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先月(2017年8月)

ヨシノさんのレビュー一覧

投稿者:ヨシノ

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本蒲公英草紙

2005/06/27 12:58

常野一族との再会が嬉しい!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人より長く生きられたり、遠くのものが見えたり、未来のことがわかったりする不思議な一族“常野”。小さな村の名家に彼らがやってきたことで、人々は“宝石のような一夏”を体験する。
既刊の“光の帝国”に比べ、より洗練された文体とパワーアップした筆力によって描かれた本作品は、恩田陸の世界を十分に味わえる贅沢な一作だ。近年の恩田作品は凄みを増していて、何気ない1文にずっしりと重みを感じる。読んでいると舞台の情景や人々の不安・恐怖心がひっそりと襲いかかってくるようだ。
“光の帝国”の続編と言うより、独立した物語として楽しめた。“光の帝国”ファンにも安心してお薦めできる一冊です。

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紙の本てるてるあした

2005/06/25 13:50

赤毛のアンのような2人

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大事にしていた物を全て無くした少女が、新しい生活と新しい自分を手に入れていく物語。出てくる人物達は身近にいそうな人ばかり。意地悪な人、厳しい人、口が悪い人、弱い人・・・。主人公の少女もわがままで我慢がきかない 実に今時の高校生、といった感じだ。だからこそ、少女が様々な人間と関わり、たくましく成長していく様子には胸を打たれる。“ささらさや”はミステリを楽しんだ作品だったが、“てるてるあした”は、巧みな人物描写を味わって欲しい作品だ。“赤毛のアン”の厳しいマリラに鍛えられるアンのような、“西の魔女が死んだ”のおばあちゃんの優しさに助けられる少女のような、そんなテイストのある1冊。中・高校生から大人まで、女の人に読んで貰いたい。

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紙の本風神秘抄

2005/06/25 13:17

荻原規子ファンにはたまらない一冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平安時代を舞台に繰り広げられるロマンティックファンタジー。主人公が武士の少年で、戦のシーンから始まるので、堅そうな内容に見えるのだが、中身は荻原規子さんらしい“冒険”と“恋愛”がぎっしり詰まっている。特に“西の善き魔女”シリーズが好きな人には楽しめるのではないでしょうか?

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