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レビューアーランキング
先月(2017年5月)

ぬほがちさんのレビュー一覧

投稿者:ぬほがち

26 件中 1 件~ 15 件を表示

神栖麗奈は此処にいる

2005/12/10 19:20

神栖麗奈は、あなたの所にもいるかもしれない。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まず「神栖麗奈は此処にいる」という奇怪なタイトルについてですが、正直読み終わった私からすればこのタイトルは、一種の戦慄を伴って果てしなくズシリとくるものが。とても深い意味がこめられています。
あとがきで著者自身が言ってることですが、前作と作風はさして変わっていません。濃密な心情描写と人間関係をメインに、その表現力を存分に振るって書かれています。
例えば、私たちはアインシュタインの世界観なんて分かりませんし、(こんな事言うのは失礼かもしれませんが)精神異常者の価値観なんて全くもって不可解です。それは現実問題までレベルを下げても同じことで、隣の家の×子ちゃんの価値観なんて表現してもらっても理解するのはかなり無理がありますし、それはおそらく友達とて同じことでしょう。「受け入れる」ことと「理解する」ことは違いますから。
それぞれの世界の見方、それぞれの自分だけのリアル。御影瑛路さんは、それらの価値観を抽象的に比喩的に、そしてどこか病的なものを伴わせての表現によってその溢れる才能を如何なく発揮してくれています。分かりづらいことなど大前提、いとも簡単に「あーその表現分かる。よく私も考えるよ」などという風に分かってしまったあなたは精神的にヘルプが必要かと(言い過ぎ!!)
これまた前作同様、一部が微妙に推理モノじみます。しかし気になる程でもないですし、私的に論理的な展開は好みなので全く問題なし。
ここまで心情描写に特化しつつ、物語として形を持たせているのは圧巻です。私のように、好きな人は相当ハマるのではないでしょうか。

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僕らはどこにも開かない

2005/11/06 20:47

これは、凄いとしか言いようがない。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「衝撃の問題作」と騒がれた、新人の御影瑛路さんの作品。
まずこの作品を読み始めると(特に最近のラノベを読みなれている人ならば)すぐに気づくと思います。
この作者、ケタが違います。表現力、文章力、世界観。どれをとっても、今までの新人とは一線を画しています。故に賛否両論となるのは常かもしれませんが、私ならこの作品を『大』肯定しますね。
人の内面—それも、抱いている自分ですら分からないような、そんな内面にある感情。それをここまで直接的・野蛮に、しかし魅力的に表現するとは。読み始めてから、終始物語にずっと引き込まれっぱなしでした。私的に「心情描写」に重点を置いている小説は大好きなので、正にこの作品はストライクでした。そのほとんどが濃密な心情描写により構成されているので。
途中、妙に推理小説っぽい展開になりましたが、まあ気にするほどのものでもありません。それに論理的展開で読者の虚を突く作品は大好物ですし(コラ
「笑える面白さ」とか「楽しさ」という要素—最近のラノベが陥りやすい展開—は期待しないほうがいいです。ただ、これだけはいえます。この作品は、「傑作」と読んでも相違ないでしょう。賛否両論なのは承知です。が、例え否定派でも、この小説から感じ取れるものは一緒なハズです。オススメを通り越して、是非とも一読して欲しい作品。

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紙の本とある魔術の禁書目録 4

2005/05/27 19:05

「面白さ」と「オモシロさ」

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

四巻は、冒頭の部分でいきなり大爆笑しました!あれは卑怯だって(笑)
今回の主役は神裂と土御門。期待していた戦闘シーンでは、神裂が強すぎ。一巻でその強さは垣間見れましたが、更にぶっ飛んでます。
土御門が良い味出してます。最後はかっこよかった!うん!まさかあんな展開だとは。すっかり鎌池和馬の用意した落とし穴にはまってしまってました。
ストーリーの意外性から来る「面白さ」と、文体や状況で笑いを誘う「オモシロさ」。この二つを見事に両立してくれました。

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Theirdetermination

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズもついに乗って来た、って感じのウィザーズ・ブレイン五巻<下>です。
上巻に状況説明とかをある程度持ってきてた分、この巻は非常に濃密な戦闘シーンが盛りだくさんです。
覚悟とか、決意とか、相変わらず心に響かせてくれます。本当に彼らは「カッコイイ」です。特に最後のイルとサクラの戦闘シーンは、戦慄を覚えました。読んでる途中に顔を上げて思わず「やっばい…スゴイ…本当にカッコイイな…」って呟いてしまいました。
次回からは本格的に物語が動き出すようです。相変わらずの遅筆な著者様ですが、ゆっくり待っていたいと思います。早くヘイズを出せヘイズを(笑)

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流石

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ダブルブリッド」で有名な中村恵里加さんの新シリーズ。
相変わらず、素晴らしい文章力。ダブルブリッドもそうなのですが、彼女の作品は「人と人との心情描写」が一級品です。「恋」とか「友情」とか、そんな典型的な感情ではなく、気持ちを抱いている当人ですら分からないような、心の奥底にある人間としての本質。それを持ち前の文章力でうまく表現してる気がします。会話中に出てくる微妙な気持ちの揺らぎと変化を表現している箇所を読んだ時は、あまりの巧さに悶えました(笑)「うぁあぁ〜、巧いなぁ〜」って。
この作品を読んで彼女の作風は決定したのかもしれません。ダブルブリッドと同様、作品全体としての雰囲気はダーク&グロテスクが微妙に混じってます。ただ、全然行き過ぎてない感じ。味付けの域を脱していないというか。ダブルブリッドは「暗い、そしてグロテスク」が代名詞になってしまうくらいでしたけど、この作品のそれはバランスが取れています。非常に良作。一読の価値アリ。

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紙の本とある魔術の禁書目録 2

2005/05/27 19:50

革命的!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一巻がとても面白かったので、迷わず購入しました。
一巻が私的にかなり高評価だったのもあり、あまり過度の期待はしていなかったんですが…ホントに面白かった!一巻を超える出来です!
今回の敵の強さがぶっ飛びまくっていたので、最後「こんな奴に勝てるのか?」と思ってしまいました。が!見事に状況を引っくり返してくれました。あれはすごい!想像すらできませんでした…
やっぱこの手の小説は引っくり返してナンボだと思うんで、あのどっかーん、という効果音が付きそうなほどのどんでん返しには「お見事」の一言に尽きますね。
自分の中で何かが変わった作品です。正に「革命的」でした。

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あなたも一緒に感じましょう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

橋本紡の曜日シリーズ、第二作目。
同系列の「毛布おばけと金曜日の階段」と比べると、はっきり言ってこの作品はこの系列の中では最高傑作だと思います。
両親が居なくなってしまった今、家族と呼べるのは自分と弟の「コウちゃん」と友達の「健一君」だけだった。主人公の「みずき」は、毎週木曜日にその三人で一緒に夕飯を食べることにした。少し歪ではあるが、失いかけた日常が戻ってきていた、そんなある日。道端で一匹の猫を見つける—
登場人物それぞれが、それぞれの悩みと言うか、負い目のようなものを持っています。母親が居なくなって少しおかしくなった5歳のコウちゃん。足が不自由でサッカーを辞めた健一。この辺りも物語を語る上で重要な要素です。
この系統にありがちですが、「○○がいい!」とか「○○が面白い!」とか、そういう「何がいいのか」という疑問に対しては、なかなか答えづらいものがあります。作品全体の雰囲気を楽しむと言うか、感じると言うか。それがこの系統の楽しみ方であると思うし。
これは捨てられた子供達と、捨てられた子猫たちの物語—

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切ない結末

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

五巻は、一巻の時唯が「あること」をしていたことが判明します。それが、とてつもなく心に響きました。
読んでるときは、そんなにボロボロ感動することはなかったです。ですが、読み終わった後、しばらく何もする気が起きませんでした。物語の世界から離れられなくて。主人公達の心情が、ホントに共感できて。特に唯の気持ちを考えるともう…せつな過ぎて、悲し過ぎて、あとから沸々と悲しみが湧き上がって来ました。危うく泣き殺されるところでした…
なにか嫌なことがあった時。辛いことがあった時。この本を読むと、まっすぐ前を見る勇気が出るような気がしました。

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紙の本とある魔術の禁書目録 5

2005/05/27 18:57

鎌池ワールド健在!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「とある魔術の禁書目録(インデックス)」も5巻まできました。
相変わらず、文章の書き方で魅せます。面白すぎぃ!
今回は短編集。三巻で活躍したアクセラレータのその後の話と、御坂美琴の恋の話(?)と、インデックスの「禁書目録騒動」の三本立て。テーマは「それぞれの8月31日」。相変わらず当麻は不幸です。
今回はアクセラレータの心情の変化の描写にも注目です。それと、御坂美琴が可愛すぎ。
全体的に作者の「レベル」が上がってるような気がしました。無理に三つの話を掛け合わせず、それぞれを独立させつつしっかりとした物に仕上がってます。メインテーマにもなってるアクセラレータの話は、かなり良作です。今後の動きが楽しみです。

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紙の本とある魔術の禁書目録 1

2005/04/26 19:27

とある魔術の禁書目録(インデックス)とは

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この世界(主人公の住んでる都市)では超能力の強さでランク分けされていて、それがすべて。すべての学生がLEVEL1から最強であるLEVEL5までにランク分けされる中、主人公の上条当麻(かみじょうとうま)は『能力皆無』のLEVEL0の烙印を押されてしまう。だが上条当麻は『それが異能の力であるならば、神の奇跡さえ一撃で打ち消すことの出来る右手』を持つ『幻想殺し(イマジンブレイカー)』という能力の持ち主であった。現代科学では解明することの出来ない能力であるが故に、最弱にランク分けされてしまった当麻である。
その当麻の下に、ある少女が突然やってきた。当麻は少女を守るために、『イマジンブレイカー』とともに超能力や魔術に立ち向かう…

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紙の本図書館戦争

2006/03/19 20:59

「念願の図書館に採用されて、私は今—毎日軍事訓練に励んでいます。」

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本のタイトルを初めて見た時、非常に興味をそそられました。何しろ「図書館戦争」です。「図書館で戦争」なのか「図書館の戦争」なのか「図書館と戦争」なのか…いずれにしても、平和と静寂の象徴ともいえる「図書館」と、争いと波乱そのものである「戦争」という言葉を一緒にするのは一体どういう了見なのか有川浩!と本人宅まで聞きに行きたい衝動に駆られましたが、読んでみればなるほど納得。これは正しく「図書館戦争」ですね。
書評タイトルは最初の一ページの最後の文章です。この一文で、一瞬にしてこの作品を好きになりました。久し振りに寝る間を惜しむ作品との出会いです。
『メディア良化法』という、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律が施行された世界。世の中からどんどん読みたい本が消えて行き、子供達の読書の自由が奪われた時代。そんな中、図書館だけは独立した系統の元に本を自由に提供することが出来た。子供達の読書の自由を守れるのは図書館に勤めている「図書隊」だけ。悪法から読者の権利と自由を守る為の戦争が繰り広げられます。
読んでいて全てが楽しかったです。設定が設定ですから、書いてある文章全部が世の中を皮肉っているようで。図書隊は軍事訓練も当然のようにしますし、武装もしています。敵の襲撃とあらば当然銃撃戦です。話題も現代のメディアのあり方へのアンチテーゼも強いかと。表現や思想の自由、メディアが子供に与える影響などについて考えさせられます。そういう意味でも、そして一つの作品という視点から見た場合にも、オススメできる本です。

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紙の本アンダー・ラグ・ロッキング

2005/11/26 17:31

あなたには、心の拠り所となる人はいますか?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

魅力的な世界設定もなければ、人を引き付ける文体でもない。キャラクターの性格がぶっ飛んでいるわけでも、逆転に次ぐ逆転の巧妙なストーリー性があるわけでもありません。本作の成分…その殆どを占めているのは、『心情描写』です。
10歳で戦争に駆り出された子供達の、心の葛藤のお話です。早くから家族と引き離され、たった一人で死と向き合っている子供達。とある少女はある日、とある少年と出会います。いつしか少女は少年の存在を必要とし、いつしか少年は少女の存在をを必要とする。家族がいない彼らにとって、お互いがかけがえのない存在へとなっていく。「好き」とか、そういう分かりやすいな感情ではなく、もっと深く難解な感情。家族とも似たような、生きて行く上で絶対に必要とする存在。そんな感じです。
彼らは現実の厳しい逆境にも負けずに、助け合い、悩み苦しみながら生きていきます。葛藤や悩み・苦しみ中心に描かれる人間関係の心情描写は、かなり心にしんみり来ます。自分だったらどうなんだろう。あの人だったらどうなんだろう。そんなことをつい考えてしまいます。オールシリアスで暗くなりがちな話ですが、「シリアスな話もいけますよ」と言う人は、是非一読してみてください。

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紙の本空の中

2005/11/13 18:17

200X年。二度の航空機事故が、人類を眠れる秘密と接触させた—

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「塩の街」でデビューした、有川浩さんのハードカバーです。この作品も、彼女の作風がよく出ていると思います。
日本のある空域、高度二万メートル上空で、二機の飛行機事故が起こる。二機とも同じ理由で事故が起こったと思われるが、原因は全くの謎。そこで調査の為に、その高度に三度目のテイクオフを試みる。彼らがそこで見たものは?そして「それ」を巡り、それぞれの思いが交錯する、それぞれの戦いが始まった—
と、カッコつけてレビューしてみればこんなものでしょう。ハッピーエンド好きの作者なので(しかも恋愛描写は結構上手いので)、読み終わった時はすっきりします。ちょっと高めの値段も、この質なら気になりませんね。

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紙の本しにがみのバラッド。

2005/07/25 22:33

感動ですね

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

短編集の感動系ライトノベルは結構たくさん出ていて、この作品もそのうちの一つ。
短編形式には珍しい、「主人公」というものが存在する。死を司る「死神」の、モモ。そしてモモに使える黒猫のダニエル。
各話の最後にこの主人公であるモモが登場して、話の主役達と触れ合う。そして話をしめるという形式を取っている。
数あるしにバラ。の中の話でも、この1巻の質は相当高い。1巻の筆頭となるのは「ヒカリのキセキ。」と「きみのこえ。」というお話だが、しにバラ。を読んだ人への「しにバラ。の全巻全ての話の中で一番好きな話は?」という質問に対し、このどちらか二つを答えるケースが9割5分以上だと思う。ちなみに私は「きみのこえ。」派。
この一巻はかなりの質になってるので、「試しに一巻だけ…」なんて場合にもすごくオススメ。女の子向けな気もしないでもないですが、男の子でも全く問題なし!だってあんなに感動できるんだもん!少なくともティーネイジャーが何も感じないというのは少し異常といっても過言ではないかも。

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紙の本猫の地球儀 その2 幽の章

2005/07/25 22:19

とても心に訴える

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

猫の地球儀の完結編の第二部。
焔と幽。二匹の想いが交錯しぶつかり合う決戦のシーンは、息を呑みます。この小説の難点のうちのひとつとして「戦闘シーンが分かりづらい」が揚げられますが、最後の二匹の戦闘シーンは素晴らしい。カッコイイです。
なにより、テーマがいい。「夢を叶えること」って、とてもえらいこと。とてもすごいこと。そして、とても憧れる事。だからこそ、ついつい盲目になっちゃうんだよね。
「目的」が正しければ、「手段」は正当化される…。この言葉の間抜けさに、最後の最後でやっと気づく幽君。でももう、遅すぎたね。
最強のスパイラルダイバーであり、今まで涙一つ見せたことがなかった焔が涙した理由。そしてそれを見た幽を何を思ったのか。何を感じたのか。本当に、心に訴えます!!
ただ、オチが少しオチきっていない感じ。特に焔。最後なんだあれは!
処々に小汚い言葉遣いが見られたのも残念でした。女性としては、ちょっとマイナス点。
上記二点のせいで評価は4になってますが、やはり素晴らしい作品でしょう。あれらがなければ、最高傑作級です。まさか猫の話でここまで泣かされるとは思いもよらなかったです。

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