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先月(2017年8月)

ramさんのレビュー一覧

投稿者:ram

1 件中 1 件~ 1 件を表示

アスペルガー症候群を理解する

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本のプロローグ部分を読んでおもしろいと思った。1年の真ん中の日を大切にする主人公のアクセルはおもしろい。
この本は、ドイツの高機能自閉症でもあるアクセルの自伝だ。子供のころのこと、学校での勉強、父親の死、10代の恋とさまざまな出来事を彼の視線でつづっている。
子供のころに見せる「こだわり」に自分の幼いころを重ねて少し気になってみたり、しかし本質的なところで自分は、アクセルとは違うともおもったり、不思議な感覚を全編を通して味わえる文章は、変化しない「アルジャーノ」とでもいうべき、一種独特の世界だ。
学校に通っていたころ、クラスに少し変わった子がいた。なかなかうまくつきなえないのは、相手が悪いと勝手に思っていた。先生たちも手を焼いていたので、問題児だと思っていた。もうかれと会うことはないので、実際のところはもうわからないのだが、もしかすると、高機能自閉症だったのかもしれないと、本書を読んで少し思った。行動が似ていたので。本書を読んで、当時のことを反省した。もう少し理解し会えたのではないかと思った。
ただ、本書は、自閉症者が世の中に対する不満を書きなぐったものではない。もしそんな本だったら、彼らのことを理解しようと思わなかっただろう。
アクセルは、受け入れられない世界があることを受け止め、自分の世界観をしっかり持って生きている。受け入れていないのは、アクセルではなくて、自分なのだと少し恥ずかしさを覚えた。
ただただ、違いを受け入れられるようになるために、努力しようと心に誓った一冊だ。

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