一女魂さんのレビュー一覧
投稿者:一女魂
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紙の本子どもの可能性を伸ばす学校、見逃す学校 一宮女子高校の学校改革にみる7つのカイゼン
2005/08/06 15:41
勉強は幸せになるためにするのです
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大学に通っている人は「学生」と呼ばれ、それは、「学問に生きる」のが目的。高校に通っている人は「生徒」と呼ばれ、生徒は何かというと「生きる徒」。つまり、徒という字は志という意味で、「生きる志を見つける」のが生徒である。「生きる志」という言葉をもう少しわかりやすくすると、生きる目的を見つけることであり、いわば「どう生きていけば幸せになれるのか?」となる。それを追求するのが「生徒」・・・。ふだん何気なく使っている言葉に潜んでいる深い意味。自分の不勉強さを痛感するとともに、物事のひとつひとつの意味を考え、日々生活していくことの大切さを本書から学びました。
教育の現場で常に生徒と向き合ってきた著者だからわかる、本当に子どものことを考えた学校とは何か?本書によってその答えが見つかります。「どう生きていけば幸せになれるのか?」を根底とした著者の教育哲学と高校における女子教育の実践記録が豊富に詰まった本書は、学校のトップの方、教育関係者のみならず、子を持つ親、人と関わっているすべての人に是非読んでいただきたい書です。教育に携わる人にとって本書は、最高のバイブルとなるでしょう。
今日から私のモットーも「よくあきらめて、よく立ち直る」になりました。
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