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フュラーさんのレビュー一覧

投稿者:フュラー

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紙の本魔法ファンタジーの世界

2006/07/09 21:00

内容自体は良い、しかし著者の考えが……。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、ファンタジーの不思議な魅力の秘密と罠について本書は述べている。また、ファンタジーの評論、そのルーツであるヨーロッパの伝説などについても語っている。ファンタジーと言っても、古典的な海外児童文学がその主であり、特に「指輪物語」、「ナルニア国物語」、「ゲド戦記」については深く書かれている。不思議なことに、今日のファンタジーブームの最前線を走っていると思われる、「ハリーポッター」については何も語られていないのだが。
本の初めから、著者は、ファンタジー、特に魔法ファンタジーには危険な罠が潜んでいる、と言う。私はこの著者の言っている、ヴィジュアルなメディアによるファンタジーの危険について、一部共感できる。確かに、最近、「行き過ぎ」なものがあると思うからだ。著者が言うように、ファンタジーにはわかりやすい、「良い悪い」を判断する尺度がなく、世の中には、最近ファンタジーが多く出ている。「こらしめ」や「しかえし」を正当化する魔法や、グロテスクで、血みどろな魔法。そんなものが多いのかも知れない。 けれど私は、著者が言っていることは、少し硬すぎではないのか、と思うのである。なぜなら、私はファンタジーというジャンルの「自由さ」に惹かれた人間の一人だからだ。作者が言っている、「良質な」ファンタジー(指輪物語、ナルニア国物語、ゲド戦記のようなもの)も私はあまり多くはないが読む。そしてそれを読んで、これは良いなと思うし、面白かったとも思う。ゲド戦記などは、世界観の細やかさに感動を覚えた。けれど、こんな本ばかり読んでいて楽しいかというと、楽しくない。私自身が多読に近い本の読み方をしているからかもしれないが、型にはまった、きっちりした本ばかり読んでも面白くないのではないかと思う。というより、このような本ばかり薦められては、だが。
著者は本書の中で、サラリとではあるがライトノベルを否定している。楽しむ為だけに本を読むなんて、と言う考えだ。本を読む理由の一つは楽しむ為だと私は考えているので、こう言われると反感を覚えずにはいられない。
もっと、自由に本を薦めればいいのに、と私は思う。確かに、「本を薦める側」からしてみれば、きっちり、かっちりとした本を薦めたいのだろう。しかし、「本を読む側」から見れば、もっと幅広く、もっと自由な範囲の本を読みたい。
私はこの本の、丁寧な、ファンタジー作品に対する評論、そのルーツを探っているところは良く、評価すべきだと思う。しかし、著者の凝り固まった考えには、多少の反感がある。一読、サラリと読む価値は十分にある本だと思うが。

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