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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

ありささんのレビュー一覧

投稿者:ありさ

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本クオ・ワディス 下

2006/02/13 22:37

愛情で人は変わる?

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

信じていない神を祭り、奴隷を人とも思わず鞭打つことが当然だと思っていた主人公ウィニキウスが、愛する人に出会い、キリスト教徒と触れ合ううちに変わっていく。
愛情をもって熱心に教え、触れていけば、人は変わる可能性があるのだと教えてくれます。
キリスト教徒ではありませんし、何が正しいのか断言はできません。
でも、原始キリスト教の一端を知ることができますし、キリスト教徒であるリギアの言葉や、信じつづける人々に、心揺さぶられます。
ウィニキウスとリギアが、愛し合いながらも捕縛されて引き離されていくなか、それでもお互いを思い続ける姿、二人が受ける酷い仕打ちへの悔しさに、涙しました。
「放火犯」に仕立て上げられ、虐殺されていくキリスト教徒たち。
リギアの身にもそれが迫っていくなか、早く先が読みたくて仕方なくなると同時に、たくさんのことを考えさせられました。
凄惨な虐殺シーンなど、読むのが辛くなる場面もありました。
それでも、読んでよかったと思える内容の作品だったと思います。

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紙の本クオ・ワディス 上

2006/02/11 00:48

凄い作品

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

古代ローマ、暴君ネロが支配する廃頽した街で、主人公ウィニキウスは、人質であるリギ族の娘リギアに惹かれ、手に入れようとする。行方をくらましたリギアを、奴隷や哲学者と名乗るいかがわしい男キロンに捜索を依頼し、手を尽くすのだが……。
上、中、下巻と長いですし、難しそうだと思っていたのですが、恋人を救うため炎に包まれたローマに飛び込んでいく、そんなフレーズを見て読んでみました。
上巻の前半は、廃頽したローマの様子などが長く語られているので一度読むのをやめてしまったのですが、時間を見て続きを読んでみたら、主人公の恋する女性が姿を消す辺りから展開が早くなり、夢中になって最後まで読んでしましました。それから急いで中巻、下巻と購入しました。
愛する人が目の前から消え、すさんでいくウィニキウスと、それを利用とする哲学者キロンの駆け引き、叔父でありネロの気に入りの詩人ペトロニウスの存在、うつくしい文章で一気に読ませてくれます。
上巻のラスト付近では、今のように世界中に広まる前のキリスト教徒たちの集会の様子、ペテロなどが登場し、当時の様子が鮮明に甦ります。

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紙の本花まんま

2006/02/25 21:42

寂寥感の中に、ほのかな温かさ、生きる力強さを感じる作品。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なつかしいにおいのする昭和の町を生きた子供たちが、それぞれ主人公の短編集です。
軽い語り口で読みやすく、現実に見え隠れする不思議な現象(ファンタジー)や、貧しくとも活気ある町並みや人々に誘われるように、続きが読みたくて仕方なくなりました。
「妖精生物」だけちょっと怖かったです。ホラーみたい(笑)
他は人の死にまつわる物語。重くなりすぎず、そこに登場する主人公の子供らしい視線や発想が、切ないやらおかしいやらで、涙ぐみながら笑いと笑顔のまま読み進めました。
大切な人の死、日常にはびこる差別の目など、とても悲しく涙がこみあげてきますが、そこにある子供らしい視線や思いがあたたかく、心なごませてくれると同時に、だからこそ、亡くなった時の様子、大切な人を失った悲しみ、そして弱い、普通の人々の姿が、「悲劇」などとひとくくりにできないほど切なく、心に刻まれていきます。
命を終わらせる瞬間、それが望むものではなかったとしても、悲しくてどうしようもない状況でも、いわれない差別をされても、そこには、生きていく人々の強さや煌きがあるということを感じる、力強い作品だと思います。

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紙の本星々の舟

2006/02/21 20:40

心の闇。何かを渇望し、それでも流れていく。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

行間から、そこにある匂い、色、空気の振動まで聞こえてきそうな文章で綴られた短編集。
母親が亡くなるところからはじまり、一つの家族の、れぞれの視点から、過去から現在にかけて起きている事柄が語られていきます。
報われない恋、不倫、家族に大きく影響を及ぼした父親の傷など。それぞれが何かを渇望し、時に何を求めているのかも見失いながら、心に抱えた闇を見つめずにはいられなくなる。欲しいものが手に入らずに、それでも生きていく。
読む人によって、どの短編がよかったか意見が分かれるかもしれません。
痛々しく感じる話だと思います。
泣かせる話だと思います。
文章はとても読みやすく、特別変わった展開がなくても読ませる物だと思うので、そこまで悲劇にする必要があるのかとさえ思いました。
そこから何を感じ取るかは読者次第かもしれません。ストーリーよりは、登場人物たちが生きてきた道のりと、語る言葉にリアリティがある。

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紙の本断鎖

2006/02/12 23:33

蛇使いの女

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

R/EVOLUTION(革命小説)シリーズ第一作。
著者のデビュー作「プラチナ・ビーズ」「スリー・アゲーツ」の鉱物シリーズと繋がりがあるようにも思えますが、別シリーズとしてこの作品から出発しています。鉱物シリーズで出てきた登場人物も、少し出てきます。
まだシリーズの序章ですが、一冊の本として読めるようになっていると思います。
主人公亮司が、事件に巻き込まれながら精神的に成長していく話ですが、変化については先が読めますし、淡々とした文章なので、前半が少し飽きるように感じる人もいるかもしれません。
でも後半、話が流れはじめる辺りからは、ここまで読んできてよかった!と思いました。展開とラストの鮮やかさに興奮しました。蛇使いの女のインパクトがすごいです。
そしてなにより、「革命を起こさないか、この国に」そう甘く誘い、薔薇の香りをまきちらしていく謎のあの方が!(笑)
ハードボイルドですが、女性にも男性にもおすすめのエンターテイメント作品です。

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紫嵐

2006/02/07 16:15

蛇使いの女

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

R/EVOLUTION(革命小説)シリーズ第一作。
著者のデビュー作「プラチナ・ビーズ」「スリー・アゲーツ」の鉱物シリーズと繋がりがあるようにも思えますが、別シリーズとしてこの作品から出発しています。鉱物シリーズで出てきた登場人物も、少し出てきます。
まだシリーズの序章ですが、一冊の本として読めるようになっていると思います。
主人公亮司が、事件に巻き込まれながら精神的に成長していく話ですが、変化については先が読めますし、淡々とした文章なので、前半が少し、飽きるように感じる人もいるかもしれません。
でも後半、話が流れはじめる辺りからは、ここまで読んできてよかった!と思いました。展開とラストの鮮やかさに興奮しました。蛇使いの女のインパクトがすごいです。
そしてなにより、「革命を起こさないか、この国に」そう甘く誘い、薔薇の香りをまきちらしていく謎のあの人が!(笑)
女性にも男性にもおすすめのエンターテイメント作品です。

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女性のサクセスストーリー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分の強みになるものを見つけること。
今の会社で一番になること。
夢やプランがあっても、実行に移すのは難しいと思います。
それをバリバリこなしていく著者は凄いと、サクセスストーリーを紹介する番組でも見ているように読みました。文章も読みやすく、手軽に読める一冊です。
起業準備以前の話のようにも思います。
今の状況を変えたいと、新たな一歩を踏み出そうとしている人に、著者が先輩として経験談を語る、そんな内容。
普通の人が、頑張っている人を見て、自分も頑張ろうと思う、そんな本でもあると思います。
創業当時の楽天の様子や、ブランド力のある大企業としてのリクルートなどについても、全く知らないで読むと面白い。実際にそこで仕事をしてきた人だからこその言葉があります。

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