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先月(2017年2月)

まるもりさんのレビュー一覧

投稿者:まるもり

1 件中 1 件~ 1 件を表示

木とつきあう智恵

2003/05/17 03:15

出版社からのオススメ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ヨーロッパにも日本と同じように木材や木造家屋の長い伝統があります。この本の著者は、営林署員として6年働いた後、製材業を営むようになったオーストリア人。近代林業の中で顧みられなくなった先人の智恵を大工である妻の祖父から学んで自ら実践し、それを新たに発展させてきました。本書は、古くから語り継がれてきた方法で伐り自然な加工を施した木がいかにすばらしい資材になるかを明らかにし、そうした木を生活に取り入れることが森林の保全や健康的な生活につながることをわかりやすく説いています。
オーストリアの職人たちの間には、昔から「冬の新月の直前に伐採した木は良質で長持ちする」という言い伝えがありました。数十年前から迷信だと軽視されるようになっていましたが、営林署員だった著者は実際に試し、それが真実であると確信するようになっていきます。そして、我が子が転居先でシックハウスになったのをきっかけに、無垢の「新月の木」しか扱わない製材所/工務店を営み、多くの現場で新月伐採された木のすばらしい性能を実証していくのです。1996年に原書が出版されると林業関係者から賛否両論の大反響があり、一般の読者にも好評を得てドイツではベストセラーになりました。その後、チューリッヒ大学で研究が行われ本書の内容が正しいと証明されてからは、ヨーロッパで「新月の木」を使う動きが広がっています。
かつて日本には、木を使うことによって森林を保持してきた文化がありました。本書は、再び木の文化を復権させて荒廃した山林を回復するための大きなヒントを与えてくれるでしょう。

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