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先月(2017年2月)

APRICOTさんのレビュー一覧

投稿者:APRICOT

2 件中 1 件~ 2 件を表示

恋におちた伯母

2011/01/08 14:48

アウェイでの対決

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ペリー・メイスン・シリーズの1963年の第71作。
47歳の未亡人のロレイン伯母が、得体の知れない男と突然恋に落ちた、相手は青ひげにちがいない…と心配した姪が相談に来る。伯母さんにも恋を楽しむ権利はある…と最初は真剣に取らなかったメイスンだが、いちおう相手の男を調査すると、数々の不審な点が判明。一転して危機感を抱いたメイスンは、恋する伯母さんを”青ひげ男”から救おうと奔走するが…。
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本書はいろいろな意味で、いつもと少し違う雰囲気が楽しめる。カリフォルニア州外に出る場合、ネバダ州(ラスベガスやリノ)がほとんどだが、今回は珍しくアリゾナ州のユマまで行く。最終的な対決の場は、メキシコ国境に近いカリフォルニア州の小さな町カレクシコ。現地で人気のある野心家の検事を向こうに回し、いわば”アウェイ”で戦う事になったメイスンが、現地の若い弁護士を前面に立てるのも珍しい。
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本書で改めて感じたのは、メイスン物の敵役検事には、人好きのしない人物はいても、悪人はまずいない、という事である。たとえば、自分たちの考えた筋書きに合わない証拠を黙殺する事はしばしばするが、改竄したりはしない。フィクションの敵役ですら敢えてしない証拠改竄を、日本の現実世界の検事が本当にやってしまうのだから、信じられないし、実に嘆かわしいと思う。

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モルダウの黒い流れ

2005/04/27 00:09

ウェンツェスラスの夜

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

舞台は東西冷戦時代。主人公のニコラス・ホウィッスラーは24歳、チェコスロヴァキア生まれのイギリス人。いずれは共同経営者に…という当てにならない約束を頼みに、かつて父親が所有していた小さな事務所で、薄給で半端仕事をしている。一方、カナダに住む金持ちの叔父が、いつか遺産を残してくれるものと当てにしている。そんな状況につけこまれて、弁護士と称する男に罠にかけられ、“ごく簡単な仕事”のためチェコスロヴァキアに赴くよう強要される。
青春小説と巻き込まれ型のスパイ・サスペンスをブレンドした話。前半は青春小説がメインだが、くだくだしくて退屈だった。だが、後半の急転直下の逃亡劇は、まずまずの読み応えがあった。特に、冴えない青年だった主人公が、その場その場をとっさの機転で切り抜けていく様は、なかなか悪くない。ただ、エンディングがやはり冗長で、前半のつまらなさを思い出させられるのが残念。
なお、原題(Night of Wenceslas)のウェンツェスラスとは、チェコ名をヴァツラフスケ・ナメステイという、プラハの中心街の事で、主人公が後半ここで体験する大変な夜が、本書のハイライトとなる。邦題は、プラハを代表するものとして、より日本人になじみのあるモルダウ河に変えたのだろう。

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