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seikoMTDさんのレビュー一覧

投稿者:seikoMTD

2 件中 1 件~ 2 件を表示

暗夜行路

2005/10/13 20:00

読後のしみじみとした爽快感はさすが

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

志賀直哉唯一の長編だが、正直4分の3くらいまでは読み進むのに忍耐が必要だった。しかし、読み終えてみると、その部分の必要性もわかる。辛いことや苦しいことが重なってもそれを乗り越えてゆく気の持ち方や考え方を学ぶことができた。主人公時任謙作と妻直子の香り高い恋愛小説であるとともに、大山や尾道の自然描写の見事さも圧巻であり、更に主人公の思考観念における成長についても簡潔で気高い表現を味わうことができる。

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紙の本王家の風日

2005/08/11 20:35

高校の漢文授業とは違う紂王のイメージ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

古代中国において商から周へ革命によって王家が移り変わる話だ。商の最後を飾る帝は暴君の誉れ高い「紂王(=受王)」である。しかし、確かに残虐な刑を編み出したり奇抜な臣下への対応をする王ではあるが、著者の筆にかかるとその思考の流れは極めて人間的であり、また、名臣といわれた箕子や干子を従え、最後まで受王の商が滅びることになるとは思えない展開の中で、太公望の遠大な画策により突然滅び去ってしまう。作品としては前段がどうも読んでいてモタモタしている感じであるが、受王が帝位に即してからは手に汗にぎる展開が待っている。それにしても、高校の漢文で学習する紂王のイメージと違い、帝としてそれなりの活動を続けていく中で、権謀術数に巻き込まれ討たれてしまう悲劇の王として描かれているのが印象的だった。

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