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グノシエンヌさんのレビュー一覧

投稿者:グノシエンヌ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本遙かなる野望

2005/09/20 18:03

シルクロード}エロス

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 時代は紀元七世紀。唐王朝の都・長安とシルクロードを舞台にした、相当、風呂敷のデカイ歴史ファンタジー全三巻の第一部。共通タイトルの「絹の女帝」とは、生まれたばかりの自分の赤ん坊を絞め殺し、皇帝・高宗の皇后へ、さらに女帝へと成り上がってゆく則天武后のこと。その宮廷内の血で血を洗う権謀術数の物語に、互いにしのぎを削る仏教三宗派の争いがあり、さらに、キリスト教として異端と宣告され、生き延びるために東方での布教拡大をめざすネストリウス派が割って入る、という壮大な舞台背景が、この第一部でほぼ明かされ、徐々に登場人物たちが絡んでくる。
あとがきによれば、フランス人の著者は、中国学・中国美術史の専門家。東洋美術のコレクションで知られるギメ美術館の学芸員も勤めたという。当時、珍重されたが故に、富の源泉にもなった絹と、その生産手段の争奪が、第一部の中心。と書くと、事実に即した、ちょっと砂ぼこりっぽい歴史小説かと思いきや、じぇんじぇん違うところが、この本のおもしろいところ。エロイ。しかも、執拗にエロイのだ。
 武照、のちの則天武后が、性で皇帝を篭絡した、というのはありそうな話で、史実も多いのだろう。その「技」の描写が、引用するのがためらわれるぐらい、エロイ。フィギュアを売り出して欲しいぐらいだ。さらに。「不邪淫の戒」を誓ったはずの敬虔な坊主がまた、性に身を焦がして、物語のけん引役になってしまう。「雑技団」ならぬ、「性技団」のごとし、ふぉっふぉっふぉっ。
 チベットの僧院で生みおとされ、物語全体の鍵を握りそうな奇形の男女の双子、仏陀の遺物とされる仏舎利、仏陀の眼として像に埋め込まれていた輝石、殺人で法悦に至ろうとするタントラ教の行者、若き仏教僧侶とキリスト教司教の娘の純愛……。道具立てはこれでもかというほど盛りだくさん。第一部は物語全体からすれば、ほんのさわりだけだけど、じゅうぶんにげっぷが出るほどの満足感あり。
 第二部は2006年3月の刊行予定とのこと。待ちきれませーーん。

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