月)

築山桂さんのレビュー一覧

投稿者:築山桂

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著者コメント

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 私は、「大坂を舞台に」という点にこだわって時代ミステリーを書いています。これで4冊目になります。江戸時代の巨大都市といえば、迷わず江戸を思い浮かべる方が多いでしょうが、町人の都大坂には、江戸とは似て非なる歴史が流れていました。文化や言葉だけではなく、社会の制度でさえ、江戸と大坂では異なり、それは、現代における「東京」と「大阪」の差よりも、もっとずっと大きいのです。まだまだ地域の独立性が強かった時代で、時には法さえ違うのですから。そしてもちろん、人々の経験や考え方も、大いに異なっていました。
 今回の小説の舞台は、大塩平八郎の乱から七年後の大坂です。幕末動乱の先駆けともいうべき大塩の乱は、もちろん、当時においても、全国的に衝撃が駆け抜けた大騒動だったのですが、当事者として大坂で「乱」を経験した者には、また、格別の思いがありました。そして、それは、七年たった後にも、まだ町のあちこちでくすぶっているのです。普段は誰の目にも入らない小さな炎でも、決して消えることはなく。
 今回の小説の主人公・澪は、「天下の豪商」鴻池の娘で、大塩騒動の余波で夫を喪った、まだ十八歳の後家です。悲しみを乗り越え、明るく前向きに生きながらも、時折、「あの騒動さえなかったら」と考えずにはいられない澪。その彼女が、思わぬことから恐ろしい事件に巻き込まれ、幼なじみの町奉行所同心とともに、真相を追いはじめます。そこで、新たに知る、大坂の光と闇とは……?。
 江戸ものとはひと味違う角度の時代小説を、ぜひ、味わってみてください。

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