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先月(2017年6月)

KCさんのレビュー一覧

投稿者:KC

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本くらのかみ

2003/08/20 18:24

「子ども」にも「おとな」にも読んで欲しい一冊です。

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 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための—」と銘打たれた「ミステリーランド」第一回配本のうちの一冊で、作者久々の新刊です。
 既にいい「おとな」になってしまっている私も、小学校の図書館に並んでいた江戸川乱歩の『少年探偵団』ものや『ルパン』シリーズに夢中だったあの頃の胸のときめきが甦ってくるような感覚をおぼえつつ読み終えました。
 自分が子どもの頃に読んでいたらきっとハマっていたでしょうし、(今は居ないですが)自分の子どもにもぜひ読ませてあげたいと思える本です。ずっと本棚に置いておきたくなるくらい造本も素敵で、久しぶりに「本」という存在そのものの良さを実感しました。

 本文の漢字にはルビがふってあったり、子どもにも読みやすい配慮がなされていますが、内容はなかなか凝ったもの。山あいに建つ旧家とその一族による相続問題、「行者殺し」なる因習めいた言い伝え、アリバイ調べに館の見取り図などなど、本格っぽい道具立て満載。おまけに座敷童子(!)なんかも登場し、謎解きの過程も含めてミステリ好きには文句なしに楽しい一冊です。

 また、若干本筋とは違う読み方なのかもしれませんが、作者の「子ども」と「おとな」に関する想いが随所に見うけられ、とくに、「子ども」の力を何より信じている点が全編を通じて感じられました。昨今の、子どもたちのことをまるで信用しないかのような風潮にうんざりしていただけに、なんだか明るい気分にもなりました。

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