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  3. 朝光さんのレビュー一覧

朝光さんのレビュー一覧

投稿者:朝光

139 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本納得の英文法教室

2012/03/24 23:16

20年前にこの本に出会えていたらよかったのに。

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高校の通信簿で10段階の3を取ってから、ずっと英語は
苦手と思ってきました。

なるべくなら、あまり近づきたくない領域という気持ち。
しかし、会社でTOEIC受験が義務付けられてしまい、
20年ぶりに受験するハメになってしまいました。

ちょうど、家の高校生向けに妻がこの本を買ってきたの
で、ちょっと横取りして読んで見たら、
 「エッ 英文法ってこんなにシンプルだったの?」
というオドロキ。

自分のノートにこの本のポイントと思う所だけをメモし
てみたら、たった7ページで収まってしまいました。

言葉は日本語でも英語でも、「ある感情の上で」単語や、
言い方が選んで使われています。
英語も細かいルールを気にするのではなく、その下に流
れている大きな原則を見ていくことが大事とのこと。

”覚える”のではなく、”納得の英文法”というこの本の
表題はそういう考えでつけれらています。

今までは、苦手な勉強領域であった「英語」が、この本
に出会ってからは、まるで親しみのあるお隣さんの言葉
というような親しみを感じるようになりました。

今の学生は、こういう授業を受けられているのなら幸せ
だと思います。そういう授業を受けられなかった中高年
の方にぜひ手にとってもらいたい一冊です。

私のTOEIC対策勉強の理解度も随分あがりました。

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身近な人体の不思議!

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ダイエット本のノリで読んでみたら、驚きました。
著者は中年男性ですが、1年の間、少食で暮らすと
自分の身体がどうなるかを実験した記録です。
通常の男性の基礎代謝は2500Kカロリーとの事です
が、彼は平均1000Kカロリー/日で暮らしています。

定期的に、健康診断してもらいながら、体重や体脂肪
の変化、自分の体調の感じ方の変化を追っています。
健康診断の医師からは、そんな無謀な実験は死んでしま
うと警告されるのですが、1年終えて、体調は過去ない
ぐらい良好になったとのこと。

その記録を元に、免疫学で有名な安保医師のコメント
が掲載されています。それが私にとっては驚愕でした。

 栄養学でいうカロリーというのは、化学反応によるエ
ネルギーしか考えていない。しかし、代謝のエネルギー
はそれ以外にもある。

人間の代謝エネルギーの発生には、解糖系という仕組み
とミトコンドリアによる物の2つがあり、解糖系は化学
反応だが、ミトコンドリアの方は電子伝達系でより膨大
なエネルギーを作れる。電子伝達系はカリウム40という
微量放射物質で活性化するので、いわば原子炉のような
もの。

今回の少食で、著者の身体が解糖系からミトコンドリア
系に体質変化したとのこと。ミトコンドリア系になれば
一日に野菜や青汁を少しだけでも健康に生きてゆける。
とのこと。

ミトコンドリアの働きについては、最近の知見が入って
いるようですが、まだまだ常識とは違う世界が身近に
広がっていることに驚きました。

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これからオバマ氏が何を目指してゆくのかが分かる

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1年前に書かれた本ですが、今週のオバマ氏当選が
一体どういう背景で起こったのかが良く分かります。

日本の我々もうすうす気がついている”金持ちの為
の政治”が、アメリカでは何時、どの様にして始ま
ったのか。

金持ち層(保守派ムーブメント)は共和党内で影響
力を伸ばし、レーガン、ブッシュなど政権を取って
金持ち優遇策を次々と進めて来た。

政治での勢力を得るには、どうしたのか?
それは、南部白人の人種差別意識を上手く取り込ん
で票に結びつけたという事。

元々、奴隷解放をしたリンカーンは共和党なので、
南部白人は共和党キライだったが、それを徐徐に
取り込んでいった。
又、「グローバルスタンダード」という言葉で、格差
社会はあがない難い時代の流れの様に世界を演出
したとのこと。


目的の為には手段を選ばないというやり方は、ブッ
シュとゴアのフロリダ選挙の騒動などをつい思い出
してしまう。

ただ最近のアメリカでは、さすがにその行き過ぎに
人々が怒りを持ち出しているのだろう、つい先日も
金融企業のCEO達の超高額報酬などを許したまま
での税金投入はNoと議会(国民)が突きつけたり
した事は記憶に新しい。

今週のオバマ氏当選での市民の様子をTVで見ると、
黒人は皆 涙を流して喜んでいた。「黒人でも、ラップ
歌手やスポーツ選手だけでなく、大統領にもなれる
んだ!」と少女が叫んでいたことが私には印象的だ
った。人種差別の力が逆に生んだ大統領だった。

著者のクレーグマン氏の主張は、戦前のアメリカは
今以上の格差社会だった。それを、ルーズベルト
大統領がニューディール政策と戦時下統制で数年
で格差の少ない中流社会国家に変えた。そして、
戦後の中流社会時期は、今を含めた格差社会時期
よりも、経済、国民の生活、政治とも上手く機能
していた事を数字で示している。

保守派ムーブメントはそれを”小さな政府”とい
う聞こえの良い言い方で崩していった。

クレーグマン氏はオバマ氏のブレーンの一人との
ことなので、今後のオバマ氏の政策の方向と課題
がこの本から読み取れるのではないかと思います。

今、ぜひ一読をお薦めしたい一冊です。

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日本の軍国化が気になる人や、改憲派の人にも読んでもらいたい。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

毎日の新聞やニュースを見て、日本が軍国化に進んで行ってしまうのではないかと不安を感じていました。又、暮らしや将来が不安に満ちた国になってきていると感じていました。

この本に出会って、なぜ政財界がこういう方向に強烈に持って行こうとしているのか? 日本は今までどういう特長のある国で、それが どんな方向に曲げられようとしているのかがスッキリ理解できた気がします。

私にとっては、本当に痒い所を掻いてくれました。

憲法9条に関しては、今 国民の一人一人が自分の意志としてどうしたいのかを、ハッキリ決めて行く事が必要な時期になってきたと思います。

9条 改定賛成の人も反対の人もお互いの考えを真剣に聞いてその上で決めるという事が必要でしょう。
この本はぜひ沢山の人に読んでもらいたいと思いました。

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紙の本シュリーマン旅行記清国・日本

2006/09/07 22:33

異文化を認める地球市民の視点。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

トロイアの発掘で有名なシュリーマンが、幕末の日本を訪れていました。その旅行記です。最初に中国で万里の長城を見、その後に横浜、江戸に訪れます。
日本を訪れる気持ちの部分を抜粋すると、「これまで方々の国でいろいろな旅行者に出会ったが、彼らはみな感激しきった面持ちで日本について語ってくれた。私はかねてから、この国を訪れたいという思いに身を焦がしていたのである。」とのこと。
来日してからの彼の目は、温かい好奇心にあふれています。彼から見て、日本人の生活は欧州人の生活と余りに違うので驚くのですが、自分の生活感性から判断するのではなく、異文化として良い所を積極的に認めるという事をします。
例えば畳の部屋で食事も寝室も兼ねている生活を見て、「日本に来て私は、ヨーロッパで必要不可欠だとみなされていたものの大部分は、もともとあったものではなく、文明がつくりだしたものであることに気がついた。寝室を満たしている豪華な家具調度など、ちっとも必要ではないし、それらが便利だと思うのはただ慣れ親しんでいるからにすぎないこと、それらぬきでもじゅうぶんやっていけるのだとわかったのである。もし正座に慣れたら、つまり椅子やテーブル、長椅子、あるいはベッドとして、この美しいござ(畳のこと)を用いることに慣れることができたら、今と同じくらい快適に生活できるだろう。」という様に書いています。
最近、文明の衝突という言葉を聞きますが、シュリーマンは“欧州人”としての視点ではなく、“地球人”としての視点を持つすばらしい人だと感じました。

外国の旅行者が日本を褒めたのは、「 美しく、清潔で、腐敗していない礼儀正しい異文化、気持ちの良い外国。」という事でしょう。しかし、日本人側からの視線はアクマデモ異質なお客さんが来たというもの。そういう点で、昔も今も日本人の基本の気質は変わっていないのではと思います。
シュリーマンは日本は物質文明という意味では文明国であるが、精神文明という意味では宗教性を含めて文明化されていないと考えました。
色々 考えさせられます。
最後に、この本は大変に読みやすく愉快な本です。

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紙の本ターザン

2007/11/11 19:45

こんなに面白い話だったのか!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ターザン」という名前はあまりに有名。
昔 TV番組で海外のドラマを見た記憶がうっすらとあります。又、ジャングルの王者 ターちゃん で、とても親近感を持ったりしていました。   
なんとなく、”動物の楽園を守る頼れるヤツ+ジェーンが大好きな純情な男”という娯楽イメージですね。

たまたま原本と読んで見て、とてもスリルとサスペンスに満ちて、さらに、文明と愛、人間の苦悩を見事に描いた本格作品だと知ってとても驚きました。私の印象としては、モンテ クリスト伯 に近い面白さと読み応えです。

あえて筋は書きませんが、今まで思っていた娯楽ターザンのイメージを見事に超えています。

皆に忘れられている血沸き肉踊る古典(表現が古い!)なのでしょうか?

良質の 冒険小説を読みたい人にぜひ、お薦めです。
決して古くありません。


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人情の豊かな世界を生きる

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

テレビ番組で人気のDr.コトーのモデルの医師の実話日記です。
効率や目前の成果のみを追い求める生活とは違う生き方で、とても惹かれます。

テレビやマンガよりも。現実の姿はもっと魅力的です。
コツコツと積み上げてゆく苦労、島の人達の心の動き、離島医療の限界による
悔しさ。一つ一つがとてもリアルです。

そして何よりも良いのが、”この生き方を”、”この島の人達を”大好きだと
いう事が伝わってくることです。

独立開業を目指していた実力派の医師が、離島医療に生き方の舵を切りました。
自分の欲を中心にした競争型生活から、信頼しあい、頼られ、感謝しあう共生
型生活への転進と見ることができると思います。

今の世の中、とかく競争型の生き方に流されてゆきますが、こういう共生型生活
は、人間としてより充実した生き方と感じます。苦労は多いでしょうが。

きっと、離島という地理的条件や医師という身分が必須なのではなく、都市
の一般の生活の中でもこういう生き方を心がければ場を見つけられるのではない
でしょうか?

グローバルスタンダードという掛け声で、競争社会が正しい社会の様な風潮の
日本ですが、人間同士でふれあう暖かみの部分をもっと重要視したいものです。

読んで爽快感が残る、お薦めの1冊です。

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英文メールや会話が下手だと悩む私にとって、救世主の様な本です。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ヒアリングやリーディングはそこそこだけど、仕事で英語メールを書いたり話しをしたりする事に自信を持てずに悩んでいた私にとって、この本に出会った事は本当にラッキーでした。
世の中には、英会話や英文法、単語やTOEIC対策の本などが沢山あります。しかし、実際に英語で話しをしたり、メールを書こうとすると頭が真っ白になってしまう現在の私にとって、“本当に役に立つ”そして、“これなら私でも出来る“と感じた内容の本です。
英語を流暢に話す事を狙うのではなく、中学程度の英語を使って“とにかく内容を相手伝える”為のやり方を教えてくれます。
そのポイントは、伝えたい内容を英語表現がしやすい日本語にまず直して考えて、それを英語化するという事。
日常使っている日本語の文章は、そのままでは英語化できなくて当り前という事を教えてくれます。ですから、それを英語化し易い日本語にまず直してしまうのです。
日本語表現では、知らず知らずに色々なニュアンスを込めていますが、それを本当に伝えたい事に絞ってあらわすのです。それから先は中学英語で十分です。
英語化しやすい日本語に直すための5つのポイントを例を出しながら分かり易く説明してくれます。
例えば、ポイントの2番目は「事実と心情を区別する」ですが、出来るだけ“なぜならば”という言葉を意識して日本文を考えれば良いとのこと。とかく曖昧な表現にしてしまいがちな日本的発想を、具体的表現に直してしまうのです。
読んでいて、この本にある5つのポイントは英語化という事だけではなく、自分の考えを初対面の相手等にキチンと伝える為に日本人同士の間でも活用できると感じました。
長年 英語を学んだはずなのに、自分を表現できないと悩んでいる方に、特に仕事で悩んでいる方に ぜひ一読をオススメします。

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紙の本達人山を下る

2010/12/19 11:19

読んだら、なんだかスッキリ。 痛快娯楽。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

山にこもって修行してきた古武術の達人の爺さんが、
孫の失踪事件の為に40年ぶりに山を降りて、若い友
人を作りながら悪の集団を倒してゆく。

しかも、古武術の必殺技は相手を肉体的に叩きのめ
すのではなく、その人の尊厳をずたずたにしてしま
う恐ろしいもので。。。

ランボーなどのハードボイルド映画のパロディ版で
すが、40年 山こもりしていた純な感性で現代を見
た時の矛盾などが、軽いノリのストーリー展開の中
であって、どんどん指摘されてゆく痛快感もあります。

読み始めたら、最後まで止まらない。
気楽に楽しめる娯楽小説ですが、読んだ後に元気が
湧いてくる現代のおとぎ話。

正月休みに読むのにお薦めです。

映画化にも向いてそうですね。

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紙の本病気が逃げ出す生き方

2010/08/05 18:52

青汁1杯の食生活でも健康に生きられる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

体温を上げて免疫を高めることを説いている事で有名
な二人の医師のお話です。
免疫力が上がると、病気にどういう効果があるのか、
免疫力を上げる簡単な方法は、、という話が沢山載っ
ており、健康に興味のある人にお薦めの一冊です。


その中で、驚いた話が載っていました。1日80Kカロリ
ーで健康な人が大阪におられるとのこと。
青汁1杯の食生活。

腸内細菌が増え、それを分解して吸収できるようにな
ればほとんど、野菜や青汁だけで生きてゆけるように
なるとのこと。

あんなに大きく育つ牛やキリンも植物だけ食べて大き
くなるのは同じ理由とのこと。
人間も本来は草食動物に近いのだから同じような生き
方が可能らしい。

西洋医学とは違う、新しい生物医学的な分野がちょう
ど幕開けしつつある時代なのかなと感じました。

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紙の本走れ、ヒョンジン!

2008/04/26 20:48

「自閉症」と闘う母子の姿に感動しました

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自閉症の長男(ヒョンジン君)を、運動を通じて少しで
も一人立ちできるように教育しようと考えた母。

それ以降、強い意志でマラソンランナーに、そして、ト
ライアスロンの鉄人にまで成長させていった家族の軌跡
です。

美談や成功談ではなく、汗と涙にまみれてヒョンジン君
が自分と闘う姿、ある時は心を鬼にして立ち向かわせる
母の闘う姿、自閉症に対して無知で冷淡な社会と闘う弟
や家族の姿。

自閉症でもこんなに出来るんだという事を示す為に、自
分をさらけ出してこの本を書いた母の気持ちがあふれて
います。

自閉症の子を持つご家族の方々に読んでいただければ、
きっと元気が出てくると思いますし、広く一般でも読ん
でいただきたい本と思いました。

尚、拉致被害者の蓮池薫さんによる翻訳は素晴らしく、
どんどん引き込まれて一日で読み切ってしまいました。

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肩がこらなくて、ためになります。電車の中で読むなどにピッタリの本。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

落語家 & 医学博士・クリニック院長の立川らく朝さんが、落語のノリで
健康に関する医学情報を説明する本です。

「血液さらさら」等、テレビの健康番組で耳学問的に色々聞きかじるこ
とが多いですが、医学的にはどういう事を言っているのか、この本を読
んで初めて正しく分かりました。

身近に良く聞く病気と、その起こるメカニズム・予防方法をオモシロ、
可笑しく解き明かしてくれます。

健康に関する色々な事柄が、理路整然と分かります。

現在の健康・病気の常識を知るには、本当に最適な1冊と思います。

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紙の本幕末日本探訪記 江戸と北京

2006/09/02 11:40

日本は“緑豊かな美しい国”

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は、中国からインドへ茶を移植して英国の紅茶文化を創った英国の敏腕プラント(植物)ハンター。彼が未知の美しく、有用な植物を求めて幕末の日本を1年にわたり2度訪れた時の見聞録です。
役人や政治家、軍人とは違い、自然科学者の目で、色眼鏡のかかっていない率直な感想が綴られています。
彼が接する人々も、役人達ではなく植木屋や寺の住職、尼など町の人々で、当時の民間人のくらしの様子などがよく分かります。
英国、インド、中国などで長い経験を持つ彼が、日本で驚嘆している事がいくつかあります。具体的には、*国中が緑にあふれている事、*山谷島が多く、風光明媚な所が多い事。*町の人々もどんな貧乏な家でも花を育て愛でている事(英国では花を愛でるのは中流以上の階級)。*茶屋のもてなし等の気配りの細やかさ、快適さ。*将軍から庶民まで質素、清潔な暮らしぶりであること。*貧乏な農家などでも暗くなるのではなく、それなりに満足そうに生活している事。 などが上げられています。
もちろん、武士階級の振る舞いなどについては批判的な指摘も多くありますが、総じて、日本列島というとても恵まれた土地。欧米人とは違う感性を持つが、知的で平和的な日本人という見方がされています。
日本は非常に特徴のある国だという認識です。
この本を読んで、我々は 自然が豊富な日本という特徴(今後も温暖化で、世界でも珍しい多雨で植物に適している)、知的で平和を愛する日本人という特徴を、現在また今後の世界の中でいかに生かして行くかをもっと自覚しなければ と思いました。
世界の中での日本の特徴を再認識するには面白い1冊です。

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最新天文学では生命の素は宇宙から来た!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中高生向けのシリーズですが、最新の内容をとても分かり易く書かれているので、大人が読むのにも とても適しています。
知っている様で、あまり知らない 太陽系。
なんとなく同じ惑星兄弟なのに地球と他の星はエラクちがうなあ。と思っていましたが、それらがなぜ違うのか、太陽系惑星の出来方(なぜ、水、金、地、火の4つの内側の惑星は小さくて岩石や金属で出来ていて平均密度が高く、外側の木、土、天、海などのは大きく、リングを持ち平均密度が低く、表面がガス
なのか)がはじめて理解できました。 最近の色々な探査機で、太陽系の中を見れば見るほど新しいナゾが出てきているのだなと感じます。
天文学は、まだまだ発展途上のエキサイティングな分野とよく分かります。
驚いたのが、原始地球は高温なので生命の素が成立しない。生命の素は宇宙からきたのだ。とあまりにサラリと書いてあること。 確か、私は学校で海の中で波に揺られて生命の素が発生し、、、と習った記憶がありますが、最近の常識は全く異なってきているようです。
天文学者たちは生命の素の証拠を探しつつあり、見つかりつつあるようです。
天文学は進歩が早いので、時々 のぞいて最新常識を更新しておく必要がありそうです。
又、最新の天文写真はまるでイラスト画か、CG画のようにキレイで、想像を超えた創造のギャラりーという感じです。これらを見るだけでも楽しめます。

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紙の本気候変動の文明史

2006/05/20 11:48

地球温暖化で私達が生きている間に日本に何が起こるのか。最近の実感と良く合致していて納得するとともに気持ちが引き締まりました。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近、大雪や集中豪雨、異常な数の台風などが多いと感じませんか? 地球温暖化と言うと、“南極北極の氷が融けて未来に海面上昇につながる これからの全世界的な課題だ”位に思いがちですが、実は今後日本に具体的に何が起こって来るのかを、過去のデータから読み取る事ができるのだそうです。

著者の安田氏は、京都大学大学院の教授などをつとめられ 気候変動と人類の生活・歴史の関係を科学的に解明する「環境考古学」を確立された方とのこと。

過去に地球では氷河期をはじめ、何度も温暖化、寒冷化が起こってきましたが、その時に自然がどう影響を受けたのかを1年単位で知る事ができる新しい手段 『年縞』(湖底の年々の堆積物の縞で、そこに花粉や珪藻、鉱物や黄砂などが含まれる)やグリーンランドなどの氷に形成される『年層』が発見されました。これを用いて、気候変動の過去の動きが年単位で高精度に分析できます。
それにより、地域によって気候変動には時間差があり、地球温暖化が引き起こされる時にまっさきにその影響を被るのは、日本を含むモンスーンアジアであることが分かったとのこと。(過去の例では、温暖期の開始が、欧州やグリーンランドに比べて約500年以上も早く始まっていたらしい)
つまり、温暖化影響は、まず 我々日本人などが受けるという事になります。
又、人間や植物、動物に影響するのは、温度の高低というよりも、そこから引き起こされる湿潤化、乾燥化による事が分かってきました。乾湿の変動が植生の変動を生みマンモスの絶滅を引き起こしたり、もっと身近には人間の政治や戦争の歴史等 文明の動きに明確に影響を与えている事が分かるそうです。
今後、地球温暖化が進む中で、日本を含むアジアモンスーン地域の人々を直撃する最大の災害は、乾燥化ではなく“大暴風雨と大洪水(冬の豪雪も含む)”とのこと。
本書は一昨年に発刊された本ですが、昨年冬の大豪雪や大型台風には、まさにその影響が始まりつつあるのではないかと感じました。
世界では乾燥化・砂漠化が進む地域が多くなりますが、安田氏は日本は「森を大事にする環境国家」として進めれば、世界でもめずらしい「森と水の大国」になる可能性が高いと指摘しています。
ぼんやりと地球温暖化は世界テーマなどと思っていないで、我々 日本人は何をどうして行けばよいのかを自らの問題として具体的に考え始めなければいけないと感じます。 身近な所では、これからどんな所に
住んだら良いのかなどなど、、からかな。
私は読んで、過去のデータからこんな事が読み取れるのかと大変に驚かされました。
又、世界史的に“寒冷期には覇権主義国家が台頭する”、“温暖期には女性が元気になる”、大化の改新や中世の魔女狩りと気候の関係なども新鮮な切り口です。
非常に易しい表現で書かれていますので、文系の人や中高生の人にもオススメしたいと思いました。

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