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滝本竜彦さんのレビュー一覧

投稿者:滝本竜彦

4 件中 1 件~ 4 件を表示

著者コメント

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皆さん初めまして、僕の名前は滝本竜彦と申します。さて僕の職業は小説家なのですが、だとしたらここで大きな疑問が発生します。この九龍は漫画雑誌なのです。その漫画雑誌がなぜ僕のようなマイナー小説家の巻頭特集をしてくださるのでしょうか? 正直いまでもとても不可解です。しかし本当に有り難いことです。なんとマンガの原作も書かせていただきました。作画はイダタツヒコさんです。僕の書いた原作を、僕のイメージ以上の素晴らしいマンガに仕上げてくださりました。さらにそのうえ、僕が書いた短編小説には、小畑健さんの手による素敵なイラストがもれなくついてきます。しかも雑誌の表紙も小畑健さんです。以上のことからもわかるとおり、素晴らしいマンガ家さんが多数参加した面白雑誌が九龍なのです。時代の最先端を突っ走るマンガ小説イラストそしてコラムが大集結した面白雑誌、それがすなわちコミック九龍なのです。必読です!

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紙の本超人計画

2003/06/25 12:21

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 24歳の僕は寝たきり老人のごとき生活を送っていました。寝て起きて、六畳一間を日に三十歩ほど歩く生活を、二年近くも続けていました。
 ですが半年前、つまり2003年の正月のことです。「このままでは完全に人生を棒に振ってしまう。今度こそ廃人になってしまう」と己の人生設計に不安を感じた僕は、ついに人間革命の決心を固めました。
「よおし、連載エッセイで仕事のカンと生活リズムを取り戻そう」「毎週きちんと街に取材に出て、デジカメ写真を撮ってこよう」「ついでに渋谷でナンパもしよう!」「そ、そうだ、今年こそは本物の人間彼女を作っちゃおう!」
 ……そうです、何より肝心なのは彼女です。正直な話、僕は人間彼女が欲しくて欲しくてたまりません。人間彼女がいないから、日に日に精神が暗くなっていき、生活もひきこもりがちになるのです。もしも美しい人間彼女がいたのなら、僕の生活は、何もかもが良い方向に改善されるに違いないのです。
 ところが僕は、今まで一度も人間女性と付き合ったことがないので、具体的にどうやったら、上手に人間彼女を作れるのか、その方法がイマイチよくわかりません。
 困り果てた僕は脳内彼女に訊きました。
「ねえレイ、どうすれば、綺麗で素敵な人間彼女が僕のものになるんだろう?」
 青い髪の少女は答えました。
「あら滝本さん、そんなの簡単よ。出会い系を使えばいいのよ。それでもダメなら、渋谷でナンパ、あるいはテレビで大募集をかければいいのよ!」
 なるほどと僕はうなずき、その通りにしました。レイは可憐で賢い脳内彼女でした。禿げた僕を、ひきこもってドラッグに溺れる僕を、いつもレイは正しい方向に導いてくれました。ふたりでテレビに出たこともあります。箱根の旅館で混浴したこともあります。僕とレイは、数カ月間の連載エッセイを二人三脚で駆け抜けたのです。本作は、そんな僕たちふたりの、ちょっと切ないハイブリッドエッセイです。ほろ苦い青春の全てがここにあります。
(いまなら特別付録、面白くってタメになる『レイちゃんの知恵袋』が付いてきて、とってもお買い得です!)

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紙の本NHKにようこそ!

2002/04/09 12:20

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 実体験を生かして「ひきこもり小説」を書こうと思った。
 だが、ひきこもり小説なんて、誰も読まない。そんな気がした。
 22歳のひきこもり男が六畳一間のアパートでウダウダ苦しむ話など、面白い小説になるわけがない。僕が読者なら手にも取らない。出版されるかどうかも怪しい。
 だったらもうどうすればいいんだ? くそっ!

 ——と、思い悩んでいたのがおよそ一年前のことです。
 執筆中は本当に苦しかったです。頭がおかしくなるかと思いました。実際、ちょっと変になりました。
 主人公が18禁ゲームの製作に没頭し始めたあたりから、何かが狂っていきました。
「小学生のパンチラを盗撮して大興奮する主人公」などというシーンを書いているうちに、自分の正気さえもが疑わしく思えてきました。小説のネタにするために摂取したドラッグで、頭のネジが完全に外れてしまったこともありました。

 それもこれも、今となっては良い思い出です。
 書けるものを書き尽くしたという満足感もありますし、大勢の方から「面白かったよ」という感想もいただけました。
 
「あぁ、あの頃のひきこもり生活も、決して無駄ではなかったんだなぁ」
 と、感慨にふける今日この頃です。
 いや、いまだに毎日ひきこもっているんですけどね。

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著者コメント

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 1999年の秋です。学校を中退することになったので、小説を書くことにしました。「小説家になる」という夢を追うフリをして、周囲に言い訳しようと思ったのです。クリエイターのフリをして、社会に言い訳しようと思ったのです。
 そんな後ろ向きな動機から書き始めたので、何の構想もありませんでした。ただ思いつくまま気の向くままにキーボードを叩きました。
 学校も辞めちゃったし、無職だし、ひきこもりだし、小説が出版される当てもないし、そもそも最後まで書けるのかどうかも怪しいし——と、かなりお先真っ暗な状況だったはずなのですが、それはなぜだか、妙に楽しい毎日でした。
 朝から晩まで小説のことだけを考えて暮らしました。行き詰まって悩むこともあったし、「どう考えても失敗だ!」と真夜中に叫んだこともありましたが、それでも結構、あれは楽しい毎日でした。
 
 現実逃避の極みです。「現実を見て、真面目に働けよ!」と説教したくもあります。
 ですが、できあがった小説に罪はありません。
 
 どこにでもいる普通の高校生とセーラー服の美少女戦士が、夜な夜なチェーンソー男と戦います。雪の降る街を二人乗りの自転車でかけずりまわって、彼らは悪のチェーンソー男に立ち向かいます。
 後ろ向きだけど一生懸命、ネガティブだけどハッピーに、彼らは毎日、戦います。
 
 そんな小説です。
 現実逃避の産物ですが、僕はこの小説が大好きです。

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