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matsuさんのレビュー一覧

投稿者:matsu

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編集者より本の紹介

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現在、全国各地でサルやシカ、クマなど野生動物による農業被害が深刻化しています。これまでおもに農業や動物学関係者が対策を議論してきましたが、そこへ社会学の立場から一石を投じるのが本書です。なぜ社会学か。それは、現在の獣害が、人間と自然の関係が変化したために起こった問題だからです。多くの環境問題と同様に、獣害問題とは人間自身の問題にほかならないのです。本書では、天然記念物に指定された青森県脇野沢の〈北限のサル〉を事例に、公式の文書では抜け落ちてしまうような地元の人々とサルとの多様な関わりをていねいに紐解き、そこに解決の鍵を探ります。全国の農山村が抱える悩みにひとつの解答を与えようとする意欲的な労作です。

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編集者より本の紹介

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

京都にある総合地球環境学研究所の所長、日高敏隆氏と、同研究所のオアシスプロジェクトのリーダー、中尾正義氏の編になる「地球研叢書」の第3弾です。
ユーラシア大陸の地図を広げれば、そのほぼ真ん中にタクラマカン砂漠が広がっているのがわかります。日本列島の面積の90パーセントにもなる巨大なこの砂漠を、古代の道シルクロードがはるばる辿るのですが、玄奘三蔵が中国からインドに旅したときも、シルクロードはこんなに砂漠ばかりだったのでしょうか?
本書の第1章「昔、タクラマカン砂漠は緑だった……?」にあるとおり、シルクロードをめぐる遺跡調査からわかってきたことは、かつてそこには緑豊かなオアシスがあったということです。しかし、そのオアシスは滅びました。水が失われたからです。第2章「来る水、行く水——オアシスをめぐる水の循環」では、オアシスを潤す水がどのように循環しているのか、現在どのような状況にあるのかを、タクラマカン砂漠南縁にそびえる祁連山脈の氷河との関係から解き明かします。そして第3章「オアシスの盛衰と現代の水問題」では、水の利用をめぐってオアシス都市の盛衰が繰り返されてきた歴史が明らかにされます。翻って第4章「砂漠化は地球環境に何をもたらすのか?」では、砂漠からもたらされる黄砂現象が、地球上の物質循環に与える多面的な意味を考えます。そして最後の第5章「シルクロードから消えた水と世界水危機」において、ユーラシア中央部で深刻化する水問題が、90年代後半以降喧伝される「世界水危機」のなかで、どのように位置づけられるのかを考えます。またコラム「心の水を考える」では、水をめぐる信仰から人びとが水に寄せる思いを読み取ろうと試みています。
「歴史は繰り返す」といわれます。しかし、私たちは歴史から学ぶこともできるのです。シルクロード周辺のオアシスの盛衰の歴史から私たちは何を学び取るのか、それこそが現在直面する世界的な水問題への解決の鍵と信じて本書は編まれました。

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