服部恒明さんのレビュー一覧

著者コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

●日本経済の正念場はこれからだ！ 人口減少、国家破綻の危機が迫りくる。このままでは国家財政は破綻する。複数の計量経済モデルを駆使し、国家破綻を避け、持続的成長を達成する方策・シナリオを明らかにした。経済成長と財政再建の二兎を追うべき。消費税率15％への引き上げは避けられない。しかし、国家破綻は回避できる！ 消費税率引き上げでインフレが発生することはない。

●人口減少、大増税時代を見据えた２０２５年までの長期経済展望。持続的成長の下で、日本経済は大きく変貌していく。低成長が長期化する中で、地域間、産業間の成長格差は拡大する。高齢化のスピードは首都圏が最も早い。IT産業などが成長のエンジン。国債残高は２０２５年には８９０兆円に達するが、国家破綻は回避できる。エネルギー需要はゼロ成長へ。

●人口、マクロ経済、財政、海外生産と貿易、産業構造、地域経済、エネルギー、７つの分野別の展望結果を詳しく紹介。世界経済展望も掲載。人口、GDP成長率などは全国１０地域別に予測。このほか、産業別成長率、為替レート、財政・年金収支、国際石油価格など、約９００系列の予測数値を掲載、１１８枚の図表を使って分かり易く解説している。

【目次】
序章　なぜ長期展望が必要なのか
第１部　分析編：日本経済の現状と三大リスク
　　　　−少子・高齢化、デフレ、財政破綻リスクの影響−
　第１章　大転換時代を迎えた日本経済
　第２章　少子・高齢化とその経済的影響
　第３章　デフレの進行とその経済的影響
　第４章　高まる財政破綻の可能性
　第５章　日本経済の進路：財政破綻か持続的成長か
第２部　展望編：これから２０年どうなる
　　　　—世界経済環境と日本経済７つの分野−
　第６章　世界の経済とエネルギーはどうなる
　第７章　人口はどうなる
　第８章　マクロ経済はどうなる
　第９章　財政はどうなる
　第１０章　海外生産、貿易はどうなる
　第１１章　産業構造はどうなる
　第１２章　地域経済はどうなる
　第１３章　エネルギーはどうなる
終章　持続的成長に向けて何が必要か