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としあきさんのレビュー一覧

投稿者:としあき

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一部の偏った主観を押し付ける解説に唖然…

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

イミダスは何度か買っていましたが、今回イミダス2007と一緒に初めて本書も買いました。
現代と言うだけあって最新のキーワードが、お堅いものからえっ?と思うくらいサブカル的なものまで広汎に収録されており、楽しみながら自分の知識の幅を広げる事ができると思います。
しかし、タイトルの通り一部の解説がビックリするぐらい自分の意見を押し付ける主観的な論調で、これには閉口というか、唖然とさせられ、本書全体に対するイメージも大きく変わりました。
例えば「拉致問題」の項目では、拉致問題に熱心に取り組んでいる人々は北朝鮮脅威論をあおり立てる憲法改正論者である、といった調子です。
私が極端に曲解して書いていると思われるかもしれませんが、大変残念ながらほぼ原文のままです。
これでは何十年も苦しみながらもなお問題解決に向けて日々努力している拉致被害者の心情や、自国民の生命・財産を守るために拉致問題に尽力している関係者に対して、大変失礼ではないかと驚きました。
「テロとの戦い」という項目の冒頭では「愛国心をあおるキャッチフレーズ。」と断言。
「ぷちナショナリズム」という項目では、いつのまにか小泉批判の自説が繰り広げられています。
これらの項目の著者の思想は大変よく理解できましたが、己の思想に偏らず、左右のバランス、両者の功罪を包括した解説をする事が、プロとして必要ではないでしょうか?
安易な「ぷちナショナリズム」と「アンチぷちナショナリズム」の不毛な争いを、まさか本書でも見ることになるとは思いませんでした。

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