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どんさんのレビュー一覧

投稿者:どん

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本藍の空、雪の島

2006/02/16 12:06

プライオリティ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この小説は不思議な感じです。童話のようで童話でない。フィクションのようでフィクションでない。重たいようで、重くない。読み方、考え方によっていろいろな解釈ができる。
カンボジアで裕福に暮らしていたワンディ一家に、政変に伴う苦難の時期が襲う。それまで、ごくごく普通に生活していた人々が、その日の食事や寝泊りにも事欠く状況に突然追いやられる。そんな中、ワンディ家族は幼い弟のやりきれない死、大切な友との別れ、極限状態での人との繋がりや人の脆さ等を痛みを持って経験しながら、夢の理想郷イープンを目指して幾多の困難を乗り越えながらいくつもの国境を越えていく。
イープンにきて、裕福ではないけれど安穏な日常を過ごしていくうちに、ワンディの中には小さいころから心の隅にあった異国に対する違和感が、あることをきっかけに大きく膨らんでいった。そして彼は自分の生まれた国へ足を向ける。ワンディのお父さんにとっては、家族が生き延びる為には国を捨て、イープンに行くことが一番であると考えたのでしょう。だからあの国に行こうとする息子の心が理解できない。
彼の父親には、生きる為のプライオリティがイープンだった。しかし、平和な時に慣れたワンディには、生きていかなくてはならないという切羽詰った状況が風化して、夢や理想が表面化してきた。
様々な現代的要素がさりげなくちりばめられていて興味深かった。
さらっと流せるようで心のどこかに引っかかる、そんな小説でした。

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