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先月(2017年6月)

編書房 國岡克知子さんのレビュー一覧

投稿者:編書房 國岡克知子

3 件中 1 件~ 3 件を表示

コンパクトで濃い内容の街道ガイド

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街道についての本はけっこう出版されているが、一般向けとなると、東海道や中山道や熊野古道などの有名なものか、地域ごとにまとめたもので、一冊で全国にある有名無名の街道についてこの本ほどたくさん記したものは出ていない。その意味で、この本は大変重宝で、お買い得の本である。タイトルに五五の街道、本文では二百以上の街道について書かれている。コンパクトな本でありながら情報量は多い。
ひとつの街道の一地点につき、見開き二ページで構成されていて、ジャスト百ヵ所を写真一、二点と下段の文章で説明してある。項目ごとのタイトルがそのまま写真のキャプションを兼ねている。
一項目の文章量はそれほど多くはないが、全体を読むと、街道というものの意義や歴史がよくわかり、街道に関わる諸制度やいろいろな事物について知識が得られる。街道全般に関する蘊蓄と情報の豊かさが、本書の第二の特色である。
そして本書が、たんなる街道ガイドブックと違うもっとも大きな特色は、一つ一つの街道や場所について、明確なテーマを持って書かれているということ。コースや街道沿いにある宿場や遺構をただ連ねただけでは、街道ファン以外には面白くも何ともない。しかし、この本は奥州藤原氏や武田信玄など歴史上の人物から、また地名や街道の名前や、町並み保存のあり方、地形の戦略的意味などなど、さまざまな切り口から街道を捉えており、読み物としてもおもしろい。

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技能集団の職人技で完成したオーダーメイドの家

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 『男が一軒の家を建てるまで』は、世田谷区の閑静な住宅街で売りに出された24坪の土地に家を建てた一家の物語。家を買う、ということは人生最大の買い物であり、迷いも多い。いくつもの幸運がかさならなければ本当にいい家と出合うことはできない。

 主人公は池上靖幸さん(36歳)。職業は造園業。子供(7歳、5歳、3歳)の成長とともに住んでいたアパートが手狭となり、家探しをはじめた。マンションを買うか、土地を買い家を建てるか、建売りを買うか……。紆余曲折をへて、よい土地との出合いがあり、建築家に住宅設計を依頼し、家を完成させた。本書はその一部始終を追いかけたルポルタージュ。たった24坪の土地代金がべらぼうに高い。4650万円。しかしこの土地をどうしても買いたい理由があった。ここは池上靖幸さんの実家と地つづきでしかも角地。日当たりもよい。無理をしてでも買う価値があるという決断だった。

 設計を依頼した建築家は舟橋設計事務所。この設計事務所は北区王子に「清音閣」という、珪藻土の塗り壁に、床は無垢のパイン材、という夢のようなマンションの設計をした、すばらしく技術力のある建築事務所。池上邸は土地代が高い分、建築費は1200万円というローコストで建てることになる。家を作るにあたっての全体的なポリシーは、広い空間がほしいということ。したがって一階の寝室も二階のリビングダイニングも間仕切りなしのワンルームに仕上げて建築費を安く抑えている。しかし決して安普請ではない。無垢のパイン材をふんだんに使った床や工夫された壁、床暖房も入り、窓もアルミサッシではなく大工仕事での本格的なもの。これを支えた工務店、大工さん、給排水工事業者など、どの業者も一流の腕を持つ技能集団。しかも採算度外視でいい仕事をしたい、という男たち。これを読むと、本書の本当の主人公は建築家を中心に集合したこの男たちなのではないか、という気がしてくる。男たちの腕と頭脳と心意気で出来上がった池上家。このようなラッキーな夢物語のような家づくりはめったにないのかもしれない。

 本書の著者である川井竜介さんは「これでも終の住処を買いますか」(新潮OH!文庫)や「住まい探しでトクする人ソンする人—43人のうちあけ話」(ウエッジ)など住居に関して大変に詳しいフリーのジャナリスト。丁寧な取材と簡潔な文章、ふんだんに挿入された写真が生きている。装丁もシンプルでおしゃれ。貴重な情報も多く、家に関心のある人は刺激を受けると思う。

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『明かりが消えたそのあとで』で夏を涼しく!

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 子どもたちに“どんなお話を聞きたい?”と尋ねると、決まってかえってくる答えは“こわいお話!”です. この、“こわいお話を聞かせて!”という子どもの側からの願いに応えたく、この本を訳していただきました. 怖い話にもいろいろあることを知り、怖い話を見つける手引きにしてください. そして、ぜひ子どもたちに語ってあげてください. この本にあげた20のお話は、口に乗せやすく、そのため覚えやすい工夫がされた文体で書かれていますので、きっと語りやすいことでしょう.
 この本に載せられたお話は主にハロウィーンの時期に語られてきた話です. 日本でもハロウィーンに語る話が欲しいという声が聞かれるようになりましたが、それに応えられるお話もこの本から選ぶことができます. また、20のお話は著者のマクドナルドさんが語りに語ってその選択眼にかなったお話であり、世界各国でさまざまな類話を持つ骨格のしっかりしたお話でもあります. どうぞ大いに語ってください. (編集担当者コメント)

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